フリ-クス さんの感想・評価
1.5
物語 : 1.0
作画 : 1.5
声優 : 2.0
音楽 : 1.5
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
『アニメ作品』ですらない……失敗企画では?
第一回を見ただけなんですが、
Aパ-トがアニメでBパ-トが実写って……
こんなのアニメ作品ですらないじゃんっ!
陶芸の楽しさや多治見市の素晴らしさがテーマの作品なら、
それをアニメで表現すればいいことでしょう?
それを声優さんが実写でご紹介なんて、
まるで『響けユ-フォニアム』で、
演奏シ-ンを実写でやるようなものですよね。
さらに、Aパ-トの作画を見た限り、
登場人物が微妙でなんだかなというのもあるけれど、
それ以上に陶芸作品が『まるっきり魅力的に見えない』。
なんかもうそれって、作品として致命的ですよね?
もちろん、Bパ-トを実写にしたのは制作費の関係でしょう。
アニメの尺を半分にすれば、
原画・動画・仕上などの工程が大幅カットできますし、
声優さんの旅ルポ動画なんて、
一回のロケで撮りだめして複数話に編集すれば、
一話当たりの制作費はひょっとせずとも100万切っちゃうレベルです。
つまり、三十分枠のアニメ番組と比較すると、
一話当たりの制作費が百万単位で安くなるわけです。
で、アニオタと声ブタが両方釣れる、
おまけに実写だからご当地とタイアップが取れる、
まさにウハウハ企画じゃん、というのが目論見ではないかと。
そして肝心の作品はというと、
アニメ部分は前述のとおり致命的だし、
実写部分は『ムリほめ』ばっかりで、ためいきしか出てこない。
もちろん、それでも釣られてくれる人はいるだろうけど、
僕はムリ、絶対にムリ。
モノづくりなめとんのかとしか思えないです。
何を好きになるかは100%個人の自由ですし、
自分の好き嫌いを人さまに押し付けるつもりは毛頭ありませんが、
少なくとも僕は、お薦めしたくはないです、かなり。