「OVERMAN キングゲイナー-オーバーマン(TVアニメ動画)」

総合得点
66.4
感想・評価
190
棚に入れた
1130
ランキング
2101
★★★★☆ 3.7 (190)
物語
3.6
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.8
ネタバレ

ナイアガラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 1.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

富野節ってなに

4話で断念。

富野節…特にセリフ回しについて
これを評価、称賛する方達の主張は
『リアルな人間としての会話を表現する為、
シナリオに縛られていないモノにしてあるから』だ
という内容だ。

いわゆる演技でいう所のメソッド演技と同義である。
登場人物を深く理解し、自身に落とし込み、
台本等の感情を自分自身として表現する。

つまり、説明的なセリフ、「理解」を目的としておらず
その場、生の会話を目指す。

いやまて。

富野作品全般が評価されている事を置いておいて
自分は今作品においても、やはり評価は出来なかった。
ガンダムしかり、ブレンパワードしかり…

なぜなら、『わけわからん』からだ。
大前提として固有名詞が予備知識なく飛び交う事に対してではない。

人物の関係性をぶっ飛ばしたセリフについてだ。

いくら生の会話を目指したからと言って、
対象が同じ人に向かって、
君、おまえ、○○くん、ってギャグでもなければ
呼称を変えるだろうか。むしろ緊急性の高い時ほど
いつもと同じ呼び方をするのが自然ではないか。

そして関係性。
幼馴染のように振舞ったかと思えば、他人になったり
ただのクラスメイトになり、また片思いの相手になったりする。
これが時間の経過、事象を経てではなく同じタイムラインの中で
起こる為、見てて『?』となる。
これが会話だけでなく行動原理も同じ。
※今作品で言えば1話からボクシングでキスを賭ける話まで
例として、突然友達が逮捕の様な事されて、次のシーンで
普通の会話するのだろうか?わけわからん…

ゆるーい視点になれば『あぁこのキャラがヒロインね』
ぐらいで済ませられるかもしれないが、
さすがにこの4話までの関係性の描写の少なさでは
物語の基本を知っている事前提で描かれているようで
まるで響いてこない。

こういうシーンが全編に繰り広げられる為
個人的には逆に演出の為の、セリフになっている様に感じてしまう。

相まって、富野作品のメイン担当の声優の演技力の無さ。

ジブリ作品が好んで声優ではなく素人を選ぶのとは訳が違う。
あちらは素朴さ、純粋さを主人公の少年少女に求めている為だ。
ゆえに脇を固める声優陣は豪華。

富野作品も年齢は高校生から20代前半だが、
素朴さが必要なキャラクターでもなく、むしろ
理系でネガティブで直情的な人物がメインである。
素朴の前に、主人公とヒロインのメイン2人が棒すぎて…

ここまで富野作品に対してのイメージが主だったが
今作品についても少々。

時代のせいかもしれないし、元々子供向けなのかもしれないが
戦闘描写があまりにも緊迫感がなく、
論理性のかけらもない戦い(オーバースキルとかの事ではなくて攻め方や脱出方法)になっていたので
『ああ、これは小学生向けなのだな」と思い視聴を終了。
ただ小学生には固有名詞乱用はついてこれないのじゃないかなぁと…
両面から見ても厳しい評価をせざるを得なかった。

投稿 : 2020/10/19
閲覧 : 25
サンキュー:

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