くろゆき* さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

ヤムチャが｢狼我風風拳｣を出すのは、戦闘に負ける合図

大ヒット作品のドラゴンボールZの続編として期待したこのアニメ。
期待を裏切るには十分な作品でした。
まずいい点が一つだけあるのでそこを述べましょう。
それはオープニングです、曲自体はドラゴンボールに合わないものの、耳に残って離れない曲です。カラオケでも歌います。
しかし……それしかないのも事実です。
悪い点はまず孫悟空。
体が小さくなっただけなのに、性格まで幼くなりった。正直かなりうざかったです。
そしてパン、ヒロインとしては最低クラスで雑魚なくせに威張るしうるさいしもう最悪、正直サタンに同情した。
次に目についたのがパワーインフレ、まさに悟空独壇場。悟空以外相当弱い。
特に悟飯。お前最強だったじゃん!しかも何でスーパーサイヤ人!?とかなり突っ込みたい。ベジータも不運、結局引立て役。
そしてウーブ、こいつの存在は正直いらない。
何か強いらしいけどそれがあまり分からなかった。
次のダメな点は旧キャラの扱いでクリリン、ピッコロは無駄に死んでしまうし、ヤムチャや天津飯は登場自体がほとんど無い。
これでは旧キャラファンから非難が来る、特にクリリンは人気キャラクターなのに。
この作品の最後の敵はドラゴンボールというかなりドラゴンボールの本質を突いた素晴らしい発想であったものの、逆にそれが裏目に出て悟空や他の人達が生き返らないという事態を招いてしまった。
だから終わり方があんまりすっきりしない、そして最後の戦いを悟空一人に押し付ける仲間達はかなり非情です。
何かもうこの作品自体が原作をおとしめている気がしてならない、何でこんなことになってしまったのでしょう……