退会済のユーザー さんの感想・評価

2.2
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態：途中で断念した

やっぱりなろうだった…

強くてニューゲーム復讐譚。一話だけなら面白いと思ったけど…。
いつものやつでした。

第一話回復術士は、やり直す！
{netabare} 勇者の一員だが王女「フレア」をはじめ仲間からはゴミ同然に扱われてきたヒーラー「ケヤル」。魔王との最終決戦にて他勇者は戦闘不能な中、単騎で魔王を打ち取り賢者の石を手に入れる。人生をやり直しフレアに復讐するためケヤルは賢者の石の力を使い、世界を「回復」する。

2度目の人生を送るケヤルは精霊との出会いから前世の記憶を取り戻す。世界を回復しただけなのでこれから起こる出来事は前世と同じ。「2度目の人生では同じ失敗はしない。」前世の記憶を頼りに対策を練り心構えは万端。

予定通りフレアの仲間として迎えられたケヤル。勇者と交われば自身の能力が上がるとメイドたちから入れ代わり立ち代わり夜の襲撃を受ける。前世ではあまり干渉せずにいたが今回は目的の為、積極的に受け入れ経験と情報を集める事に専念する。

ケヤルの能力ヒールは欠損部位を再生可能な程に強力だがデメリットも。それは回復対象者の「経験」が一度に頭の中に流れ込んでくるというもの。対象者の学習した知識や情報も得る事が出来る反面、過去に起きた絶望や苦しみまでも一度に取り込んでしまうため、程度によりその場で気絶し動けなくなるほどのショックを受ける。この副作用によりフレアからは戦場では使い物にならないと評され「クスリ漬けにしてでも使えるようにしろ」との命が下される。もちろんこの悲劇を知っているケヤルは事前に気絶耐性や毒耐性を取得済。前世と微塵も変わらないフレアの鬼畜ぶりを目にしたケヤルは気絶した振りをしながら決意を新たにする。
「ありがとう。これで心置きなく復讐出来る。」

え、面白いんだけど。

1週目で賢者の石が手中にあるならその場でどうにかできたんじゃねーの、と思ったがあくまでスゴイ回復が出来るってだけ、ブースターでしかなかったって事ね。なんでもできたら話が終わるしな。

先の展開は全部分かってるから先回りして準備万端で返り討ちには出来るけど、それ続けると展開自体が変わりそうなのでそうなったときにどう転がすかは懸念。女キャラたくさん出てくるっぽいけどハーレムなのか。ケヤルにすり寄る理由はきちんとあるので他の女キャラもゲスばかりで女同士の争いまでやるのなら大したもんだとは思うけど尺が無いか。フレアがどこまでゲスになれるかが勝負所ですかね。

ヒールしてなんで経験が入るんだよYO！とか難癖つければキリがないでしょうが、うんわかったしてからその設定をどう使うかを楽しむ作品だと思います。こういう変な設定が次々湧き出てくるからなろう系は面白いですよね。出オチ作品にならない事を望みます。なろうだろうがソシャゲだろうが面白けりゃよかろうなのだ。71{/netabare}

第二話回復術士は、フレア王女を壊す！
え？もうフレアの復讐終わり？次はアイツら？なんだこれ？強くなるために逃げ出すほど苦しいヒールの酷使に耐え忍ぶってところまでは良かった。ここまでの仕打ちをうければそりゃそうなるわなって。錬金術の経験を得たことででなんでもできますってなんだそりゃ(笑)。それなら一週目でなんとでも出来たんじゃないの？一週目では錬金術の経験が入手できてなかったとして、じゃあなんで今回はヒール対象を選べたの？前回もヒール患者の拒否はできなかったんじゃないの？なんで今回はそんな都合のいい治療対象が出てくるの？回復しかできない主人公がどうやって復讐をとげるかが見所だと思ったのにこれじゃいつものやつじゃんか。あ、そうだった。これなろうだった。さいなら。