ミュラー さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：今観てる

アニメ化の意味とは

原作漫画のファンであります。
１期、２期のアニメ化、実写映画化等ありましたが、いずれも見ておらず。今回の３期は流し見という感じで見てました。
感想としては予想通り。漫画の情景がそのまま展開されているというアニメでした。
決して悪いことではないし、アニメを見ることで漫画も知ってもらい、売れれば、それはそれでいいんでしょう。ただ、原作漫画の評価が高いのは、アニメ化にあたってハードルにもなりえると思います。
とくに「ちはやふる」の漫画の場合、大胆な構図、動きのある表現で、まるで目の前に映像が展開されるかのような躍動感を感じられる漫画であり、だからこそ評価が高いのだと思っています。
この作品をアニメ化する意義ってなんでしょうか。何を目的としてアニメ化しているのか、単に漫画の内容をアニメにしているだけなのか。
少しアニメを見ただけですが、その意図が感じられず。キャラデザインも背景も漫画そのままっていう感じがして。
原作未読だったら高い評価をしたかもしれませんが、いかんせん漫画の出来が素晴らしいだけに・・。アニメに別の意味での価値観を求めてしまうのは贅沢なんでしょうか。