「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~(TVアニメ動画)」

総合得点
79.2
感想・評価
508
棚に入れた
2033
ランキング
505
★★★★☆ 3.6 (508)
物語
3.8
作画
3.4
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

途中で断念

2話までの感想{netabare}
おいおい、自分でも何で見続けてるのかよく分からない“ブラッククローバー”で、丁度エルフの転生魔法がどうこうやってる真っ最中にこの内容かぁ。
元の人格を上書きして肉体を乗っ取るやつ、ブラクロでは「悪いこと」として扱ってるが、こっちでは…ツッコミ無し?
絵柄に関しては、亜細亜堂の深夜進出といえば最近でこそ“イゼッタ”や“異世界魔王”があるけど、個人的に驚いたのは“くじびきアンバランス(TV版)”で、絵柄こそ『まんが調』でありながら後藤邑子が声やってるキャラ(名前忘れた)が妙になまめかしかったのを覚えてる。
って思ったらこの作品、くじアンとキャラデザ同じ人なのか!
あれー、だったらいっそくじアン並に『まんが調』に徹した方が良かったような…なんかリアルとデフォルメのバランスおかしいよね。
もしくは全編SDパートで通すくらいしちゃっても良いような?
どうにも慣れない…っていうかヘボく見えて“ロストソング(※)”みたい。


本当なのか言い訳なのか、作画は意図的にああしたとスタッフのインタビュー有り。{/netabare}

3話感想{netabare}
パルの実がオニフスベ(キノコの一種)に見えて仕方無い。
昼になったら消えちゃうだって?やっぱりキノコなんじゃないか?
搾りカスを食う食わないの判断は宗教が絡まないのか。
文字に飢えてるのか本という物質に飢えてるのかよく分からない、物語に飢えてるってことではないみたい。
この世界にはタラヨウ(ハガキの木)みたいなの無いの?
パピルス紙作成は…いやそれカラムシ織じゃね?
原理は同じだけど、あれ?背景で母親が機織ってなかったっけ?
ってかまずは簡単ななものから始めてそこから段階を上げてくのが定石じゃない?{/netabare}

8話までの感想{netabare}
曲がりくねった竹ヒゴを作る方が難易度高い、竹を割ったような性格って聞いたことないのかな、いちいち削らんでナタで切れ込み入れてパカっと裂けば…まぁ異世界だし竹に似た別のナニカなんだろう。
ナタ持って森に分け入る時に妙にネバりのある・打ちづらい木が紙に向いてる気がするが…え、何だその魔法の木は。
というか糊の成分に果実?
えーっとビナンカズラって聞いたことない?
ググりゃ分かるけど粘液を整髪に使ったり紙幣作りの糊として利用されたらしい、実際髪に塗ったことはないけど枝を水に漬けて粘液を観察したことはあるぞ。
ってことでチャンリンシャンも紙作りに繋がる?と睨んでたのだが…そうならずにもう完成しちゃった?
紙の原料として妥当な樹種を色々試したんだよね?
その際「紙そのものには使えないけど煮ると妙に粘り気の出る樹種を発見した」でいいじゃない、ってかその方がセレンディピティでドラマチックじゃん?
森の中での作業も、炭焼き小屋とか無いの?
上手く行く分には“ドクターストーン”と大差ないのだけど、失敗する時の理由が「実際に紙作りしたことないんじゃない?」と思わせてしまうのは結構致命的の様な…。
ボーイスカウト1日やるだけでも全然違うと思うのだが。
“ピカちんキット”の実写パートでもやってたじゃん、水に溶けるスパイ手帳の紙を一度溶かして再生できるか?っていう実験、そういうの見てないのか。
紙質についても、藁半紙に万年筆で書いてみれば色々見えてくるんじゃない?
あんま偉そうなこと言えた立場じゃないけど…な~んか発想が貧困、いかにも深夜アニメだけ見て育ちました感。

どういうことでリアル(っぽい)と感じたり感じなかったりするのか勉強の意味で見る分には良いかも知れない。
物作りで苦戦するにしても「え、そこ?だったら○○の方が厄介なんじゃ」と思わせる部分が多いというか。
○○に当てはまる具体例がすぐに出てこないから指摘しづらく、それでいてモヤモヤだけは残る感じ。{/netabare}

途中で断念{netabare}
10話だかもうちょい見たか、あと少しだったけどどうにもノリ切れず断念。
結局、本の魅力について語ったっけ?お気に入りの書籍の一節とか喋ったっけ?
「こういう状況に陥った時、あの作品のあのキャラはこう言い聞かせて踏ん張った」みたいなの、あったっけ?
もしガンダム好きを自称するならガンダム語録の一つくらい言えるハズで、本が好き本が好きと言ってるけど実は大して好きじゃなくて自己暗示かけてるだけなんじゃ?本が好きな自分に酔ってるだけなんじゃ?と序盤のウチから結構懐疑的で。
そのせいか本作りの話になっても…なんか釈然としない、目的と手段が入れ替わってるというか、そもそも「本好きか疑わしい」なので目的が形骸化してる感じで共感できない。
なにより、転生先で賞賛されるその知識は元の世界の先人が築き上げたモノで、その先人に対して感謝やリスペクトを感じない。
受け売りをまるで自分が発見したように振る舞う人ってよく見るけど、それと同じに見えて仕方ない。
しかもやることが…紙作りする上で苦戦するポイントがズレてるような?実際に取材したかどうか疑わしい。
あとナチュラルに大人と子供を使い分けてますね、これもどうなんだろう。{/netabare}

投稿 : 2020/03/13
閲覧 : 503
サンキュー:

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