polpol さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

これはやばいっすね

一期からわりと好きでしたけど、すでに二期の完成度爆裂に高いなと。
スポ根モノとして観てもハイレベルだと思います。
あれ？ウマ娘ってこんなに感動する作品でしたっけ？？
まじめな話、大体毎話毎話涙腺持ってかれてるような気がします。

まだ終わっていませんが、すでに私の中では名作認定です。

レースは史実に沿ってる展開らしいですね。
私は競馬は知らないので毎回どのウマ娘が勝つのか分からないからドキドキです。


全く関係ない話ですが……アプリ最高に面白くてハマってしまった。

追記：最後まで観ました
チラシの裏でかけレベルの駄文です。
{netabare}
本作を最後まで観ての感想としましては、凄い良かったと感じます。
好きなアニメって沢山あると思います。
その中で、一番を決めろと言われたら、私はこのアニメと胸を張って言えます。
私の場合、スポコン系が好きっていうのと、可愛い女の子が好きってのがあるんですけどね。

こちらを一言で表すと、現代風昭和スポ根アニメかなと。
勝手な印象で申し訳ないんですけど、根性論・不遇の主人公をこれでもかって見せてくるスポーツモノって昭和だなーって印象持ってます。

多分、実際のレースでは技術とか駆け引きとかお馬さんの状態と相手を見て、戦略を練った戦いをしていると思います。
でも、本作ではそういうモノが省かれ、根性論のみの描写になってます。
ライスしかり、ダブルジェット師匠しかり。
最後まで終始して、精神論です。
揺るぎない信念は、奇跡を起こすって感じです。

また、我慢の連続。
最初の方だけは勝てる主人公（トウカイテイオー）。
それが怪我やライバルに負けたりといった展開が続きます。
そこから足掻く描写（泥臭い展開）をメインにしているのが多分、昭和。
テーマ的には同じなんですけど、本作の上手いところは色々なウマ娘に焦点を当てたところ。
暗い部分を減らし、ライスやチームカノープスにフォーカスを当て、気持ちの良い仕上がりになってます。

それに、繰り返しのギャグ要素。
美容師の人たち、解説入れるファン、得意げな時の鼻の下を擦るなどなど。
単体で見るとそうでもないのに、繰り返し入れられていくと印象に残ってきます。
個人的にはこの部分が特に古臭いなーっと感じました。
自分でも不思議なんですけど、この繰り返していく部分がとても昭和に見えました。自分でも分かんないですけども。

上記の理由により、なんか古いんだけど、現代にあってるなって勝手に思いました。

そんな感想の本作なんですが、私ホント大好きなんですよ。

物語の展開はスポーツモノの王道を最後まで突っ走ります。
例えば、ワンフォーオール。
ケガをしたトウカイテイオーがリーダーとなり、皆を支える。
描写としては、スッキリしていますけども。
そして、オールフォーワン。
最終回有馬記念出場の際には、皆がトウカイテイオーを支えます。
これも描写はスッキリしてますけども。
こういうのは見ていてとても気持ちが良いと感じます。

それに、トウカイテイオーとメジロマックイーン。
お互い良いライバルとして認め合ってる仲間。
10話のラストでトウカイテイオーにかけたメジロマックイーンの言葉。
12話のラストでメジロマックイーンにかけたトウカイテイオーの言葉。
今思い出しても泣けてきて困る。


まー　グダグダ書いたのですが、言いたいことはただ一つ。
ダブルジェット師匠最高！
10話、自分でも気持ち悪いくらい泣きました。
おバカで純粋な気持ちは世界を救う。
伏線の張り方といい、演出といい、実況といい、あんなん泣くに決まってます。

「ツインターボだけが第4コーナーのカーブに入ってきました！」
「ツインターボが大きく逃げる！ツインターボが大きく逃げる！」

『これがあきらめないって事だ～！トーカイテーオーーー！』

「11番のツインターボ！見事に決めたぞ！逃亡者ツインターボ！！」
こんなん泣くわ。

ライバルとも見られていないトウカイテイオーから師匠と呼ばれるツインターボ。
心震える。

{/netabare}

リアル有馬視聴してみました。
リアル競馬で感動するとは思いもよりませんでしたね。
実況の人が本当に驚いている感じでトウカイテイオーの名を連呼するところには、不覚にも感動しました。
この奇跡を生で見てた競馬ファンの人が羨ましいとすら思えた。