「オーバーロード[OVERLORD](TVアニメ動画)」

総合得点
84.4
感想・評価
2126
棚に入れた
11172
ランキング
199
★★★★☆ 3.9 (2126)
物語
4.0
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.0
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

威厳のある俺TUEEEEを熱演♪

小説は原作となった書籍版、web版共に未読。

あらすじ

{netabare}VRMMORPG「ユグドラシル」サービス終了の日。
最凶ギルドの長として本拠地にて思い出に耽る主人公プレイヤーが、
ゲームの法則が通用する異世界に飛ばされる。

拠点には、かつてのギルド仲間が作り残したNPCが控え、
主人公を“至高の御方”と崇めて来る。

主人公は異世界の解明と拠点存続の為の情報を集め始めるが……。{/netabare}


【物語 4.0点】
情報が金貨より重いという着眼により持続した主人公最強ストーリー。


かつてゲーム内でアンデッド最強の「オーバーロード」に昇り詰めた主人公アインズ。
彼と転移先の異世界住民との能力差は圧倒的かつ絶望的。

この異世界で剣技を極めた猛者の必殺をもってしても、
拠点「ナザリック地下大墳墓」にて守護者を務める
配下のNPCの{netabare} 爪切り{/netabare}にもなりゃしないw


ただ、この世界にはゲームの法則が通じる部分とそうでない部分があるなど謎も多く、
さらには主人公と同等のスキルや「ワールドアイテム」を有する
元プレイヤーがいる可能性もあり迂闊に目立つ行動は取れない。

即刻、世界征服に行かない慎重行動にも理由がある。


むしろ適宜、異世界住民視点で、不死者の王が転移して来たという異変が、
じわじわと察知、畏怖されていく様もスケール感を持って描かれる。


因みに本作は主人公含めて全話皆勤したキャラがいなかったとのこと。


【作画 3.5点】
キャラクターデザインは作画総監督・吉松 孝博氏ら。
多種族構成の「ナザリック~」の面々だけでなく、
異世界の人間たちも特徴を捉えたデザイン。


超大所帯の群像劇を把握するのに助かりますw


バトル作画は終盤の"高位階魔法"や"課金アイテム"が乱れ飛ぶ"PVP"を始め派手。

一方でアインズ様に無双されたり大量召喚されたりする群衆のCG表現は凡庸。


但し、私はコピペ感があるチープなCGに、
かえってアインズ様のチート級能力が表れているとの印象も抱いたので、
CG作画については評価はしませんが、不思議と不快感はないです。


私のツボ:アインズ様の各種感情が高ぶった時に演出される
ゲームのレベルアップ風の?緑光エフェクト&効果音。


【キャラ 4.5点】
アルベド、シャルティア、コキュートス、
アウラ&マーレ、デミウルゴス、セバス・チャン……。

この辺りの「ナザリック」NPC幹部たちは各々単体でも
エピソード主役を張れる存在感で、色々な意味で濃厚。


幹部たちのゲームプレイヤー=創造主=至高の御方への絶対服従は、
NPC作成時に設定された性格。


ですが、私は彼らにはどうしてもゲーム設定だけじゃない
不穏な物を感じてしまいます。

彼らも、絶対服従のNPC設定下に置かれた自身を
客観視する程度の自我は有しているのではないか?

ゲーム閉鎖と共に消滅する予定だったNPCが、
アインズ様の異世界転移で存在と居場所の維持という益を得ている。
この状況下で"至高の御方”と祭り上げられると、
彼らの言動にはどこか含みがあるくすぐったさを感じてしまうのです。


【声優 4.5点】
不死者の王としてゲームから異世界に転移した主人公アインズ。
あくまでもロールプレイするという感覚は継続。

アインズ役・日野 聡さんも、表の声と、
しがないサラリーマン「鈴木悟」という"中の人”の声を演じ分け、
要所で王として最適な演技とは何かを模索する主人公を好表現。


アルベド役の原 由実さんVSシャルティア役の上坂 すみれさん、
+戦闘メイド・ナーベラル役の沼倉 愛美さん辺りは、
絶対服従NPC表現がヤンデレ溺愛方面に突き抜けており危険ですw


【音楽 4.5点】
劇伴はTeam-MAX・片山 修志氏。
荘厳な管弦楽とコーラスを交え、アインズ様の威光と恐怖を格調高く盛り上げる。
特に「不死者の王、光臨」はさらにクールなギターサウンドも付加した逸品。


OPはOxT「Clattanoia」がカタカタ骨が鳴るのみの
不死の身体に囚われた主人公の葛藤を、
EDはMYTH&ROID「L.L.L.」がアルベド→アインズ様への狂愛を
完膚なきまでに代弁♪

共に"高位階”のギター演奏を誇る両ユニットが「ナザリック」を最大美化。


【感想】
欧米では、就活時、オンラインゲームのクラン統率経験が評価される企業もあるらしい……。

本作を視聴していて、この都市伝説を思い出しました。

『オーバーロード』シリーズは、MMORPGにてギルドを運用した"政治力”が、
リアルなファンタジー風異世界の国家群に通用するのか?
というテーマも問われているように私は感じます。

モモンガことアインズ様は、ゲーム内でも、
他プレイヤーらと胃が痛くなるような駆け引きを繰り広げてきたのでしょうね……。


……やっぱ、俺、MMORPGは一生喰わず嫌いでいいわw

投稿 : 2020/05/18
閲覧 : 262
サンキュー:

39

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