「ピンポン(TVアニメ動画)」

総合得点
83.4
感想・評価
1621
棚に入れた
6593
ランキング
322
★★★★★ 4.1 (1621)
物語
4.3
作画
4.0
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
4.2

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ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 - 友情物語

松本大洋の漫画
「スピリッツ」で1996年~1997年にかけて連載
神奈川県藤沢市を舞台にした卓球に青春を捧げた男子高校生の物語


<主要登場人物>
・ペコ - 星野裕 : 片山福十郎
・スマイル - 月本誠 : 内山昂輝
・ドラゴン - 風間竜一 : 咲野俊介
・アクマ - 佐久間学 : 木村昴
・チャイナ - 孔文革(コン・ウェンガ) : 文曄星


<ストーリー>
江の島のある県藤沢市を舞台に、高校卓球部の青春が描かれる。
メインは5人。

1. ペコ
天才肌でタムラ卓球場で練習したジュニア時代は無敵だったため、自信過剰で片瀬高校卓球部では練習をさぼりぎみ。
「とにかく勝ちゃいい」「高校卒業したら世界へ行く」と息巻いていたが、
1年時のインターハイ県予選でタムラ卓球場の幼馴染で格下だと思っていたアクマに敗れ、そのアクマがスマイルに敗れたことで卓球から一時離れてしまう。
アクマから才能あるんだから逃げるなと激を飛ばされタムラ卓球場のオババ(野沢雅子)に一から指導し直してもらう。

2. スマイル
ロボットの様に無表情なせいで子供の頃いじめられていたが、いつもペコに助けられていた。そのためペコの事をヒーローだと思っている。卓球を教えてくれたのもペコだった。
スマイルのプレーに才能を感じる人は多いが、「勝つために何かを犠牲にしたり、引きずりおろしたりしたくない」と試合中でも手を抜くことがある。
才能を感じた一人、片瀬高校のコーチ小泉(屋良有作)は自身が選手時代に相手の弱点を責めることが出来なかったこともあり勝利に執着がないスマイルに「才能あるものだけが行ける場所」に連れていくため特訓を強いる。

3. ドラゴン
海王学園 主将。
世界大会で優勝するほどの実力者で、自身や部の連覇だけでなく祖父の卓球用品「ポセイドン」の広告塔まで背負っているが、実はプレッシャーに弱く試合前はトイレに籠る。

4. アクマ
子供の頃タムラ卓球場でペコ、スマイルと一緒に練習した。
人の何倍も努力しているが才能がない。
子供の頃はペコに憧れ、高校ではドラゴンに憧れたがドラゴンがスマイルに執着していることを面白く思っていない。

5. チャイナ
8歳で親元を離れた程の中国のエリート選手だったが、ナショナルチームから落ち辻堂学院高校に留学。
エリート意識が強く転入当初は日本の卓球をバカにしていたが、インハイでドラゴンに負けてからは他部員の指導を行うようになる。

そんな彼らが1年後のインハイ予選で集結する。
強い相手との試合に臨むことで、才能あるものはより高く空を飛び、才能のないものはどんなに努力しても届かない高さに打ちのめされる。

インハイ予選の勝敗と彼らの今後は。。。


<メモ>
独特の絵柄が好みではなかったのですが、10話、11話の試合は迫力があり感動しました。

スポーツアニメだと思っていたけど友情アニメでもあるんですね。
勝利に興味がないスマイルが小泉コーチの元、激しい練習に耐えたのは自分のヒーローであるペコの帰りを待っていたから。
ペコの方はロボットのように笑わないからスマイルなのではなく卓球してる時は笑うからスマイルって呼んだんだ!
と子供の頃を思い出しスマイルの元にヒーローとして戻るため必死で努力をした。
言葉じゃなくボールを打ち合うことで気持ちを伝えるのがかっこいい。


20.6.7

投稿 : 2020/06/08
閲覧 : 266
サンキュー:

7

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