wp38 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
しゃべるんかいっ!w
全24話視聴完了。
書籍は未読。
{netabare}キャラデザに見覚えがあるなぁって思ったら『ソウルイーター』でした。
あの作品も独特な雰囲気が合って結構好きです。
ただ、今作のタイトルを見て、ただのリアルな消防隊の話と勝手に思い込んでしまって
あらすじすら全く見ようともしなかった事をもの凄く悔やんでます。
これからは少しでも気になった作品は最低でもあらすじくらいはチェックですね。
今作全話に共通してるのは”炎”
{netabare}登場キャラのほとんどが炎を出したり操れたりします。
挙げ句の果てに時を止める{/netabare}といった強者も出てきてました。
炎ってそんな事も出来るんだな~と感心してみたり(笑)
{netabare}特殊消防隊の彼らが相手にするのは[焔ビト]と呼ばれるモノで、
普通に生活してる人達が突然の人体発火現象によって全身が炎に包まれ焔ビト化します。
そこに自我は基本無く、無作為に暴れて周囲に炎をまき散らす。
消防隊の彼らは、ただ倒すんじゃなくて、元が人間という事にちゃんと配慮して鎮魂という
名目で祈りを捧げつつ魂を解放する、というのが主な活動。
ただ、一見自然発生かと思われてた人体発火だが、そのほとんどは”伝道者”と呼ばれる組織が
小指の爪ほどの大きさの蟲を使い人工的に焔ビトを作り出していた事が判明。
しかもその伝道者一派には、幼少時に実家が火事に見舞われた時、母と共に焼け死んだとずっと
思っていた当時まだ赤子だった森羅の弟の象(しょう)が在籍しています。
森羅はジョーカーなる人物から弟は生きていると告げられ半信半疑のまま日々を過ごす中、
消防隊に新たな人材をスカウトする為に訪れた場所で再開。そして19話からの組織との全面戦争
にて直接対決。その際、時を止める力を持つ事を持ってる事を知る。
彼には過去の記憶が一切無い為、森羅が兄だと認識出来ていないが、23話にて失われた
記憶が蘇った。だけど直後に同じ組織の仲間の手により再び消失(!?)
その後象達が撤退した事でひとまず戦いは終わったが、弟との戦いで重傷を負った森羅は入院。
数日後、彼が目を覚ますと、実家の火事の時に出会った人物が訪ねてきて、あの火事は
例の組織が人為的に起こしたものである事を聞かされる。
そしてそこで見た角の生えた焔ビトをずっとカタキだと思ってきたが、実はあれは焔ビト化した
母親で今もまだどこかで存在しているかもしれないという推論に至り、もしかしたら元の人間に
戻せるかもといった希望を抱く。{/netabare}
抜けてる所も多々あるとは思うけど大体こんな感じでしょうか。
{netabare}しかしまぁほんと色んな炎使いがいますね~。
森羅のように身体から直接炎を出す人もいれば、武器や触手のように形状変化させてた人も。
挙げ句時間を止めるとか、もはや何でもアリって感じがしますw
あと炎の威力は自らの意思が大きく作用するんだとか。{/netabare}全くもって凄い。
そういえば『フェアリーテイル』って作品にナツという主人公キャラがいるのですが、
{netabare}彼の攻撃も思いの強さで威力が変わります。ただ、彼にとって炎は食材でもある為、炎が全ての
今作では敵は勿論、味方にとってもこれ以上無いほどの天敵となる事は必須でしょう。
特に森羅のような混じりけの無い純粋な炎は極上のエサだから、下手したら足ごとかじりつか
れるかも(笑)焔ビトは・・・さすがに無いかな。
あと象の時を止める能力にもナツなら即座に対応出来ちゃいそうな感じがします。{/netabare}
とまぁ、少し余談が混じりましたが、そういった想像にかられる事を含め凄く面白い作品だと
感じてます。{/netabare}