「劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~(アニメ映画)」

総合得点
69.6
感想・評価
76
棚に入れた
294
ランキング
1707
★★★★☆ 3.7 (76)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ネタバレ

ひろぞう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

原作の古さは否めないなという感じ

往年の名作であったとしても、今となっては原作の古さは否めないなあと
某CS局の番宣聞きながら痛感した
「原始女性は太陽であった、しかし今や月......」
地球にとっても生命にとっても人にとっても人間にとっても
月も太陽も共に等しく重要なものでしかない
そこに軽重や貴賤などはない
特にここ30年で著しく進歩した天体物理学の進歩の常識からすると
横で聞いていた台詞でもまさにそれだと「なんだそりゃ」って突っ込みたくなった台詞だった
往年の名作を現代的にスポイルするのならいいのだが
そのまま持ってきちゃ駄目でしょって
時代適合性という点で乖離激しくなるだけだから
その台詞聞いただけで、かつてのアニメ化全話視聴しているこちらとしては
最早今の時代に食べたいとは思わない
この台詞聞いた瞬間に瞬間頭に浮かんだのは
当然あの東大名誉教授のフェミニストの莫迦の女の面で
その段階でHDDの肥やしになっていても視聴する気が失せた
これって映画興行的にも惨憺たる有様だったらしいが
さもあらんってかんじだよね
いくら往年の名作だってただ焼きましているだけでは駄目だよ
現代風のテイストに変更しないと
実は老舗の味という物は同じ味を守っている訳ではなくて
常に進歩している物で
なぜなら停滞=相対的な地盤沈下を意味するから
その点でいうとこれなんて本当に地盤沈下甚だしい
番宣の台詞に
「それが大正乙女の生きる道」
紅緒さん今は大正は震災で浅草の六角堂ぶっ倒れてから
昭和-平成-令和の世に移り変わっているので
つまりこの作品の後進性、後ろ向きすぎる企画作風の失敗の原因はそこにこそある
これ映画興行的に前編で大爆死したらしいので、後編製作に当たって相当に難渋を来したらしいが
時代適正もへったくれもなく現代の世に最適化して作らなければさもあらんだと思う

投稿 : 2021/03/06
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