「イノセンス -INNOCENCE(アニメ映画)」

総合得点
75.9
感想・評価
763
棚に入れた
4225
ランキング
753
★★★★★ 4.1 (763)
物語
3.8
作画
4.4
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.0

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

押井守という名のアートが生み出す芸術的な何か

押井守はアートである。
アーティストではないアートそのものだ。
ここでいうアートとは
よくわからんけどなんかおカネが集まる
ということだ。

前作の映画版攻殻機動隊は奇跡の作品だった。
士郎政宗と押井守のバランスが絶妙だった。
そしてそのバランスが崩れたのが本作である。
前作は素子が原作とは別人だったが
攻殻機動隊の良アレンジだった。
コレは攻殻機動隊ですらない。
攻殻機動隊の設定を使った
攻殻機動隊っぽい何かだ。
士郎政宗成分が消失した押井守のオリジナルだ。
暖簾分けではなく暖簾だけ借りたようなもの。

借り物の設定(原作)を使って
借り物の言葉(引用)を散りばめて
そこから生み出されるものは何なのか。

わからん。

という意味でも押井守はアート。
アートはわかる人だけわかればいい。
わからんものとにらめっこしてもしょうがない。

この作品がよくわからんという人は
攻殻機動隊がわからないのではなく
押井守がわからなかったということ。
気にすることは、何もないのだ。

音楽と映像は凄いと思った事は覚えている。
でも一番凄かったのは宣伝。

投稿 : 2020/05/08
閲覧 : 242

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