「ARIA The AVVENIRE[アリアジアッベニーレ](アニメ映画)」

総合得点
74.4
感想・評価
264
棚に入れた
1677
ランキング
891
★★★★★ 4.3 (264)
物語
4.2
作画
4.2
声優
4.2
音楽
4.4
キャラ
4.3

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ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

その漕ぎ出した未来に…。素敵な旅をご一緒しましょう♪

2015年に劇場で公開されたOVA。

ARIAは大好きなシリーズだけど、
これを観たら最後か…と寂しくて、観れずにいた作品。

ようやく観る決心がつきました。

やっぱりARIA。
作中の時は流れても、変わらないこの空気が大好きです。

すさんだ心に温かな光が差し込む…。笑

全3話で、1時間ほどの作品です。


● ストーリー
テラフォーミングされた火星が、
水の惑星・アクアとなった未来。

ヴェネツィアを再現してアクアに築かれたネオ・ヴェネツィアでは、
ゴンドラで街を案内する“ウンディーネ”と呼ばれる職業があった。

一人前のウンディーネとなることを目指して地球からやってきた
水無灯里(みずなし あかり)は、

小さなゴンドラ会社“ARIAカンパニー”に入社し、
不思議で素敵な日々を過ごす。


時系列としては3期の後。
灯里たちがプリマとなり、後輩も入社しています。

しっかりとした?一人前のウンディーネとなった灯里たちの姿が見れたり、

練習に励む後輩たちが
かつての灯里たちのように街の不思議に奔走していたり、

回想シーン(新規エピソード)も多く、
プリマになる前、まだ街を奔走していた灯里たちにも会えたり、

たった3話だけど充実しています♪


美しい映像、心地のよい音楽、
そして変わらないアリア社長の可愛さと灯里から感じる安心感…。

私は開始4分で満足していましたww
そして1話目が終了した15分後ですでにうるうる(´;ω;`)

交わす言葉はなくても、
笑顔だけで伝わってくる素敵さ。

その温かさに涙する、これがARIAよ(´;ω;`)
ほんと、これぞ伝説的な作品だと再確認。


● キャラクター
久しぶりにARIAを見て、
灯里というキャラクターの魅力を痛いほど感じました。

灯里の周りは素敵に溢れている。

それは、灯里が素敵を見つける天才だからというより、
いろんなことを素敵だと感じられる心を持っているから。

作中のアリシアさんの言葉の通り、
灯里を見ていると体が透明に澄み渡っていくのです。

藍華(あいか)が聞いたら
「恥ずかしいセリフ禁止!」とツッコミが入りそうなセリフもたくさんw

でも灯里のそんなセリフ、
私は大好きなんですけどね♪

灯里の“お別れ”に対するセリフは、
すごくぐっときました。

{netabare}
「お別れはいつだって寂しいです。」
「でもそれはたぶん、いいことなんですよ。」
「寂しければ寂しいほど、悲しければ悲しいほど、
 それは大好きな存在だったからなんです。」
「これは一生ものだって思える、キラキラ輝き続ける愛おしい存在。」
「だから、切ない思いもまた、幸せ者の証なんですよ。」
{/netabare}

私も、ARIAとお別れを感じてももう大丈夫だと思えました。


● 音楽
ARIAの音楽はすべて大好きです。

主題歌も、挿入歌も、アテナのカンツォーネも、劇伴も、
とにかく全部大好きです。

だから、久しぶりにアニメの中で聴くことができて感無量…!

ARIAの劇伴は睡眠時に聞くとすごく心地いいのでおすすめですよw


● まとめ
これを観たらARIAとお別れだと思っていました。
最後だと思っていました。

だけど、そうじゃなかった。

いつでも振り返れば、灯里たちに会える。
変わらない思い出の日々が、そこにある。

そう気づかされた劇場版でした。

この作品の魅力を言葉で語り尽くせないのがもどかしい!
とにかく素敵にあふれた、大好きな作品です。

心が透明に染まっていくような、
心地よい時間をありがとうございました^^

投稿 : 2019/06/01
閲覧 : 392
サンキュー:

21

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