「Fate/Zero 2ndシーズン(TVアニメ動画)」

総合得点
91.4
感想・評価
3233
棚に入れた
17740
ランキング
32
★★★★★ 4.3 (3233)
物語
4.3
作画
4.4
声優
4.2
音楽
4.2
キャラ
4.3

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ネタバレ

cross さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

聖杯戦争は最終局面、来週以降は目が離せないですね 【第22話まで視聴】

2011年秋アニメで第一位
2011年度アニメでは第二位
今まで視聴したアニメの総合では第六位

私としては、軒並み高評価だったFate/Zero の第二期
もう期待しないというのが無理な話です!!

この作品の最大の評価点は作画のクオリティの高さ、もう劇場版と言っても過言ではない位のクオリティですね。
設定は単純にバトル物ながら戦略面やら情報収集、各キャラクターが戦いに挑む心情などを確りと描いているという事も高評価

分割2クール、しかも第一期はかなりの盛り上がりを見せての終了
物語はここからが本番、一気に闘いは加速していくのでしょうから、一期を超える可能性は大
今後、気になる展開は目白押し、さてさて今から放送開始が待ち遠しい!!


【第十四話】圧倒的なクオリティーは第二期も健在!!
キャスター戦の開始から三ヶ月を挟んでの再開
三ヶ月待ちに待っただけあって、そのクオリティは第一期と同等の高クオリティー
寧ろ、キャスターの召還した海魔に至っては、もうCGの気合が入りまくりでしたね!!

さてさて、キャスターの召還した海魔を相手に奮闘するセイバーとライダー
しかし、海魔の再生力を前に状況は好転せず……

そんな中、アーチャー陣営
魔術の秘匿を重んじる時臣は、この件を早急に片付けたいものの、ここでもアーチャーの傲慢さに時臣の思惑通りには事が進まず……
そこにバーサーカー陣営の乱入
バーサーカー陣営のマスター雁夜は、キャスターでは無く、完全に時臣を標的に
まぁ、雁夜が聖杯戦争に参加した理由は桜を救うため、その為にまずは時臣が桜を養子に出した思惑の確認
時臣、生粋の魔術師としての思考は魔術から目を背けた雁夜、そして一般的にはやはり理解に苦しみますね。
とは言え、雁夜や一般的には狂っていると思っても、やはり時臣は父として娘を思っての行動
こうなってしまえば、最早、時臣と雁夜には話し合いの余地なしですね。

そして、時臣と雁夜、アーチャーとバーサーカが戦闘開始する中
何と切嗣が龍之介を射殺!!てか、『おぼしき男』って、『当たりだった様だな』ってww
まぁ、この勝利の為に一片の迷いもないってのはカッコいいですね
いやはや、今まで結局は暗殺っぽい事は出来ていなかったので、今回のこの射殺展開にはビックリ!!
とは言え、切嗣はそもそもこの聖杯戦争では、こういった立ち回りを貫く心積もりでしたからね……
そして、龍之介の殺害にも何の感情も見せず、冷静に状況を見極めている切嗣、やっぱりカッコいい!!

さてさて、海魔とキャスターをどう仕留めるのでしょうか?
そして、キャスターそっちのけで開始されたアーチャー陣営とバーサーカー陣営の闘いの行方は?
もう来週が楽しみでないません!!


【第十五話】エクスカリバーのシーン。あれは完全に劇場版クオリティーでした。

海魔を相手にセイバーとライダーが奮闘するも、状況は好転しない。
そんな手詰まりな状況にライダーが時間稼ぎを買って出ると、もう切嗣が待っていたかの様なタイミングで電話
対城宝具の存在をウェイバーに言わせる辺りも、実に切嗣らしいですね。
セイバーはランサーから受けた傷は、自らランサーを倒して回復させたかったでしょう。
アイリも、そんなセイバーの考えは理解していたでしょうから、正にウェイバーからランサーに伝えさせるのが最も効果的
そして、ランサーもセイバーの左手に対城宝具があると知ると、躊躇いなくゲイ・ボウを折ってセイバーへの呪いを解くとは、何とも清清しい奴ですね。

