「うらら迷路帖(TVアニメ動画)」

総合得点
73.3
感想・評価
524
棚に入れた
2552
ランキング
1007
★★★★☆ 3.5 (524)
物語
3.2
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.6

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ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラビリンス

芳文社は非常に多くの漫画雑誌を発行しているようだ。(読んだことがないため、このような書き方となる)
萌え系に限っても、4コマ誌の元祖きらら、キャラット、MAXの外に、ストーリー重視のフォワード、そして廃刊となったミラクがあった。
そんなミラクから、最後を飾る4作目としてアニメ化されたのが、この“うらら迷路帖”である。

過去の3作品は、“桜Trick”、“幸腹グラフィティ”、“城下町のダンデライオン”と、異色作が多かったが、この作品は、結構正統派と言ってよいかもしれない。

フォワードの“あんハピ”、あるいはMAXの“ごちうさ”に近いと言えば、コアなファンには怒られるだろうか。

どちらにしても、きらら系にはたくさんの作品があり、アニメ化された作品だけでも40作近くある。
ただし、アニメ化されても基本12話、ストーリー物でこれは厳しい。

特に、それほど人気が出ず、2期が期待できない作品ならば尚更だ。
「原作読めよ!」と言われそうであるが、結構もの食いが良いことに気付いた昨今、きららのラビリンスに迷い込んだが最後、生きて出てくる自信がないお年頃である。

本題に移ろう。
“うらら迷路帖”である。

“夢喰いメリー”、“キルミーベイベー”から久々となる、“J.C.STAFF” の制作だ。

キャラデザは“大塚舞”さんで、“まちカドまぞく”につながってゆくわけだ。
メリーからの伝統、シャミ子へと受け継がれる“ヘソ出し”の作画も安定しており、中々きれいにまとまっている。

ストーリーはほとんど進まず、4人の見習い占い師の可愛い活躍を見守るのみではあるが、まあそれで良いではないか。

なかでも、お狐モードの紺ちゃんが可愛い。
最初の頃はコントロールが出来ず、ノノちゃんに「情緒不安定な人みたいになってる」と涙ぐまれ、人格破たん者扱い。
それでも、動物に好かれる主人公、“千矢”にたらし込まれるくだりが良い。

ノノちゃんの使い魔のような人形、“マツコさん”の毒舌と大活躍も必見だ。

あと、西洋魔術にあこがれる“小梅ちゃん”が得意とする“振り子占い”の妖精、“ユレールさん”の成長も見てほしい。

ハレンチな佐久隊長と二人の部下も良い味を出している。

いやいや、それほど悪くないではないか。むしろ12話で良くまとめたものだ。

でも、お母さん気になるなぁ…。

投稿 : 2020/06/03
閲覧 : 290
サンキュー:

12

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