「彼女、お借りします(TVアニメ動画)」

総合得点
75.0
感想・評価
583
棚に入れた
2044
ランキング
829
★★★★☆ 3.4 (583)
物語
3.1
作画
3.6
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.4

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

クズでヘタレなDT大学生がレンタル彼女を利用したら…

詳細は公式でも。

原作1巻だけ読みました。
ほぼ原作準拠で進行した初回。千鶴のお婆さんが和也のお婆さんと同じ病院に入院してて、空き病室のベッドに隠れるシーンだけ、2話から持ってきているという感じです。

1巻だけ読んだ感じでは、この和也ってのは、こんなもんじゃないくらいクズでヘタレです。この主人公を受け入れられるかどうかで、視聴を継続できるかどうか決まりますね。千鶴は文句なしにいい女です。CV:雨宮天さんというのは適役だと思います。ちなみに小悪魔・麻美の悠木碧さんもぴったりですね。

いやあ、よくいるみたいですよね、風俗嬢に事後に説教するジジイ。「まだ若いのに、何でこんなことやってんだ。虚しくないのか?」って。この主人公はまったく同じ。自分でやっといて、よく言えるものですよねw

今期は大学生が主人公の作品が他にもありますね(宇崎ちゃん)。中高生主人公の作品より、少し大人なので面白くなりそうですね。作画も初回だけに出来は上々。これをキープしてくれることを期待しますよトムス。

=====第2話視聴後、追記です。
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レンタル彼女・千鶴が同じ大学だと知ってしまった和也。千鶴はバイトのことを学内に秘密にしている(当たり前)からと口止めをします。ですが、なんとご都合展開なことに、和也の住んでいるアパートの隣の部屋に、千鶴が住んでいたのです。

そんな折、和也のおばあさんから家に遊びに来るとの連絡。なぜか、おばあさんには見栄を張りたい和也は、土下座して千鶴に部屋に来るよう頼みますが、当然のことながら断られます。和也の部屋に来たおばあさんは、どうせ振られたんだろうと言いますが、その声は隣の千鶴にも届いており、なぜか千鶴は料理を持って和也の部屋に行き、彼女を演じます。そして、週に一度、おばあさんの見舞いだけレンタルされることを承諾するのです。

そんな見舞いの帰り、ふたりは和也の親友ふたりに遭遇します。これから飲み会だからと誘うふたり。千鶴は断るようにサインを出しますが、どういうつもりか和也は行くと返事をします。

飲み会には、和也の別れた彼女・麻美ちゃんがいて場は重い雰囲気に。その空気を和ませようと麻美ちゃんは、和也のことをいじってディスります。それを聞いていた千鶴は、彼氏を悪くいうなと激怒(彼氏じゃないけど)。困った小悪魔・麻美は、和也に助けを求めると、なんとクズなことに「俺ら、いつもこんな感じだから」と麻美を庇うのです。そして和也は心の中で「どーせレンタル彼女だから。所詮、利用規約1枚の仲なんだから」と、てめえの罪悪感を収める理屈で納得するのでした。
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という、キングオブクソ主人公炸裂な第2話でした。

いやあ、なかなかにクズでクソな主人公ですなあw ここまでのは、リゼロのスバルがスーパークズモードだった中盤と同じくらい胸糞の悪い気分になります。

ここまでが既読の原作1巻の内容。ここから中身を知らないので、どうなるか。もし原作者が和也をマイナス100からスタートさせて成長を描くのであれば、まあ納得はしますが、たいして成長せずに単にハーレムが流されるように形成されていくなら、最悪の作品になるかなと。

今んとこ、この和也に千鶴が惚れる要素は1ミリもない……よね? よね?
麻美も当然、こんなクズをまだ好きじゃない……よね? よね?
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
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麻美に部屋に誘われた和也。でも、弟が友達を連れてくるからって土壇場でキャンセル。逆に部屋に誘ってみたものの、断られましたと。

で、まあ部屋の前で千鶴にあって、寂しくなったらまたレンタル続けてみたらと慰められます。

そして、なぜか飲み会仲間で下田へ。麻美が実は毒女で、和也を別れさせると裏垢に投稿して。そんな時、ご都合の良いことに千鶴が現れます。はたして、どうなるのでしょうか。
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というお話。

相変わらず和也は、底抜けのバカでクズな最低男ぶり全開です。まあ、DTだしマミの性格見抜けないのは仕方ないにしても、元鞘に戻れると思ってるのは痛い。

アパートの前で会った千鶴に、謝りながら泣くとか、どんだけ女々しいの?