時臣と雁夜、この戦いは想像以上にあっさりと時臣の勝利に終わる。
アーチャーとバーサーカー戦は両者とも決定打は無し。
バーサーカーがどうにもセイバーを付け狙う感があるので、バーサーカーの正体はセイバー、つまりアーサー王に関係ある人物なのでしょうか?
で、ゲイ・ボウを折っただけで終わりになりそうだったランサーもバーサーカーを退けてくれましたね。

そして、状況が整ったところで、セイバーのエクスカリバーが炸裂!!
海魔をキャスター諸共一撃にて粉砕!!
いやはや、エクスカリバーの威力、尋常ではないですね。
最後の最後、キャスターが消える中、登場したのはジャンヌダルク
いや、これはキャスターを責められませんね、もう同一人物じゃないですかww
それにしても、このエクスカリバーのシーンの作画のきれいさには驚きでした。



【第十六話】切嗣のやり方を見せ付けられた回でしたね。
ケイネス登場!!!!
あれほどボロボロだったのに、神父の前では口調はもういつも通り。
そして、キャスター討伐におけるランサーの活躍で令呪を受け取るや否や神父を殺害したケイネス
確かにソラウに令呪を奪われ、更に重症を負っているケイネスに取っては少しでも不安要素は排除しておくべきでしょうが……

そして、ソラウに関しては舞弥によって右腕を切断された上で拘束
その事態にケイネスはランサーに対して激高、この前まで虫の息だったのに、もう饒舌ですことww
そんな中にセイバーが拠点に乗り込んでくる、キャスターとの戦いの直後で消耗が激しい中での戦い
一見、公平な勝負には成りそうになく、セイバーらしからぬ行動だと思いましたが、確かに横槍が入らないと言えば、このタイミングが一番ですね。

セイバーとランサーの闘い。
左手を使わず、更にそれを最善だというセイバーの誇り高いこと
両者の戦いはかなりヒートアップする中、裏側ではケイネスの前にソラウを人質に取って現れる切嗣
ソラウと自らの命を見逃す条件に、全ての令呪を使ってランサーを自決させると言う取引を持ちかけるとは……
状況からして、これはもう取引としては対等でないですね。
でも状況が状況ではありましたが、あれだけ誇り高そうなケイネスが、自らの誇りを捨てる様な取引を飲むとは……
嫌な奴ではありましたが、ケイネスも人間を捨てていなかったって感じですね。
そして、令呪により自決したランサー、ずっと騎士道に準じてきたランサーの幕切れとしてはあまりにも残酷なものでした。
彼の最後の叫びは悲痛なものでしたね。

ランサーを自決させた直後にケイネスは舞弥により殺害
ランサー陣営を排除することは出来ましたが、切嗣の騎士道には完全に反する行動に、セイバーとの関係は完全に決裂してしまいましたね。
英雄は戦争を正当化させ美化する殺人者
切嗣のこの言葉、確かにそう捉えるのも間違っていないとも思いますがね。
それにしたって、やはり今回の切嗣のやり方は外道と言われても仕方ありませんが、切嗣はそれを完全に受け入れ徹底する姿勢
そして、最後にはアイリが倒れてしまいますし……

さてさて、遂に聖杯戦争も残るは四陣営を残すのみとなりましたね。
セイバー陣営はマスターと英霊の関係はほぼ決別
時臣さんに関してももういつ殺されちゃってもって感じだし
さぁ、今後の展開に目が離せません!!


【第17~19話】一気に盛り上がる聖杯戦争、深い深い切嗣の過去
ランサー陣営の敗退から、残り4陣営となった聖杯戦争
ここで動いたのはアーチャー陣営、セイバー陣営に対して共闘の申し出
今更ではありますが、確かにバーサーカーとライダーは厄介ですね。
ライダー陣営、確かにライダーは現段階ではかなりの強さを見せ付けています。
バーサーカーのマスター雁夜は、直接的には脅威でないにしろ、英霊のバーサーカーは厄介そうですね。
未だに真名は謎のままですし、油断があったにしろ、アーチャーと二度交戦して、そのどちらもアーチャーといい勝負でしたしね。
そして、セイバー陣営はライダー陣営の情報の開示、聖杯戦争から綺礼を排除する事を条件に休戦協定を結ぶ
その帰路で聖杯を守るための殻として造られたと言うアイリの真実が明らかに

