「花とアリス 殺人事件(アニメ映画)」

総合得点
63.0
感想・評価
142
棚に入れた
535
ランキング
4488
★★★★☆ 3.6 (142)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

婚姻届とお米はよく噛んでから飲み込め!

視聴前 どういう

視聴後 んなばかな!?

この話は殺人事件(?)が起きた高校い転向してきた女子高生の話
ジャンルは女子高生・学園・生徒
基本的に出てくる人は脳みそ足らない人ばっかです。個人的にアホは嫌いな部類の入るのですが、本作のキャラは単純なバカなので許します((

本作は実写映画の前日談らしいです。実写をみたことないですし、見る気も無いのですが、もしかしたらそちらを見たほうが面白いのかもしれない、ということを一応言っときます。

内容としては全然ミステリーではありません。殺人事件といっていますが、殺人事件なわけがなく、でも謎は多い、といった調子で最後まで突っ走ります。
先程行ったとおり基本バカしかでないので、物語がノリと勢いで成り立っています。それをコメディと捉えるか手抜きと捉えるかは個人次第だと思いますが、個人的には手抜きに見えました。

引き込むような面白さはありませんし、キャラに共感できるわけでもありませんし。自主制作の延長線上というイメージが強いです。
褒めるとしたら視聴者が「第三者」になりえる、ということです。アニメ(というか物語全般)というもので主人公が視聴者である、ということは非常に珍しいです。ほとんどの物語は主人公の行動を見ているだけなのですから、自然と第三者になります。そこで、作者はは「共感」求めました。この共感を用いることで物語に書く量が飛躍的に減り、趣だか雰囲気だかを感じ取る事ができます。

しかし、本作のキャラの発想は(おそらく)我々の思考とかけ離れたものであり、理解、共感し難いものとなっています。
これにより完璧な第三者として事象を観測することができます。良く言えば主人公補正による物語の美化がなくなった。言い換えれば単純につまらない。
共感を用いることが普通の現代では、本作は斬新かつ新鮮なものとなるでしょう。しかし、それまでであり物語は何も面白くありません。コメディで笑えるかと思いきやそのコメディが非常につまらない。つまらないというか寒いというか。
まぁ結論としては婚姻届は手順を踏もう、ということですね((

監督・脚本・劇伴は岩井俊二さん。実写と同じ方だそうですね
アニメ制作はロックウェルアイズさん。

作画は良かったです。動きがぬるぬるしていたのですが、キャラデザが好きじゃありません。
主題歌は岩井俊二さん作詞、桑原まこさん作編曲、椎名琴音さん歌唱の「fish in the pool」

総合評価 まぁバカが許せるなら

投稿 : 2020/12/31
閲覧 : 240
サンキュー:

5

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