ご都合の下田旅行、麻美に誘われたのは悪くないって思われてる? 逆に何考えてるか分からなくて怖くね?

買い出しでコンビニに行って、偶然に千鶴と遭遇したとき、なぜトイレに連れ込む? 話があるって、なぜレンタル続けたらって言ってくれたのかって、それいま聞くことか? さらに「レンカノだけど、いちおう水曜の恋人だから、俺と麻美ちゃんがヨリ戻したら気を悪くしないかなって心配で」とか何言ってんだお前状態。

千鶴が「あなたと話してるとクラクラする」って怒りますが、視聴者全員「観てるこっちは、もっとクラクラするわ」って総ツッコミですw

麻美に見つかりそうになって、一ノ瀬バージョンから水原バージョンに変身してごまかした千鶴(普通に気付くだろ)。なし崩し的に浜辺で雑談するも、和也が千鶴は地元が下田だの、お嬢様だから地元のおすすめスポットは知らないだの、渋谷でナンパしただの、見栄っ張りの大嘘つき。

EDには、千鶴と麻美の他に黒髪ショートとピンク髪の赤面少女が出てきますが、こんなクズ男にハーレム……? やー、ホント「スクールデイズ」と並ぶ主人公のクズっぷりに、ストレスフルな作品として記憶に残るかも。あ、作画とか展開のうまさ、声優の演技は評価していますよ。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
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どんな企みがあるのかわかりませんが、麻美は和也にモーションをかけ、岩場の影でキスをします。

この麻美の態度にすっかりほだされた和也は、ヨリを戻せると確信し、急に気が大きくなります。みんなの前で千鶴とは別れる予定だからと、打ち合わせもないのに言い放って千鶴は困惑します。

と、そこで和也の親友・木部が殴りかかります(元空手部の主将なのに?)。さあ、和也はいったいどうなるのでしょうか?
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というお話です。

いったん拒絶反応があると、なかなか受け入れられないですね。和也の一挙手一投足が、どうしてもダメ。上にも書きましたが、千鶴と結託してみんなを騙すなら、最低限のコンセンサスって必要ですよね。それを独断で行動するもんだから、もう一方は整合性を取るのに苦心します。

そして、千鶴の気持ちを考えろって殴りかかる親友に対し、逆ギレして木部を殴り続ける和也。女性陣ドン引き。妙にシリアスなシーンにするもんだから、余計に和也のヤバい奴感がアップです。

ただ、今回は気持ちの先走りとは言え、千鶴にこれ以上迷惑かけられないと、別れるというのを公表するのはよかったですね。ただ、それに反比例して千鶴の意味不明な態度に??? 楽しかったみたいなことを言いますが、いったい楽しかった要素がどこに?

木部が千鶴に、和也のいいところアピールがありますが、そのエピソードがまた弱いったらない。夏休みの植木鉢を倒して適当な種を植えた木部。それに毎日水やって、違う花が咲いたって。それのどこが夢を追いかけるカッコいいエピソードなんだろうねw

そして、まあそうならないと物語にならないのですが、千鶴が少し和也に矢印が向くのが……。どこに好きになりそうな要素がある? 顔も見たくないくらい嫌悪感を持つと思うのですが。