聖杯戦争から退く事を命じられた綺礼
それにしても綺礼に対してのアーチャーの付き纏いっぷり、正直、若干鬱陶しい奴だなと思いつつ視聴してました。
そして、今まで散々時臣に立っていた死亡フラグが遂に!!
時臣は、綺礼に対してかなり高い信頼を置いていた様子、その信頼を示した直後に裏切られた綺礼
もう、何だか可哀想ですが、どうにも死顔がアーチャーの言う様に間抜け顔ww
さぁ、時臣の死により契約のないアーチャーと予定通り契約を交わした綺礼
この新たなアーチャー陣営が聖杯戦争をどの様な局面へと向かわせるのか?


さてさて、一気に視聴意欲を駆り立てた、綺礼の謀反
と思えば、ここで切嗣の過去の話を挟んでくるとは!!もう焦らしますねぇ~
切嗣が目的の為にはどんな非情な行いもやってのける仕事人になった経緯が描かれた2話になりましたね。
成る程、事のきっかけは魔術師であった父親の研究でしたか……
村一つを壊滅させた研究、それを何とも思わずに研究を続けようとする父親を手にかけた切嗣
第三者からすれば切嗣の父を殺すことは正直やぶさかではありませんが、ナタリアの言うように子が父親を殺すには大きすぎる理由ではないですね。
そして、孤独になった切嗣にひとつの生き方を示し、共に過ごしたナタリアを自らの手で殺した切嗣
その直後、自分の行いが正しいと言い聞かせつつ、声を上げて泣いた切嗣
確かにこの行動で多くの人間の命は救われたかもしれませんが、あまりにも切な過ぎますね。
直前までナタリアの話し相手をしていましたが、その時の心中はもう想像を絶します。
親よりも親とも言えるナタリアを自らの手で殺す行いに比べれば、確かに多少の非情な行動に心動かないかもしれませんね。
そんなこんなで今の切嗣に至った訳ですか……

いやはや、過去話が始まった直後は、あぁここで過去話かよとも思いましたが、想像を遥かに超えて楽しめました。
そして、来週から話は聖杯戦争に戻りますが、ここからも本当に目が離せない展開が続きそうです。


【第20話】残る4陣営、それぞれがどういう動きを見せるのか?
キャスター討伐、そしてランサー陣営の敗退
一気に残り4陣営となった聖杯戦争も再び新たな局面を迎えましたね。

自らの限界を悟るアイリスが、体内に入れ込んだアヴァロンとイリアを切嗣に託す。
切嗣を送り出すアイリスの最後の言葉、単純な見送りの言葉ながらも、これが最後になるのかなと思うと胸にしみます。
そして、アーチャー陣営、時臣の暗殺を企てる切嗣は、屋敷にて時臣の死を知る。
セイバーの方は、ライダーと事を構えてアーチャーを炙り出すと言う計画、まぁ、アーチャーを炙り出すと言う目的をセイバー本人が知っているかは微妙ですけどね。

で、対するライダーはどうやらアサシンとキャスターに使用した宝具、王の軍勢での消耗が激しかったご様子
今まで余裕さえ見えていたライダーも実はかなりの消耗がありながら、マスターへの負担すら背負っていたとは、本当にライダーはカッコいい!!
しかも、敵であるセイバーの事すら考えて、万全でなくともセイバーとの闘いを望むとは
とは言え、セイバーもかなり強い英霊の筈、切り札である宝具、王の軍勢を使えない状況でも賞賛はあるのでしょうか?

