「劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵(アニメ映画)」

総合得点
62.8
感想・評価
107
棚に入れた
620
ランキング
4579
★★★★☆ 3.7 (107)
物語
3.5
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ネタバレ

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大事な事は、自分で決断する事だ!!

今観終わりました。
モーレツ宇宙海賊の劇場版です。まったりとストレス無く観れる作品ですね。血なまぐさい戦闘も無く、電子戦メインの戦闘は相変わらず楽しかったです。

学校や職場やスポーツでリーダーになる機会って意外とありませんか?
例えば自分主催の打ち合わせとかなら否応無しに会議をリードする必要がありますし、研修とかに行っても持ち回りでオリエンテーションでリーダーにならなくてはいかなくなったり。
スポーツとか文化祭みたいなイベントでも小グループでリーダーを決めたりしますよね。

リーダーに1番大事な事って決断力だと思うんですよ。みんなで話し合っても基本的に日本人って控えめだから目立ちたくない心理が働いて中々決まらない。そこをリーダーの発言力で決めてあげる。
たとえ間違っていてもとりあえず方向性を決めて、物事を1歩進ませるってのがリーダーの役割だと思います。

そんなリーダーの究極の姿って船の船長だと思うんですよね。たとえ一国の国王だって船の中では船長に従わなくてはいけませんし、船が事故にあった時は乗組員を全員逃がして1番最後に避難する。時には船と共に命を落とす覚悟で。

この物語の主人公茉莉香は女子高生ですが海賊だったお父さんの跡を継いで、海賊船弁天丸の船長になります。優しくて頑張り屋で可愛いのですが、なんと言っても決断力がある。作品を通して自分で決断する事の大事さを訴えていきます。

劇場版のメインキャラとして亜空間航行技術の権威である無限博士の息子、無限彼方君が出てきます。
彼方は偉大すぎる父親の息子としか見てもらえない自分にコンプレックスを抱えています。

無限博士の死後、追われていた彼方は茉莉香達弁天丸クルーに攫われるという形で保護されます。一緒に行動する中で茉莉香やセレニティ王家の2人の姫と触れ合い自分に足りなかった物、決断すると言うことを学んでいきます。

ショタ枠としても可愛いキャラですのでそういう趣向の方も満足出来るキャラですね。
今回もグリューエルとグリュンヒルデ(ヒルデ)が沢山出番があって良かったです。特にヒルデは冷静で賢くて良いですね。本編で敵対したりしてた2人の姫の仲が良いところが沢山観れて良かったです。

相棒のチアキも中々出てこないのですが後半にはヨット部部員と共に活躍します。チアキ役の花澤香菜さんが普段と違う演技でとても良いですね。

モーレツ宇宙海賊が好きな方にはとても満足出来る安定感のある作品だと思います。あ、ももクロのへっぽこな歌も今回は控えめでした。そこはとても良かったです。エンディングの中川翔子さんはとても上手でした。流石本職の歌手ですね

投稿 : 2019/10/23
閲覧 : 277
サンキュー:

6

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