「空の境界 第四章 伽藍の洞[ガランノドウ](アニメ映画)」

総合得点
72.1
感想・評価
685
棚に入れた
4045
ランキング
1172
★★★★☆ 4.0 (685)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
4.0

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二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全体のポジションとして重要な一作

空の境界 第四章。
45分強ほどと、比較的短いです。
ただ、第二章 殺人考察(前)では二面あった式の人格が1つになった理由や、式の特殊な力、それに目覚めた経緯、能力を受け入れた経緯や蒼崎橙子との出会いについて描かれていて、全体のポジションとして重要な一作だと思います。

時系列でいうと殺人考察(前)より数ヶ月後であり続く話、第一章 俯瞰風景や第三章 痛覚残留は、本作より後の話になります。
交通事故により病院に緊急搬送され、そのまま昏睡状態に陥った両儀式は、奇跡的に意識を取り戻す。
ただ、彼女の見える世界には、全ての物に亀裂が入り、そこをなぞるだけでバラバラに死んでしまうことが分かる。
人を見るだけで殺し方がわかるその能力"直死の魔眼"に苦悩し、目を潰そうとするが、それを静止したのが"伽藍の洞"所長である蒼崎橙子だった。
両儀式と蒼崎橙子の会話が主な内容で、それほど入り組んでおらず、尺の短さも手伝ってサクッと見れます。
第四章は繋ぎ、少年漫画でいう回想編のようなものと思いました。
また、本作により「直死の魔眼」の説明が入るのですが、その能力を手に入れる起因となった交通事故が、どのようなものだったのかについては作中、触れられません。
スタートから両儀式が緊急搬送されるので、唐突感があります。
まさか本当にただの交通事故だったというのか、後で説明が入ることを期待しています。

本作も高密度で美しい戦闘シーンが入りますが、相変わらずキャラの動きが激しくてすごかった。
大スクリーンに映えたんじゃないかなと思います。
空の境界は戦闘シーンがカッコよくていいですね。

投稿 : 2020/07/15
閲覧 : 261
サンキュー:

4

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