「劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-(アニメ映画)」

総合得点
72.2
感想・評価
239
棚に入れた
1247
ランキング
1173
★★★★☆ 3.6 (239)
物語
3.5
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.7

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ネタバレ

コンキスタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ぬぬぬっ!!

ダンまちは原作から読んでいる者ですが、やはり大森藤ノ先生が脚本を担当されただけはあるな!と思う内容でした。

映画鑑賞時に作品の感動で鳥肌が立てる映画に仕上がっていると思います。(自分はゾワゾワ立ちました)

ベル・クラネルが歩む英雄譚の物語にふさわしい内容に感動しました。

しかし、悔しいながらも、満足できないところもあり
本シリーズのテーマでもある『英雄』というワードが伝わりづらかった内容ではあったと思います。

途中から『映像ありきではなく脚本を読んでる気分だな』と感じてしまいました。

戦闘シーンを少なくするのであれば、ベル君のアルテミスを殺すという選択肢について、もっと葛藤や嘆きがあっても良かったと思います。

英雄も最初から英雄足り得る訳ではなく、様々な出会いや葛藤や別れがあって英雄譚を紡いでいくわけです。

その一節がこんなあっさり系ラーメンみたいな感じで終わってしまったのが悔しいですね。

ベル君の心情が(ヒロインが多すぎるが故に異性への感情が描けない)透けて見えないのが非常にに悲しかったです。

それゆえ、アルテミスの『100万年分の恋をしよう』に対し返答できなかったわけで、映画見ながら『うわぁぁぁ、勿体ない』と思ってしまいました。

総じて評価するなら『感動したけどいっそ別作品として世に出たならもっと感動できたかも…』という内容でした。

※追記 ダンまち面白いからみんな見てね(≧◡≦)

投稿 : 2020/07/30
閲覧 : 207
サンキュー:

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