こんな感じで、動機もきっかけもないまま、ゆるくハーレムが築かれるのかなあ。だとするという、ちょっとかなり凡作になりそう。
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=====第5話視聴後、追記です。
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体調が悪く、熱っぽい千鶴は朦朧としてクルーズ船から海に落ちてしまいます。それを知った和也はとっさに飛び込んで……というところが前回のラスト。沈んでゆく千鶴を救ったものの、陸に上がったら意識が遠のいていく和也。意識を取り戻した千鶴は、和也に心臓マッサージを施しますが戻りません。そこで、マウストゥマウスで人工呼吸をすると、なんとか和也も意識を取り戻しました。口づけをしたことで、千鶴も少し和也を意識したそのとき、そこに現れたのは海上保安庁。ふたりは、なぜかこっぴどく叱られるという。

いちおう病院に一泊したふたり。翌日、親友たちが迎えに来ましたが、千鶴は実家に帰ったと和也は嘘をつき、仲間たちと帰宅の途につきました。木部に「千鶴とうまくやれ」と言われ、ちょっと意識した和也。アパート前で偶然、帰ってきた千鶴に出くわしますが、そのつれない態度に意気消沈します。

旅行の写真を仲間からスマホに送られ、アメリカンな水着姿の麻美を見て勃起する和也。我慢できずにシコり始めます。麻美を想像しながら手を動かす和也。と、麻美の痴態にインサートしてくるのは千鶴の姿。結局、最後は千鶴でフィニッシュ。そのとき、和也は初めて千鶴のことが好きなんだと自覚するのです。

そして、Bではおばあさんの快気祝いということで群馬の温泉旅館に。なんと、おばあさんは千鶴のおばあさんも誘っていました。豪華な部屋はおばあさん2人で泊まるので、和也は別の部屋に泊まれと鍵を渡され、その部屋に入ってみると、なんとそこにはご都合展開なことに千鶴が浴衣姿で、豊満な胸の谷間を出し出して居たのでした。はたして、どんな夜になってしまうのでしょうか。
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というお話。

一気に話が陳腐になりましたね。というか、女子の視聴者は今回で一気にふるい落とされるのは間違いなさそう。なんたって、オナニーのおかずになってしまったことで千鶴に対する想いに気づいたという、なんとも下品な展開だからですね。なんというか、アニメなんだから出した後のティッシュの描写をリアルに表現しなくても……。

おばあさん2人が結託して、孫たちを同じ部屋に泊まらせる罠を仕掛けるなんて、すげえ気持ち悪い。いくら女同士だからって、おばあさんが孫の恋人と風呂で一緒になって尻を触ったり、胸を揉んだり、秘部を手で洗ったりしないでしょ、気持ち悪い。これは僧侶枠かな?

初めて和也の父親がモブで登場しました。これ、原作1巻では和也に大学入学時に「これでやりくりしろ」と100万円入っている通帳を渡したり、アパートの前で和也が千鶴にレンタル料金を渡しているところを見てしまうというキーパーソンの父親なんですけどね。それ、全部なかったことにされ、モブにした理由ってなんでしょうね。このエピソードを知っていれば、なんでレンタル彼女でバンバン金を使えるかわかるのにね。

ちょっと、どーでもよくなりつつあるんですが、次回に黒髪ショートの可愛い子が登場するみたいなので、どういう関わり方をするのか観てみますけど……。
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=====第6話視聴後、追記です。
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う~ん、なんと言いますかね……。

ここまでのストーリーから、ちょっと原作者の女性観というか恋愛観を、キャラの言動からプロファイリングしてみます。

【和也】
・窮地に立つと嘘をついて逃げようとする。
・麻美も千鶴も性的な対象としてしか見ていない。
・千鶴がオナネタになったことでマミのことは頭から消える。
・木部や栗林を完全に見下している。
・木部を逆ギレして殴る。

【栗林】
・彼女を所有物としか考えておらず、自慢するためにWデートを企画。
・ボルダリングする千鶴の身体のラインに発情。

このへんを見る限り、女性(彼女)というものが他者からマウントを取るためのステータスとして、容姿やスタイルがいいことが条件となっているという印象を受けます。そして、それは単なる性的な対象にしか見ていないという。ま、そもそもレンタル彼女というもの自体、彼女を見せびらかすための所有物という発想にほかならない。このへんが「レンタルおじさん」とか「レンタルなんもしない人」とは、根本から違う点でもあります。

