「ぼくたちは勉強ができない(TVアニメ動画)」

総合得点
75.3
感想・評価
428
棚に入れた
1978
ランキング
643
★★★★☆ 3.6 (428)
物語
3.5
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7
ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

横綱「はあ可愛い・・・やっぱりぼく勉は尊いなあ・・・」

週刊少年ジャンプにて2017年10号から連載された本作ですが、2020年12月21日発売の今週号をもって完結、約4年の連載に終止符が打たれました。
というわけで、例によって完結記念ということで今更ながらのアニメ視聴。

そうですね、作画はキャラデザに若干一昔前な感じがないわけでないですが、原作の雰囲気を充分描き出してくれていたと思います。原作のエピソードはちょちょい削りながらも、不自然さを特に感じさせることなくテンポよくスピーディーに話を進行していたなという印象。
キャスト陣皆さん好演されてましたが、中でもうるか役の鈴代さんは非常にハマっていたと感じました。想像以上にマジうるか。

OP、EDも悪くなかったです。2期もありますが、あくまで雰囲気を知るための視聴なので1期で充分ですかね。


以下、リアタイ勢の原作回顧録
{netabare}いやー、連載当初のことはよく覚えてますねー。当時新連載6連発という近年珍しい新連載大量投入の1発目が今作でしたから。当時のジャンプはマジで暗黒期でしたから、新規が6作品も来てくれるというだけでありがたかったものです。当時ラブコメ枠には既にゆらぎ荘が居座っていたため正直どうなるかとも思ったのですが、結果としてはこの時の弾で2番目の最長連載作品になりましたね。(1番は今も連載中のDr.STONE)
というわけで、当時の思い出を振り返っていきます。

・連載最初期
圧倒的うるか一強。いやマジで。
というのもメインの文理二人がですね・・・
方や主人公に対してやたら辛辣で、ところかまわずうどんを錬成し、親父がなんかヤベータイプの親バカ。取り柄と言えば無駄にデカイ乳くらいしかないちんちく眼鏡。
もう一方は「ナチュラルに相手の心を抉る一言を吐く天然毒舌キャラ」という原作では途中から、アニメでは最初から無かったことにされてる死に設定が付与され、さらに自身の存在感が自前の胸並みに薄いといういらん調味料だけ加えられた無味娘という有り様。
その点うるかは一見活発脳筋少女ながらも中学時代から主人公を一途に想う乙女心、さらに料理上手という二重のギャップ萌えで男心にストレートに響く個性を持っていて、そりゃもううるか一択というわけですよ。
林間学校までは本当にうるか以外の二人はマジで人気無かったです、とくに文乃。

・連載初期~中期
徐々に徐々に文理二人にもスポット当てられつつも、やはりまだうるか一強感が拭えない。そんなうるかにも読者は徐々に慣れ、アンケート結果も真ん中あたりをちょろちょろ動く一番不安な時期に。そんな時投下された二つの爆弾、桐須真冬と小美浪あすみ、マジでこの漫画の救世主でした。連載1年目終盤から2年目中ごろにかけては先生先生&あしゅみーという推しっぷり、「あしゅみーと 先生出せば アンケ来る」とでも言わんばかりにアンケが低迷したら即この二人のメイン回投入。実際この二人メインの話面白かったからしゃーない。そんなこんなで人気を維持しつつも、アニメのラストで描かれた縁日を境に徐々に正妻ポジを固めていく文乃さん。思えば既にここから始まってたんやなあ・・・

・連載中期~後期
ヒロインそれぞれのメイン回が毎週展開された安定期。正直この頃はヒロインが全員魅力的になっていたので

もううるかENDでいいでしょこれ

あるぇ~?今週の理珠りん可愛くねぇ~?

やっぱり師匠(文乃)がNo.1!!

先生以外ありえんわ

あしゅみー先輩FOOOOOO!!

