「言の葉の庭(アニメ映画)」

総合得点
85.8
感想・評価
1993
棚に入れた
9498
ランキング
214
★★★★★ 4.1 (1993)
物語
3.9
作画
4.6
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
3.8

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ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

え?終わり?

視聴前 どういう

視聴後 あぁ

この話はとある教師とサボってしまった学生の話
ジャンルは恋愛・学生・教師
本作は恋愛メインです。新海誠は思春期特有の心の葛藤や悩みなどを表現することが多いのですが、本作はもろに葛藤や悩みを題材にしています。
物語は正直面白いとは思えませんでした。新海誠作品特有の遅いテンポの「儚い現実味を帯びた物語」も今回は展開されますが、やはり何も面白くありません。序盤の導入や中盤の盛り上がり、ラストシーンでの着地どれも中途半端に勢いがついてるだけなので全体的にみるとやはり薄いような印象をもちます。作品を通して何は言いたいかわからなかったし。
本作品は作画と音楽で無理やり壮大っぽくしてるだけの印象です。内容が面白ければ「音楽と作画が合致していて素晴らしい作品だ!」と胸をはっていえるのでしょうが、まぁ無理があります。もしかしたら私の理解の及ばない深い世界があるのかもしれませんが私には音楽と作画でごまかしてる感があり、作品の印象自体が悪いです。
まぁ良いところといえば表現の仕方ではないでしょうか。比喩的表現が多い新海誠作品なのですが、本作の大きな比喩としては「雨」だと思っています。雨の有無や激しさ、感覚、タイミングすべてが本作の基盤であり本作のすべてだと思います。主人公の心を表したり状況を表したり伏線として役に立ったり、と割と万能です。結構雨を使った比喩表現というのは定番ですが、本作はかなり丁寧に描写されていると思います。雨の音だけでも前半と後半で意味がちがったときはさすがに驚きました。新海誠さんは描写というか表現の仕方はうまいんですよね。ただ内容が本当に薄いだけであって。演出家としての腕はたしかだと本当に思っています。

総評 結局何が言いたかったのか

投稿 : 2020/07/31
閲覧 : 382
サンキュー:

17

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