P さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態：観終わった
何かを増やす度に大事なものを失う悪循環
・全体の流れ
序盤釣りで服を脱がすあたりは攻めてるな~と思いましたが、そこからは守りに入っていたような。
折り返す前位には大体落ち着いちゃっていて、エロ要素は妄想か着替え、入浴シーンが主になっていました。
・主人公
元々優柔不断で、友達に振り回されてばかり。
10話終盤で前世の記憶を思い出すも残り2話。
12話では記憶を取り戻した反動で混乱し、ヒロインへ冷たくあたり続けます。
ラスト喧嘩の末、外へ飛び出したヒロインを追いかけるシーンはパッと見感動出来そうですが、よく考えちゃいけない所でした。
一緒に転倒した時かばったせいで怪我をし、ヒロインが命を削って主人公を救うシーンは「自業自得なんじゃ？」という思いが消えず。
↑
こういうのはあっても良いと思うのですが、最終話にもってきたかー、何でここで、もっと前でも良かったんじゃない？と感じました。
構成としてどうなのかなと。
・3バカトリオ(主人公の友達３人)
話が進めば進む程、何でこの人達一緒にいるの？と。
キャラ設定を先にしたという事でしょうか。
友達になった経緯が描かれてなく、それを納得できる状況でもない。
不自然でしかなかったです。
それぞれの好きな人が決まりだしてから破天荒さが薄れ、インパクトに欠けていたかと。
・天神泰三(3バカトリオの1人)
妹キャラをオカズに飯を食う所がちょっと。
性的な表現とかけていたのかもしれませんが、寝ている女性の匂いを嗅ぎながら米を食べていても狂気の沙汰だし、そこまで貫いているのに笑えないのは何故でしょう…
それ故に他の2人といても消極的な部分があったりと中途半端な位置付け。
・男女で表せないものは男対男などで
全員が女好きという設定な為、地獄絵図でしかなかったです。
しかも多かったし。
いっそのことBLに寄せて欲しかったです。
勘違い設定でもギャグものとしては有りだったんじゃないかと。
・女性陣
概ね気にならなかったのですが、いわゆる不細工枠として出した子の性格と扱いがひどかったです。
一歩間違えたら、いや、人によっては差別的と捉えるレベルじゃないかと。
日本ならでは緩さを感じました。
・類似作品と比べて
比較していいものかわかりませんが、監獄学園なんかと比べると男性陣の設定＋女性との繋がりと、その継続が雑だなーと。
上にも書きましたが、他と比べると友達である事の必然性や絆などについて伝わってこなかったです。