てな具合で毎週のように推しが変わるという始末。ただ正直読んでて本命は文乃、人気が凄かったから先生がワンチャンあるかも!?くらいに構えてました。
{/netabare}

原作未読の方にはネタバレ!原作の結末は・・・
{netabare}さーて、全員魅力的な壮絶なヒロインレース、果たして誰が制したと思われますか?
勝者は・・・なんと全員です!!
どういうことかと言いますと、まあ発表当時結構ネットでも話題にはなったのでご存知の方もおられるでしょうが、今作少年誌のラブコメ漫画としては異例のマルチエンディング形式を採用、よってヒロイン全員分の√が描かれました。
実はこれ結構賛否両論でして、批判意見も結構目に付きましたが皆さんはどう思われるでしょうか?
私?毎週めっちゃ楽しんでました!!
以下、個人的な各√採点

武元うるか:80点
1番最初にEDが描かれたキャラ。当時はアニメがうるかEDを匂わせる終わり方だったため、それに合わせたのかもという意見もありました。当時まだマルチエンディングだとは知らされていなかったため、他のヒロインの失恋も描かないままうるかENDとは何事か!という批判が多かったですね。まあマルチエンディングと知らされてからは全員手のひら返してましたけど。
うるかは最初から成幸一筋だったのでその想いが成就して感無量、ではあったのですが、前述したようにマルチエンディングと明かされる前だったので他ヒロインの√に比べてうるか個人へのフォーカスが若干控えめだったのがマイナスポイントです。

緒方理珠:65点
二人目のED。連載中からずっと思ってたけど、あなたメインの話は基本的にホント面白くないわねえ!!キャラクター自体は悪くなかったんですが、メインに据えるとかなり微妙、マスコット枠なんですよね。
まあ理珠√最大の問題点は、これ本当にお前の√か?と言いたくなるくらいには関城紗和子√だったこと。ぶっちゃけ関城メインの方が面白いレベル。メインが食われてどうするよ・・・

古橋文乃:90点
3人目。縁日でのお泊りをきっかけに徐々に徐々に正妻ポジへと登り詰めた我らが師匠。正直最初は彼女に落ち着くだろうと思っていたので、この√が私にとってみれば正史みたいなもの。成幸に対する自分の気持ちがどんどん大きくなる文乃、そんな彼女にいつの間にか自身も惹かれていく成幸、うーん、大変よろしゅうございました!

小美浪あすみ:100点
4人目。彼女に関しては連載長期化に伴う完全なるテコ入れキャラなので、通常であればまずEDなど望めないであろうキャラです。しかしその面倒見の良さと小悪魔っぷり、さらに家庭事情を絡めたストーリーはいずれも良質であり、負けヒロインにするのはあまりに勿体なすぎる存在でもありました。今回のマルチエンディング方式の恩恵を一番受けたキャラクターと言っていいでしょう。
ラスト成幸に対してデレッデレな先輩マジヤベえからな!今まで散々後輩としか呼んでなかったのに、顔紅潮させながらの「成くん」呼びとか反則級に可愛いからな!

桐須真冬:85点
大トリ。その圧倒的なギャップ萌えで人気投票の1回目2回目ともにぶっちぎりで1位を獲得した凄いお人。ぶっちゃけこのマルチエンディング方式は彼女の存在を無視できないためにとられた措置なんじゃないかと思います。
うーん、ただ話の内容としてはもう一歩欲しいといったところ。先生が人気だったのはやはりそのキャラクター性だったんだなあと再認識。まあ当然決して悪くはなかったですよ。直前のあしゅみーが強すぎた・・・
{/netabare}

ぼく勉は何気に私が連載1話目から最後まで追い続けた初のラブコメ漫画だったので、終了したのがジワジワと効いてきてます。もっと見たいよ・・・筒井先生カムバーーーック!!!


※レビュータイトルに関する余談
{netabare}横綱って一体何のことやねん、って思われるかもしれませんが、これはですねえ、2019年の年明けあたりからだったでしょうか。当時ジャンプで連載中だった『火ノ丸相撲』のキャラクターたちがぼく勉の推しについて語るというコラ画像が謎の人気を獲得し一部で大流行。結果、本編では一度もそんな描写がないのに
火ノ丸相撲の力士=ぼく勉好き
という意☆味☆不☆明な図式がいつの間にやら成立してました。
またこのコラ画像が火ノ丸の各キャラクターのツボを押さえていて妙にクオリティが高いんですよ・・・
特に大相撲編で出てきた横綱の刃皇は、本編内でのその強烈なキャラクターも相まって特にぼく勉推しの筆頭キャラに。ちなみに横綱の推しヒロインはうるか。
というか刃皇に関しては火ノ丸本編がネタを提供しすぎ・・・
濃すぎるんですよあの人!!
火ノ丸相撲が連載終了後もコラが作り続けられました。気になる人は調べてみたらいいんじゃないでしょうか?マジで面白いので。
ついでに火ノ丸相撲の原作読んでね!(ダイレクトマーケティング){/netabare}

投稿 : 2020/12/22
閲覧 : 106
サンキュー:

22

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