「鬼滅の刃(TVアニメ動画)」

総合得点
94.3
感想・評価
1651
棚に入れた
6870
ランキング
5
★★★★☆ 3.9 (1651)
物語
3.7
作画
4.2
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.8

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ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

今更シリーズその2で見ていこうと思って

今更ですが「鬼滅の刃」を見ていくことにしました。一期は全26話でまあまあの長さなんで見れるかと。それで以前Gyaoで冒頭の2話だけ見たことがあるんですが、それが3年ぐらい前で、今回dアニで見たら、どうもスプラッタ表現が削られているような気がしました。以前は炭次郎の家族の死体とか、もっと大写しだったと思います。今回見たら秒数が短かったし、あまり扇情的に映していませんでしたね。私もこれならあまり拒否反応出ずに見られるかなと思いました。おそらく円盤での最終仕様のものがdアニでは出ているものと推測されます。以前はスプラッタ表現が嫌で見なかったのです。

第一話-二話 {netabare} 出だし、大正時代の風俗がちゃんと描かれているのは好印象でした。これは昔に見た時もそう思いましたね。炭治郎が山奥に住んでいるというのも、そういう生活の不便さとかきちんと描かれているのはいいと思います。天狗面の老人に拾われるまで、過不足なくエピソードが組まれていて、子供向けとして安心感のある導入部だと思いました。炭治郎を鍛えようとするあたりのセリフまわしは、いかにも少年誌だという感じであります。 {/netabare}

第三話-四話 {netabare} 話の感じが日本の民話調で、これは一般受けするだろうなと思いました。日本的なものを集めて作られていると思います。やはり日本人は民芸的なものが大好きなのです。土着的なものと言いますか。

炭治郎の強くなっていく過程が、うまく説得力ある感じで描かれていました。剣から水が出て、それは八犬伝の妖刀村雨のようですし、水流紋は北斎の浮世絵のような効果で描かれています。死んでしまっている兄妹のキャラは、今後も話に登場しそうです。キャラの数もあまり増やさないで、うまく物語りが語られているので、子供も安心してついていけそうな感じですね。 {/netabare}

第五話-第八話 {netabare} 沼にいる三兄弟の鬼の話と、大ボスの鬼舞辻無惨の登場ですね。そして珠世さまの話。どんどん話を見ていける面白さでした。大正時代の浅草は、雰囲気がよく出ていたと思います。鬼舞辻は月彦という名前でふつうの人間として生活しているようです。

炭治郎の背負う背負子とか、無惨の服装とかが、大正時代の小説の影響が見てとれますね。乱歩の「押絵と旅する男」とか、思い出します。話の敷居が低い感じで進んでいて、いわゆる深夜アニメ作品ほど頭をひねらなくてもよいのが見ていてすごく楽ですね。シナリオがとても素直な感じです。しかしまったくの子供向けではないあたりが、受けた理由かなと思いました。 {/netabare}

第九話-十話{netabare}
珠世編の終わりですね。二人出て来た鬼は強かったですが、鬼舞辻の側近みたいなやつらではなかったんですね。十二鬼月というのはいったいどれぐらいの強さなのでしょうか。珠世と愈史郎わりと好みでした。珠世は母なるものを体現していたと思います。 {/netabare}

投稿 : 2021/07/27
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サンキュー:

7

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