で、バーサーカー陣営の方は
時臣にやられて重症の雁夜
残りの4陣営にまで残った雁夜に臓硯が施したのは、まさかの桜の生気を吸った虫
桜を間桐から救いだすことを目的に聖杯戦争に参加した雁夜にその桜の生気を吸った虫を施す
もう見た目どおりの臓硯の非道な行いにはゾッとします。

そして、ライダーの元に向かい、セイバーが不在の時にさらわれたアイリス
確かに今晩にでもセイバーとの闘う考えを示していましたが、人質を取ってまでセイバーを呼び寄せるとは今までのライダーらしからぬ行動
とは言え、この状況、セイバーとライダーの闘いは避けられないでしょう。

さてさて、来週はライダーとセイバーの戦闘になるでしょうし、バーサーカー陣営もそろそろ本格的に絡んでくるでしょう。
そして、時臣を殺してアーチャーのマスターに成り上がった、綺礼もどう動くのか?
クライマックスに向けて今後も楽しみです。


【第21話】想像以上の追走劇、雁夜の今後はどうなるのでしょうか?
ライダーを追うセイバー、オートバイでの追走はまさに迫力満点でしたね。
まさか、追走劇がここまで力の入ったものになるとは思っても居なかっただけに大満足です。
stay night においては、セイバーの騎乗スキルが活かされる描写が無かったですが、今回は存分にそれを発揮してくれましたね。
それにしても、インビジブル・エアにオートバイの強化能力があったとはww汎用性が高すぎてビックリでした。
迫力満点の追走劇が終了すれば、今度はライダーとの直接対決
ここは一気に盛り上がるのか?とも思いましたが、思いの他素早い決着
エクスカリバー によって、ライダーの宝具、ゴルディアス・ホイール を撃沈!!
あんな攻撃を真っ向から受け、それだけの被害で済んだだけでもライダー側からしては良かったでしょうね。
それに、ライダー側はセイバーに対して、王の軍勢は温存する考えでしたし、セイバーがアッサリ退いてくれたのは光明でしたね。
まぁ、セイバーとすればアイリスの救助が急務ですから、敵の脚を奪い追撃を阻めれば十分ですからね。


そしてアイリスの誘拐、ライダーが犯人ではなかったようですね。
まさかバーサーカーの宝具による変身能力でライダーに化けていたとは
それにしても、雁夜をたぶらかして利用、そして想い人である葵に時臣を殺した犯人と思わせる。
綺礼のやり方も、臓硯が言う様に彼と同じ非道ですね。
全ては、桜と葵を思って命を削ってまで行動していた雁夜にとって、葵からの拒絶の言葉は耐えられるものではないですね。
精神的に雁夜に大ダメージを与えた綺礼、今度はどんな策を巡らせてくるのでしょうか?

さぁ、来週は4陣営はどう動くのでしょうか?


【第22話】最終局面を迎えた聖杯戦争。来週からは目が離せないでしょうね。
今週は最終決戦へと赴く面々の前日談でしたね。
まずはライダー陣営、ウェイバーくん、一体どれだけの時間をかけて徒歩で帰ってきたのでしょうねww
ウェイバーの暗示はやはり完璧ではなかったようで、お爺さんへの暗示は切れていた様子
それでいて、ウェイバーを責める事をせずに、命を懸けているウェイバーを諭すような言葉を掛けてくれるとは、お爺さん、実に良い人ですな。
そして、最終決戦に臨む際、全ての令呪を費やしたウェイバー
しかも全ての令呪がライダーへの想いを込めて、やはり、一番のコンビはライダー陣営でしたね。

セイバー陣営は、アイリスを攫われても尚、英霊とマスターが手を取ることは無いようですね。
それにしても、あそこまで一対一で話しかけられても無視ってww
そう言えば、まだ切嗣ってセイバーに対して一度しか話しかけてないような気がしますね。
しかも、その一回も実際は令呪による命令の為、話しかけたとはいえないかもしれませんね。

アーチャー陣営の方は、自ら聖杯戦争を最終局面に向かわせましたね。
アイリスが語る、切嗣の聖杯を求める理由
まぁ、綺礼の言う様に確かにその望みは奇跡に縋らないと達成なんて出来ませんよねww
こんな事を言うと人格疑われそうですけど、理想ばっかり語る人って嫌い、そう言う人が現実に打ちのめされる絵は嫌いじゃないです。

来週は、どうやらライダーVSアーチャー。セイバーVSバーサーカーと言う対戦カードになるようですね。
実際、作中でも何れ来るだろうと期待していた対戦カードですので、とても楽しみです。
最終局面を迎えた聖杯戦争、一体どういう展開を迎えるのでしょうか

投稿 : 2012/06/04
閲覧 : 530
サンキュー:

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