「ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦(アニメ映画)」

総合得点
65.5
感想・評価
96
棚に入れた
546
ランキング
3195
★★★★☆ 3.6 (96)
物語
3.5
作画
3.4
声優
3.7
音楽
3.4
キャラ
3.8

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ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

クリリンとミスター・サタンは同い年

製作者は一発ネタで映画を作ってはいけない教訓の作品
個人的にはドラゴンボールの中では酷い映画と感じました。

まずターレスの存在、悟空が頭を打たず戦闘民族サイヤ人として生きていたら
のアイデアで出したキャラみたいなんですが、どうも設定がいい加減で気になりました。
ターレスが悟空に似ている理由がサイヤ人の下級戦士はタイプが少ないからと
されていましたが意味がわからなかった。
ハッキリいって適当すぎます下級戦士なら似るというけど下級サイヤ人で
似ているキャラなんてTVスペシャルでもアニメオリジナルシーンでも見たことないし
説得力は皆無ですね。
ターレスの強さも神精樹の実を食べ続けたとはいえ下級戦士にしては強すぎて萎えました。
界王拳前程の悟空相手に下級戦士では相手としては不適格でしょう。
悟空戦闘力3万×10倍界王拳よりも強いとかギニューよりも強いて・・・
地球で食べた神精樹で10倍くらいパワーアップしたと無理やり解釈しました。
でも食べる前から大猿悟飯推定戦闘力10万を相手にしようとしていたのでやっぱり最低でもギニューぐらい
ありそうですね。そんなに強いのになんで宇宙海賊みたいなことしてるんですかね。
しかもパワーボールが作れて大猿になればフリーザよりも強そうなので
なんだかなと当時子供ながら映画館見ていて思ってました。
パワーボールが下級戦士でも作れるのも勝手に設定を追加しないで欲しい。
ターレス自身についての過去の掘り下げがまったくなかったので
どういうキャラなのかもわからずターレスに惹かれる部分は感じられなかった。

あと個人的には悟空の顔と声での悪人は見ていてチョット気分が悪かった。
やっぱり悪人の悟空は見たくなかったです。

戦闘シーンも脇役の敵キャラとの戦闘が短くて印象があまり残りませんでした。
ターレス自身ともそれ程戦ってなくバトル的な魅力は殆ど無かった。

ストーリーについては最初火事が起きて焼け野原になったのをドラゴンボールで再生させたのは
最後地球がメチャクチャになったのをドラゴンボールで再生させるのを封じるのに
やったイベントで必要なのはわかりますが安易な乱用は良くないと感じました。
ターレスが悟飯を大猿にしようとした理由もイマイチわからないし
その後の展開も大猿悟飯が悟空を握りつぶしたのも
ベジータ戦のオマージュをやってみましたにしか見えず新鮮味が感じられなかった。
ターレスが元気玉食らったシーンもベジータ戦のオマージュだしなんでオリジナリティーが
ないのかと思いました。
最後の地球が助かる展開も何が起こっているのかわかりにくかったので
まとめ方も悪かったかなと感じました。

映画版はガーリックJr以外はテレビ本編とは直接関係ないパラレルワールドなのは
わかりますがいつの時期なのかわからないのは問題ヤムチャやピッコロが生きていたりで
その点も本作は違和感がありました。

良かった所はヤムチャについては15年ローンで買った飛行機がすぐ壊れそうなのが
見ていてなんとなくわかったので、飛行機が壊れた時はヤムチャには悪いですが
そのシーンは笑えました。
ハイヤードラゴンの造型は良かった。のちのシリーズにも出れたので好評だったようですね。

投稿 : 2020/07/20
閲覧 : 208
サンキュー:

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