「真夜中のオカルト公務員(TVアニメ動画)」

総合得点
64.3
感想・評価
202
棚に入れた
671
ランキング
3779
★★★★☆ 3.1 (202)
物語
3.1
作画
3.0
声優
3.3
音楽
3.1
キャラ
3.0

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

瀬名 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

ごちゃ混ぜオカルト

妖などの話が好きなので、これもそうかな?と思い観てみました。

10話まで視聴。最後まで観るつもりではいますが、途中放棄してもいいくらい、言い方は悪いですがつまらなかったです。

オカルト系の案件を処理する公務員の話です。
「オカルト」と一括りにされている範囲はかなり広く、妖から悪魔まで出てきます。

妖や悪魔など、常人には見えない者達を「アナザー」と呼んでおり、主人公の宮古新はアナザー達の声が唯一聞くことができる「砂の耳」を持っている。
アナザーと会話ができるからこそ、人とアナザーの間で葛藤していくという、大筋では王道な話ですね。

正直、何がつまらないと感じるのか、うまく説明ができません。
ただ、引き込まれる魅力を私はあまり感じられなかった。

主人公は安倍晴明の血筋だから特別であり「砂の耳」でアナザーの声を聞くことができる。でもそれだけで、陰陽師っぽい力などは一切持っていません。
安倍晴明という名前が出たら、アナザーの声が聞ける以外にも、もっと何か力があるのかなと少しは期待してしまうと思うのですが、本当にただ声が聞けるだけ。

大して感動する要素もなく、この物語を通して一体何を伝えたいのかがわからない。
ぼんやりと、ただ物語が進んでいくのを見せられている感。

オカルト事象を公務員が解決する、という一風変わった設定をやりたかっただけなのではないだろうか。と邪推してしまう。
設定がろくに生きていない。
神やら悪魔やら天使やらまで色々出てきすぎて、世界観のまとまりもない。
アステカ神話に出てくる神だというキャラが悪魔に加担したり、妖に恩を売ろうとしていたり、人ならざるものの序列さえ曖昧で、いろんな種族(?)を出しときゃいいだろ理論の雑味が否めない。
どこかで見たような設定をいいとこ取りして置き換えただけのような感じさえする。

キャラの魅力も微妙でした。
作画はちょくちょく崩壊気味。

OPはボカロみたいな曲で、歌は主人公役の福山潤さん。
なんか最近、声優が歌っている作品ばかり観ている気がするw

酷評して申し訳ないです。
原作はあすかコミック。なんか、なるほど…と思ってしまった。
原作は現在も連載中だそう。
アニメとどのくらい同じで違うのか、原作未読なのでわかりませんが、原作だともっと面白いのかもしれないです。

投稿 : 2019/06/20
閲覧 : 303
サンキュー:

2

真夜中のオカルト公務員のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
真夜中のオカルト公務員のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

瀬名が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