「四月一日さん家の(TVアニメ動画)」

総合得点
64.9
感想・評価
29
棚に入れた
103
ランキング
3472
★★★★☆ 3.3 (29)
物語
3.3
作画
3.2
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.4

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Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バーチャルYouTuberたちのシチュエーションコメディ

最近、YouTuberが大活躍ですね。
新年早々放送された「NHKバーチャルのど自慢」を皮切りに、2019年冬アニメでは「バーチャルさんはみている」が放送され、春アニメでは、とうとうYouTuberがテレビドラマに出演するという…

私は普段YouTubeを殆ど見ないので、どんな世界が繰り広げられているかは正直良く分かりません。
強いて言うなら、HIMEHINAの歌とダンスに魅せられてファンになったくらい…
だから、本作品に登場するYouTuberも今回お初にお目にかかった…と思っていましたが、「ときのそら」は、「NHKのど自慢」と「バーチャルさんはみている」にも出演されていたそうです。
最近、物忘れが激しくなったのかな…^^;
物語的には割と面白かった…と思います。


出演は、ときのそら、猿楽町双葉(新人)、響木アオの
個性もキャリアも異なるバーチャルYouTuber 3名です。
彼女たちが、東京下町の一軒家に住む四月一日三姉妹役に挑戦。
両親を亡くした三姉妹のハートウォーミングでたまに切ない、
笑いに満ちた日常を描いた作品をお贈りします。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

長女、四月一日一花役を演じたのが「ときのそら」
次女、四月一日二葉役を演じたのが「猿楽町双葉」
三女、四月一日三樹役を演じたのが「響木アオ」

次女役は新人だそうですが、長女役と三女役を演じた二人は、それぞれ独自に活動を展開しており、wikiも作られていました。

今回完走して振り返ってみると、キャラ全体ではなくキャラを構成している
パーツに違和感があったように思います。
例えば拍手…アニメでは人間の仕草同様に描かれていますが、拍手の時に両手がパチンと重ならないんです。
それに、手の格好がずっと一緒だったのも気になりました。

これが技術的問題なのか、作品の演出なのかは分かりません。
でも、どうせ拍手するならちゃんと手と手は重ねて欲しかったです。
それに、関節にももう少し柔軟性が欲しいと思いました。
それでも3姉妹は可愛らしかったですけどね。

普通、兄弟ならどこかしら共通点があると思いますが、
この3人は生まれも育ちもまったく違うので、誰推しで見るか…でも評価の変わる作品だと思いました。

長女は不思議系…
三女は凝り性…
一番普通なのは次女ですが、誰を推すかは好みの分かれるところだと思います。
私は長女推しだったかなぁ…何せ声優さんですので。
今後の活躍も含めて期待したいのと、あのくらいの不思議さだったら十分ついていけると思ったから…

一方、物語の方は、笑いあり、涙ありとINTRODUCTIONに記載されている通りです。
個人的には、最終話の「四月一日さん家の最後の晩餐」が一番好きだったかな…
3姉妹がこれまでの生活をどの様に思っていたのか…
普段は口に出しませんが、お互いをどれほど大切に思っていたのか…
手に取るように分かるんです。
ガチンコで泣かせにくる作品ではありませんし、展開も容易に想像できるのですが、じんわり心に広がる切なさに胸が熱くなりました。

ただ、物語のラスト…3人でいつものヤツを練習していましたよね。
そもそもそんな展開になる筈じゃなかったんじゃ…
ここまで積み上げてきた次女の決意を返せ、ってクレームが飛んできそうですけど…

オープニングテーマは、chelmicoさんの「switch」
エンディングテーマは、SILENT SIRENさんの「四月の風」

1クール全12話の物語でした
「あにこれ」の棚に入るテレビドラマ作品…珍しいと思います。
きっと、まだまだYouTuberの活躍の場が増えていくんでしょうね。
制作スタッフには、テレビや映画で活躍する一流の面々が集結して作った作品と公式HPに書いてありました。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

投稿 : 2019/07/21
閲覧 : 261
サンキュー:

10

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