そして、自身の気持ちが移り変わったら前の彼女は気に留めなくなる。つまり、逆に彼女として安定したら別の女性に目移りする浮気願望があるようです。

一方、同性に対しては常に「どっちが上か」というマウントを気にして、プライドを維持するために困ったことが起こると嘘をついてごまかしたり、逃げてしまうといった性格のようです。また、女性キャラもそうですが、実に簡単に人を殴る。それも、なんというか逆ギレに近い形で。これはDVを起こす傾向が窺われます。

もちろん、作品である以上、作り物だという見方もありますが、こうした部分に作者の性質が出るんじゃないかなって感じを強く受けた回でした。
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=====第7話視聴後、追記です。
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瑠夏の登場で話が面白くなるかと思いきや、いろいろと無理が出てきて破綻寸前のストーリーですね。ツッコミどころも満載ですが、面倒なので箇条書きで。

・なんの優位性があって和也は、瑠夏に千鶴がレンカノだってバラさないと誓約しろって録音しようと? 誰がそんな条件飲むかって。
・いや、歩道橋の一番上から落ちたら死にますよ。少なくともケガするよ。
・やっぱ、瑠夏もレンカノでしたか。ってか、そこでどんな話になったか知らないけど、お前はあっさり千鶴にペラペラ喋るんだ?w
・なんで、瑠夏はわざわざリスクのある大学に和也に会いに?
・案の定、栗林に見つかりそうになって密着展開。アホくさ。
・は? どこに和也なんて好きになる要素が? 本人も言ってるけど。いろいろ理由言ってるけど、全然理由になってないし……。
・で、なんで修羅場みたいなことになってんの?
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なんという強引さでハーレムに持ち込むんだこれ……。そんな栗林から聞いた話だけで、瑠夏はそこまで和也を好きになるのが無理がありすぎる……。

ただ、キャラデザはいいんだよなあ。中の人もいいんだよなあ、由比ヶ浜だし。
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=====第8話視聴後、追記です。
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瑠夏と付き合うことになった和也。しかし、連絡し合うのがめんどくさいという感じ。

そして季節は流れ、クリスマス。千鶴とはあれ以来、会っていません。でも、隣から聞こえるシャワー音で妄想し、シコる生活を過ごしています。

瑠夏からのクリスマスの誘いを断り、駅前で銀行から出てきたところ、千鶴とイケメンが会っているところを目撃。どうやらデートのようです。和也は千鶴たちをつけることにしました。すると……。
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というお話です。

千鶴も言うように、シンプルにストーカーです。気持ち悪さ全開。イケメンは実は俳優養成所の仲間で、千鶴は女優だったのですというオチ。んー、まあ一応レンカノやってる理由になる……のか? なんか、この誤解すれ違いのために後付けで設定したような強引さですが。

てか、ストーキングしている和也が、ちょいちょい「結局クリスマスは一人か」とか「俺、何やってんだろ」とか言ってますが、それこそシンプルに……、

なら、瑠夏とデートしろよ。

と言いたいです。そもそも無理があるのは、瑠夏に千鶴がレンカノだとバラされたら困るという理由なんですが、いろいろ無理あるよね。あ、いや、千鶴がレンカノってバラされるのが困るという動機よりも、和也自身がレンカノを借りていたということを栗林たちにバラされたら困るという自分勝手な動機のほうが大きいということですが。

ていうか、瑠夏は栗林がレンカノ借りていたことを和也にバラしている以上、もう栗林は借りないだろうし。となると、ほかに瑠夏は誰とも接点ないんだから、バラされると困るから付き合う理由だってないですよね。そこに最大の無理があるんですよね。

