をれ、 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
視聴終わりました。
公式サイト;
https://www.angelbeats.jp/
実は何度か視ています。今回が最後に本作を視る機会だと思って視始めました。最初に見た時の印象とさほど変わりがなかったですが、感動したというのとはチョット異なる安堵感がありました。後半こんな話はいらないんじゃないかミタイナ処もいくつかありましたが、名作と名高い本作を堪能することができました。
視たことがない人におススメするかと尋ねられたら、有名作品だからという理由で進めることは簡単です。特に、中高時代にやり残したことがあると強く思っているのならば心の琴線に触れることがあるでしょう。ただ、中高時代なんてどうでもイイ、今だよ今が大切、という人には、ただ泣かせにきているだけのお話と解釈されることもあり得ます。笑いや泣きのポイントは、本能的なものではなくてその人のそれまでの人生に深く関係することと考えられるので、千差万別だと思います。なので、一概には言えないです。
本作のお話でワタシ的に好きなところは、悲しみの克服、それは打ち勝つことではなく妥協したり納得したりして受容することなのですが、それが新たな旅立ちへと繋がるところです。そしてそのために余計に悲しんだり苦しんだりしてもがくことでだんだんと克服していくところです。悲しみが克服されたときヨカッタねと安堵感のようなものを感じます。本作はワタシ的には総じて良い作品のように思えます。