蒼い星 さんの感想・評価

3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

個人的にはありかな？

【概要】

アニメーション制作：Ordet、スタジオモリケン
2014年10月 - 2015年2月に配信された全10話のwebアニメであり、
1話あたり3分30秒のショートアニメ。
監督は森井ケンシロウ。

【あらすじ】

ここは、仙台の外れにある小さな動物園。
この動物園は、園長の杜撰な経営により、現在存亡の危機に瀕していた。

『このままじゃ、アイワンパークに吸収されちゃうわ！』と嘆く園長の丹下は、
『なんとかしなさい！』と部下で飼育員の松田に命令。そんなうちに最後の一匹の象が死亡。
『代わりの動物を探して来なさいよ！』と丹下に怒鳴られて事務所を飛び出した松田。
　募集のポスターで6匹のアニマル少女がすぐに集まり得意げな松田ではあるが、
『華がないわね！メインになる動物を探してきなさい！』と丹下に命令されて再度飛び出す。

公園で松田はライオンの少女マユをスカウトするが拒絶されて食べられてしまう。
その後、サメの少女アイリに『動物園に入ったらお昼寝してるだけでご飯が貰えるよ』
と説得されて、マユは動物園の事務所に乗り込み『アニマル！やらせてください！』と願い出る。
こうして、「うぇいくあっぷがーるZOO！」が開園するのだった。

【感想】

「Wake Up, Girls!」を元にした低予算パロディのショートアニメ。
本編アニメの動物きぐるみ設定を流用して、アニマル少女設定のスラップスティックコメディ。
本編はキャラかぶりだの7人のキャラがわかりづらいとの声もあったが、
こちらでは簡潔にわかりやすくキャラ付けしていて、
数秒のキャラ紹介台詞で7匹が大体どんな性格の子たちか視聴者が把握できる親切設計。

んで、原作設定を用いた上で、展開がブラック気味だったり、低予算を逆手に取ったネタで、
制約が多い中で視聴者を楽しませようとバラエティに徹した作り。

歌ったり踊ったり、酷いネタで楽しませたり、創意工夫が色々見られるのがプラス。
さり気なく原作の問題点をちょっとだけディスったりメタな部分が見られたりしましたけどね。

特に目新しさや、爆発的な面白さはないものの、割と好感が持てるショートアニメでしたね。
個人的には第4話が一番面白かったです。


あまり語ることがないアニメですので、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。