「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(アニメ映画)」

総合得点
91.1
感想・評価
558
棚に入れた
2609
ランキング
39
★★★★★ 4.4 (558)
物語
4.3
作画
4.7
声優
4.4
音楽
4.3
キャラ
4.3

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ネタバレ

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

少佐がヒロイン

あしながおじさん計画で育て、戦場で少佐を守り続けたヴァイオレットが、巷で愛を理解し、手に職をつけ、その業界でナンバーワンを取って、更なる成長を遂げて、いじけた少佐の待つ所へ迎えに行くストーリー。
前作の外伝ではヴァイオレットが王子様役を演じて女性向けに仕上がっていたが、今回はきちんと親父ホイホイに戻っていった。

若干最後の、お兄ちゃんはヴァイオレットたちと一緒の船できてヴァイオレット達に譲っての最後に登場とか男前だったのに、
背中おされてからの一番盛り上がる所が…少佐は流石に追いつかんだろって展開からの…
ヴァイオレットアイは千里眼
ヴァイオレットイヤーは地獄耳
ヴァイオレットアームは不沈艦
って心の中で盛り上がりながらも突っ込みつつ、
特に最後は泣きじゃくるヴァイオレットに寄り添うだけでよかったのに、少佐は喋るなと思ってしまった。
最後の泣きは引っ張りすぎて若干さめてしまったので、ここは制作側が力入れすぎたのかもしれません。

という所はさておき、正直最後の少佐の発言以外はとてもよかった。
時代の流れと共に手紙から電話へと想いを伝える手段が変わるけど、正直な気持ちを手紙で綴るのは素晴らしいことだという導入部分も、この家はもしかして?と匂わしがあり、そしておばあちゃん…という所で既に泣けました。

ユリスとの家族愛の終始泣きでした。アン編からひっぱってスタートし、同じ形で親から子を子供から親と持ってくるのは本当に泣ける。
正直な想いを伝えることはどんな形であれ大切というのは今思い返しても泣けます。

TV版・外伝といろんな形の愛を表現してきて、最後に劇場版でヴァイオレットと少佐の純愛をハッピーエンドで終わらせての形は予想通りだが〆かたとして王道で最高でした。

100点中94点

投稿 : 2020/10/10
閲覧 : 226
サンキュー:

15

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