をれ、 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
優れた音楽系作品、二人の少女が出会い意気投合し、しばらくして有名になりました(全話視ました)。
いつもと違ってw公式HPを見てから視聴開始。
全話視聴したので感想を書きます。
音楽系作品を視る度に思うのですが、演奏や楽曲がイマイチでシラケたりで、ときには、音楽要素が物語に必要なのかな、別の何かの方が合ってるんじゃ、という作品も少なくないと思います。本当に難しいなあぁぁと思います。本作では、ワタシの好みとは別モノでしたが、稀に見る高レベルな楽曲が演奏されました。でも、その分に尺を取られたのか、お話を組み立てるのが難しくなってしまったのだろうか、そんな気がしないでもないです。
お話は、前半は新人オーディションの番組をずーとやっていました。たぶん勝つことあるいは人気が出ることがテーマのようでしたが、どうもその辺には興味が持てなかったです。私は音楽には好き/嫌いの価値判断しか持たないので、人気が出る/出ないとか、売れる/売れないとかは興味の範囲外です。なので、ワタシ的にあまり楽しめませんでした。が、背景に映る泡が登ってゆく奇麗な水槽のあの装置欲しいなあとか、どうでもイイことwを考えながら視ていました。
後半は、なぜ歌うのかとか、音楽とは何なんだミタイナお話もあったと記憶しています。その辺は興味深かったです。
ラストは、当事者でありながらも、お金持ちで非移民の少女のチューズデイが、立場的に浮いていてチョット居たたまれないような気分じゃないかなと思って、気の毒な気分になりました。
この作品の物語は、優れた楽曲を米国人風のキャラが歌い、オーディションに残り、プロ・デビューして、そしていろいろな同業者たちと触れ合い、最後には政治まで動かしてしまう、だったと思います。全体的に背景が奇麗で、ボーっと視ていても十分楽しかったです。
---1話め時点の感想---
二人のメインヒロインは17歳、タイトルの通り、キャロルCV島袋美由利とチューズデイCV一ノ瀬加奈、二人は意気投合し楽曲を共作することになりました。
キャラデザはなんとなくアメリカ人ポイ雰囲気を感じます。そちらでも本作を売り込もうという意図がありそうです。作画や背景は美しく自然です。また、CVさんが歌うのではなく、英語で唄うプロのミュージシャンが演奏しているようです。なので確かに楽曲は聞き応えがあると思います。ワタシ的にあまり得意じゃない楽曲ジャンルなので良し悪しはまるで分からないですがw。でも何だか、何かを表現したい、訴えたいというヒロインたちの想いが、伝わってくる気がします。最後の場面は、綺麗な都会の夜景を背景に、二人で記念写真を撮り、二人で初めて作った曲と伴にSNSにアップしました。
上手く言い表せないのですが、一話めからシックリきて不自然さがなく、物語に引き込まれます。これは、期待が持てそうです。次週も楽しみです。(誤字訂正;21/Apr/2019)