「ウマ娘 プリティーダービー Season 2(TVアニメ動画)」

総合得点
88.9
感想・評価
666
棚に入れた
2112
ランキング
93
★★★★★ 4.2 (666)
物語
4.3
作画
4.1
声優
4.2
音楽
4.2
キャラ
4.3

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

みゃあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観たい

期待大な続編

ウマ娘 プリティーダービーは視聴済みで大変面白く、楽しみました。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2は、ただの続編ではなく主人公が変わるようです。ウマ娘 プリティーダービーでスピカの仲間だった、トウカイテイオーとメジロマックイーンです。

1期では魅力的な可愛いキャラクターデザインに熱い競争、そこには元馬の熱くまた悲しい物語がありました。そして登場するウマ娘たちは元馬が大変優秀な馬ばかり(訂正、優秀だったり人気があったりする知名度の高い馬ばかり)。


皇帝シンボリルドルフの子として生まれたトウカイテイオーはウマ娘では生徒会長シンボリルドルフに憧れる新入生でした。この辺のエピソードも掘り下げられるかも。

元馬の世界では同時期にメジロパーマーやメジロライアンというメジロを冠した優秀な馬たちがおりましたが(血統は違い兄弟ではない)、ウマ娘には出ていません。
(※ 訂正します。第1話でテイオーがトレセン学園に登校したところでメジロライアンが、キタサンブラックとサトノダイヤモンドを学校案内しているところでメジロパーマーが登場していました。)

当時夜のニュースとかでは競馬の結果とかやってて、メジロ〇〇というのはやたらと聞いたものです。
芦毛のメジロマックイーンって滅茶可愛く描かれていたので楽しみですね。え?ゴルシも芦毛?・・・・・え?


ちょっと気がかりなのは、制作会社が変わりスタジオKAIとなりました。この会社実力が良く分かりませんが、親会社は大きく、wikiでは作画にシンフォギアのスタッフがいるとか。PVでは絵柄に大きな変化は見えなかった気がします。1期を作ったP.A.WORKSが制作協力に名前が入っていたので大丈夫そう。

期待値・・(95/100)



第2話まで視聴済み感想
{netabare}1話の日本ダービーのゲートが開くところからのBGMは熱い、これはS1と変わらずで一気にテンションが上がる。ウイニングライブはカッコイイ系の歌で、そのまま特殊エンディングに繋がります。テイオーの足の違和感をトレーナーやルドルフが気づいて緊張感が高まった中、ブラックアウトからテイオーの歌は聴こえ続けテロップが流れる(テイオー自身は大事と思ってない)良い演出でした。

2話まで観て面白さの点で期待を裏切らない出来だと思います。今回新たに登場したチーム「カノープス」が「目指せG1勝利!」という張り紙とメンバーから、G1で勝てなかったけど強いインパクトを残した元馬たちのチームということみたいです。ツインターボやナイスネイチャは私でも知ってる。ナイスネイチャのキャラデザが可愛すぎる。

ただただ強いウマ娘を追うのではなく、そこにある物語にかなり注力しているのだと思われます。トウカイテイオー、メジロマックイーンが勝つということは、己の力を尽くしてもなお「彼女」たちに負けたウマ娘たちがいるわけで、その代表格が集まっているのがカノープスかもしれません。
カノープスのメンバー募集のポスターの文面は「集まれ輝く個性!!」でした。多分に競馬が好きだった方たちには凄く響く言葉なのではないかと思っています。

テイオーもマックイーンもその勝利に到達するまでにドラマがあったわけで、それらは今後の更なる楽しみという感じ。{/netabare}

第10話までの感想
{netabare} トウカイテイオーとメジロマックイーンという強いウマ娘だけを素材としても、それだけじゃ物語性は1期のスペシャルウィークを超えるのが難しいと思われていた中、ミホノブルボン、ライスシャワーのエピソードを挟んできました。
当時ライスが勝った時の報道のされ方が、ライスを褒めてなかったのが印象に強く残っています。別段競馬ファンでも無かったのに印象に残っているんだから3冠とか3連覇とかの話題も大きく、放送側も力が入っていたのかもしれません。
ウマ娘のライス絡みのエピソードは良く作られていると思いますが、個人的にはモヤモヤが残るものでした。こればかりは仕方がない。史実を大きく曲げないのがこのアニメの良さだから。良く昇華させていたと思うし、ライスとブルボンのキャラクター付けも良かったしレースの見ごたえもあった。

話は進んで、引退を考えるトウカイテイオーともっと走ってほしい周囲のウマ娘たちとファンたち。ここでseason2で登場したカノープスというチームの存在が非常に生きてきます。
カノープスはG1こそ勝ってないがとても強くファンの心を掴んだウマ娘たちがいるチーム。彼女たちだってG1で勝ちたいのです。強いウマ娘と戦い勝利したいのです。
ここでツインターボにそのみんなの気持の代弁者をやらせたのは良かったです。
本当に小柄で端から飛ばして先頭を走ってないと追い上げて差せる余力はない。してやったりの勝ちかボロボロの大負けかという強い印象を残すターボはG1は未勝利、それでもテイオーと勝負したい。七夕賞で相手にされてなかった、そして走るのをやめるというテイオーに「諦めなきゃやれることを見せてやるんだ」という気持ちをチームのみんなに吐露します。

9話放送では何故七夕賞?と思っていました。その七夕賞も10話冒頭でサラリと流されて描かれたけど、まさかオールカマーで見せ場を作るためだったとは。ツインターボに2レースを当てるとは思ってもいなかったので驚いたと共に、この展開には感嘆しました。あんなに後続を引き離す大逃げなんて滅多に見れないし、勝ち切るのも珍しい。強いインパクトを残したレースです。そのモチベーションとしてテイオーを絡ませたのは面白かったです。ずっと他メンバーが活躍する中で伏線を貼ってましたしね。

後テイオーに声をかけるスピカメンバーでスペがスズカが写っているスマホを持っていて、それが一瞬遺影に見えます。実際スズカは外国に行ったまま帰ってこないままです。そういう扱いになるのかと思いました。
season3があるならライスも海外に行ってることになりそうです。

{/netabare}

いよいよ終盤を迎えるがここまでの展開はかなり良く期待に応えていると思いあます。

投稿 : 2021/03/10
閲覧 : 303
サンキュー:

16

ウマ娘 プリティーダービー Season 2のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ウマ娘 プリティーダービー Season 2のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

みゃあが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