「まことちゃん(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
4
棚に入れた
20
ランキング
7041
★★★★☆ 3.4 (4)
物語
3.3
作画
3.2
声優
4.3
音楽
3.2
キャラ
3.2

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ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.5 作画 : 1.0 声優 : 4.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

放送不可能な内容過ぎる。

【概要】

アニメーション制作:東京ムービー新社
1980年7月26日に公開された劇場アニメ。
原作は、楳図かずおが『週刊少年サンデー』にて連載していた少年漫画作品。
監督は芝山努。

【あらすじ】

主人公・沢田まこと(まことちゃん)は聖秀幼稚園に通うオカッパ頭の幼稚園児。
新宿区高田馬場の庭付き一戸建てに両親と小学3年生の姉・美香と祖父母と同居している。
これは、変人だらけの沢田一家が巻き起こすシモネタとエロネタだらけの日常の物語である。

【感想】

70年代を代表するギャグ漫画として有名な、下品なギャグを売りにした漫画作品が原作ですが、
単に下品な漫画ですと『コロコロコミック』など児童向けマンガ誌にもありましたが、
あっちがデフォルメを効かせたサクサクカリカリした子供向けシモネタ漫画とするならば、
『まことちゃん』は、日本を代表するサイコホラー漫画家の楳図かずお先生が執筆したものですから、
ねっちょりぐっちょりしています。
主人公の沢田まことからして、いつも鼻水を垂らしています。

ホラー漫画でも発揮されているリアル調や美少女を描ける高い画力で、大を漏らしまくる作風。
男女平等に下半身ネタを頻繁に仕込んでくるあたり、ブサメンだろうと美女だろうと一皮剥けば、
みんな汚いモノを排泄して生きているのよ!という楳図先生の信念なのか、
きれいなものを汚したいという倒錯みたいなものがあったのかと、
数十年前に読んだ原作漫画を思い出して考えてみたり。

このアニメ映画を見て原作の第1話(無料サンプル)をネットで読んだのですが、
扉絵からして酷いし、女児の大のお漏らしをギャグとして連発している、
それ抜きにしても頭おかしい展開だらけ。

園児が下半身丸出しで母親に逆さ磔にされて鞭打ちの刑に処される漫画なんて、
他にないでしょう。

ていうかマトモな『まことちゃん』は味噌のない味噌汁みたいなもので売りが無くなってしまい、
信じられないものを見せつけられる衝撃展開の数々が持ち味だったのでしょうね。

例:まことが、おつかいのモナカを皮だけ残して全部食べてしまい、代わりに犬のウ○コを詰める。
  →ご褒美として『遠慮なく食べろ』と笑顔の家族から犬のウ○コのモナカを口に詰め込められる。

こんなネタが平常運転の漫画家なんて天才かキチ○イの類でしょうね。

このアニメ映画では、映像化したら事故になる部分は手加減しつつ原作テイストを出来るだけ再現。
代わりと言っては、声優の力量でのカバーが破壊力満点です。
沢田まこと役の杉山佳寿子の演技は超ぴったり。ママ役の小原乃梨子の声がやたら色っぽい。
どことなく山口百恵みたいな女性キャラが登場して、腹痛でトイレに籠もっていたり、
その一方で、原作者の楳図かずお先生、ビートたけし・きよしが本人役で出演してたり。
そして、楳図先生がOPとEDを熱唱していて、色んな意味でオイオイって思いました。

個人的にはママがパパを誘惑して夫婦特有のサインを出しているのを自分に向けてだと、
まことが勘違いしてママに怯えまくるエピソードが面白かったです。

今までの常識・既成概念が棒で殴られて破壊されるような凄いアニメであるには違いありませんが、
初期のクレヨンしんちゃんがまともに見えるほどにキワモノすぎて、
ついていけなかったので点数が低くなってしまいました。

とびっきりロックなアニメが見たいって方にはおすすめな一品ですが、
気持ち悪いのはNGな方は観てはいけないアニメだと思いました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2019/12/15
閲覧 : 270
サンキュー:

24

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