「空挺ドラゴンズ(TVアニメ動画)」

総合得点
71.6
感想・評価
218
棚に入れた
837
ランキング
882
★★★★☆ 3.6 (218)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.6

offingbook さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

冒険世界

2020年1月から3月まで放送。全12話。

龍と呼ばれる生物が空に存在する世界で、
龍を狩り生計を立てる
龍取り(おろちとり)として、捕龍船に乗り、
空を駆け生きる人々の旅を描いた物語。

アニメを観始めて、まず目を奪われたのは、
雄大に描かれる空の美しさでした。
光が溢れている青空。どこまでも続く星空。
彼方まで描かれる世界の広がりに、
僕はすぐにこの作品に魅了されました。

そんな空の中で生きる人々も皆、
観ていて気持ちの良い人達ばかりでした。
空の暮らしという特殊な環境下ではありますが、
でもその日々が身近に感じられるぐらい、
彼等彼女等の生活が非常に丁寧に描かれています。

過酷な旅であるはずなのに、
いつも馬鹿騒ぎして楽しそう。
でもいざ龍を狩る時に発揮される
チームワークは抜群で、
その一体感が格好良いです。

何にも縛られない自由がある。
かと思えば、龍取りとして生きる上での、
ルールや世知辛さもある。

どこにでも行ける浪漫がある。
でも一つの場所に留まれない切なさも付き纏う。

空に生きる彼等彼女等にも苦悩や悲哀、
矛盾を抱えた生き方があり、そして、
そこからの成長も描かれているので、
いつのまにか僕も、彼等彼女等と、
この空の旅を共にしているかのような
気持ちになっていました。
一つ一つの描写がドラマチックで、
観ていて飽きないです。

一方で、彼等彼女等が対峙する生物、龍。
その大いなる存在も、観ていて強烈な
印象を残してくれました。
多種多様な龍が登場しますが、
そのどれもが生命力に溢れていて力強い。
グロテスクな化け物と映る一方、
その姿が神々しく感じる時もあります。

空を舞台に、小さな人間が、
龍という巨大生物と対決する様、
縦横無尽に戦う姿は、
とてもスリリングで迫力があり、
目が離せず、興奮しました。
手に汗握りました。
鼓動が激しくなりました。

そんな怖い龍ではありますが、狩りをされた後、
調理された後の、その美味しそうな見た目はもう…。
観ていてよだれが出そうです(笑)

二次元三次元関係なく、
肉の美味さが人を元気にするのは、
全次元、全世界共通のようです(笑)
そんなグルメアニメな一面も
持ち合わせているところ、反面、龍と人、
互いの距離感を大切に描いているところも、
『空挺ドラゴンズ』の見所だと思います。

もちろん空のみならず、人々が暮らす街の雰囲気、
地上の世界も、異国情緒ならぬ異世界情緒があり、
観ていてワクワクしました。
作品を観た人にならきっと通じると思うのですが、
アニメ全体から、宮崎駿監督ないし
スタジオジブリ作品の影響や
オマージュがあったように思います。

多分自分なら、
すぐに音を上げてしまうような気がしますが(笑)
龍取りとして、この美しい空の中、
龍という幻想がすぐ側にいるこの世界で
生きるというのは、何だか少し憧れます。

投稿 : 2020/05/20
閲覧 : 197
サンキュー:

23

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