結局、まずはなし崩し的にハーレムになるという設定ありきで話を作るから、こういう破綻した展開になるわけで……。そりゃ、瑠夏と普通に付き合っちゃったら終了ですもんね。で、すでに頭ん中は麻美は片隅からも消えているというね。夏に、あれだけ麻美にこだわってたのにね。
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=====第9話視聴後、追記です。
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なんかもう、いちいちツッコミ入れる気にもならないというか……。

この主人公は、とにかく嘘しかない。
瑠夏が虚言癖とか、いくら場をごまかすためとは言え、ひどいにもほどがある。

ま、そんなことよりも、この流れになってからストーリーが本当に面白くなくなりましたね。なんていうか、和也の家庭事情とかどーでもいいという。

ここまで観ちゃったから、最後まで観るけど、もう高い評価にはならないなー。
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=====第10話視聴後、追記です。
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カラオケ店でバイトを始めた和也。そこにバイトとして入ってきたのが、瑠夏でビックリ! というのが前回まで。でも、この件については、特に何がってことではありません。

まさに冷やかしにきた木部たちから、栗林の様子が変だと聞かされる和也。バイト代が出て、ぼーっと栗林に何かフォローしてやろうと考えて、やったことが千鶴をレンタルして栗林とデートさせるという。

いよいよ栗林と千鶴の浅草デート開始!
はたして、どうなるでしょうか?
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というお話。

いったい、どういう頭の中の思考で、こんなことを考えつくのか。そもそもバイト始めた理由が生活費が心許なくなってきたからでしょ? バイト代でレンカノ、それも友達に派遣するために使うとか本末転倒だろ。

それに、あんなことがあって、栗林に嘘ついてたことを謝るやり方が、これ? まあ、お話だから栗林が腑に落ちて、2人で笑い合って仲直りしましたけど、普通こんなことされたらブチ切れるところです。

そして今回のラストに最大の謎が千鶴から和也にお願いという形で提示されます。「後輩をレンタルしてほしいの」と。

え?
千鶴は人気嬢なんだから、何もわざわざこんな最低男に大事な後輩を借りさせる理由はないよね? もし仮に千鶴が和也をちょっと良いと思っているとしたら、わざわざ火種になる(に決まってる)ことしないよね?

なんかもう、シナリオが場当たりで、可愛い女の子を出してすったもんだやりたいだけの展開なんだよね。しかも思い出したかのように「麻美とはどうなの?」とか言い出すし。次回予告では、また麻美が出てきそうだし。

インターフェイスの取っ掛かりこそ、和也のクズっぷりばかり目につきますが、これストーリーも相当ひどいですよ。脚本のせいなのか原作のせいなのか知りませんが。
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=====第11話視聴後、追記です。
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千鶴に頼まれ、墨をレンタルする和也。しかし、墨は超絶人見知りでした。

とりあえずレンタルされて人見知りを克服するという目的で、墨は勇気を出して和也とデートします。しかし、2人を見ていた人影がありました。そうです。和也の元カノ?の麻美でした。

ボーリング場に行った2人。そこで声をかけたのが麻美。和也は千鶴と恋人関係という体で振る舞っていたので、慌てふためきます。とりあえず口外しないという約束を取り付けたものの、麻美はネットで「桜沢墨」と検索すると、なんとレンタル彼女だと判明。そこで、いろいろ観ているうちに千鶴も同じレンカノ事務所に所属していることがわかり、千鶴をレンタルしてみることにしました。はたして、次週最終回、どうなる?
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というお話です。

こういう感じで最初から作れば、ここまで和也にヘイトを集めることもなかったのに。今回は、それなりに面白かったですよ。

とはいえ、次週はもう最終回。もう大幅に印象がアップすることはないでしょうね。原作準拠もいいけど、冷静に原作読んでみて、こんな主人公で受けると思えないことぐらいわかりそうなものなのに。こういう話こそ、改変すべきだと思います。

墨のCVは高橋李依さん。ヒロインたちの声優は、雨宮天さん、悠木碧さん、東山奈央さん、高橋李依さんという演技が達者で声が可愛い実力派声優を揃えたのは高く評価できますが、いかんせんストーリーというか、主人公のキャラ設定が最悪なので萌え豚にしか受けない作品になってしまったのが残念ですね。
{/netabare}
=====最終話視聴後、追記です。
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千鶴がレンタル彼女だと気づいた麻美は、なんと千鶴をレンタルします。そして、向かった先は“偶然にも”和也と瑠夏がバイトするカラオケボックス。瑠夏に真剣な告白をしようとしていた和也ですが、ふたりの姿を見て動揺。仕事も手につかず、何を会話しているのか、ドアを少し開けて“盗み聞き”します。

そこで交わされていた会話は、レンタル料金を受け取る受け取らないの話。麻美に千鶴がレンカノだとバレていると和也は知ります。店を出たふたりが気になって仕方のない和也は、何をするのかと思ったら水のペットボトルをがぶ飲み。ゲーゲー吐いて具合が悪くなったと“嘘”をついてふたりの後を追います。

「これ以上、水原に迷惑をかけられない。全部、俺が悪いんだ」と言いながら追いかける和也。歩道橋の上でふたりを見つけますが、いつもどおり声もかけられずに“隠れて”会話を“盗み聞き”します。

性格の悪い麻美は、千鶴を煽ります。それに対し、千鶴は麻美に和也のことはどう思っているのか問いただしますが、それはあなたに関係ないと突っぱねる麻美。和也の気持ちを真剣に考えたことがあるのかと千鶴は訴えますが、麻美には届きません。だってCパートでベンツ男とデートしてるんだもん、ねw

で、夜。和也はアパートの部屋の前で千鶴を待っています。帰宅した千鶴に、今日のことは全部見ていた。ありがとう。と“ストーカー”な事実を話します。引く千鶴。1年間、レンタル彼女として彼女やってきたのに、本当の彼女を作ってあげられなくてごめんと意味不明な謝罪をする千鶴。それに対し、「俺は水原の長い黒髪が、白い脚が……好きなんだ」と“欲望まみれ”の気持ち悪い妄想モノローグのあと、水原に「俺は君がいい」と告白します。「はぁ!?」という反応の千鶴に「あ、いや、レンタル彼女としてだよ」と“ヘタレな言い逃れ”をして自室に戻る和也。しかし、なぜか千鶴は赤面して「バーカ」と一言。

そして意味不明なCパート。上でも言った麻美がベンツのおっさんとドライブデート。木部は和也のババアとオンライン通話からの友人たちとフーターズ。千鶴の俳優養成所仲間のイケメンは知らない女とデート。そして、千鶴は相変わらずレンかので待ち合わせで、ニコッと笑顔でフィナーレ。「またのご利用をお待ちしています」で終了でした。
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という最終話でした。

1クール通じて、和也のクズっぷりはほとんど改善されていないのは、↑の最終話のあらすじを見ていただければわかると思います。とにかくヘタレで見栄っ張りで、その場限りの嘘をつき、窮地に追い込まれるとすぐ涙を流し、ストーカー気質という、どこにいいところがあるのかといった感じです。そして、まあこの手のラブコメではありがちなんですが、こんな男のどこがいいのか、女の子たちが憎からず思ってしまうというところ。これでバリバリのイケメンならともかく、そんなでもないしね。

この作品がなぜか人気があるのは、登場する女子キャラが軒並み可愛いところ。トムスも、そこは頑張ったんですね。そりゃ、この主人公でこんなストーリーで、作画崩壊したら爆死間違いなしですから。ヒロイン4人それぞれ違ったタイプで、どの子も魅力的でした。中の人の演技も含めて。特に瑠夏のCV:東山奈央さん。俺ガイル完に続いて、こっちも可愛い“すべり台”ヒロインでしたねw

でまあ、2期の制作が決定したそうですね。「宇崎ちゃん」も2期が来るらしいし、TBSとしては数字が読めない新作よりは手堅いと判断したんでしょう。ま、こんなストレスが溜まるアニメはもう観ませんけど。
{/netabare}

投稿 : 2020/09/26
閲覧 : 595
サンキュー:

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