「クズの本懐(TVアニメ動画)」

総合得点
83.1
感想・評価
1023
棚に入れた
5250
ランキング
332
★★★★☆ 3.6 (1023)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.5

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

クズ麦の本懐

滅茶苦茶面白い。恋愛もの、成長譚や群像劇など様々な視点での評価があるが、僕は只々 皆川茜をストーキングすることのみに専念し視聴していた。

あらすじ)
高校生のシリアス恋愛もの。本命と恋愛成就出来ない男女高校生が、心の空虚さを満たすために本命代替として付き合い出す。勿論最終目標は本命と恋愛成就すること。

本作のおすすめポイント)
前述したが、皆川茜をストーキングするのが楽しい。(皆川茜はヒロイン(花火)やヒロイン相手役(麦)の通う高等学校の音楽教師で麦の中学時代の家庭教師。麦の想い人。)
本作において唯一真っ直ぐに、清々しいほど自分に正直に生きている人物。大変魅力的な女性。
茜は二股・三股は当たり前のクソビッチの恋愛依存症(よりもタイガーウッズの病状に近い?)であり、男から向けられる性的好意と寝取り癖、寝取った男の彼女から向けられる妬み・絶望が大好物。高校生時代から男を喰らい続け、新任教師になった今もひたすらその性癖を実践している。
茜の登場として1話~2話はアペリティフで、茜の魅力が最大限出てくるのは3話から、残念ながら9話で終焉となってしまう。4話「Bad Apple!!」、5話「DESTRUCTION BABY」は最高に面白い。寝取りスイッチが入る瞬間もう生々しくて最高!なお10話以降は茜が性格更生モードに入ってしまうため興ざめ。

本作の不満ポイント)
①ヒロイン(花火)とヒロイン相手役(麦)が全く持って魅力的でない。両者ハイスペック(容姿端麗・頭脳明晰)であるが、極度に臆病で殻に籠もり自分のフィールドから出てこない卑怯者。大した努力もせず最良の果実を得ようとする。(敢えて)恋愛ごときでチマチマ悩んだフリをする薄っぺらな人間。
②ビターエンドにするにせよ、自己を見つめ直す苦痛イベントを入れないと補正出来ないのでは。特に本作唯一の真性クズである麦には何らかの罰が必要であった。
③最後までいたさないこと。相手を愛おしくおもい、狂おしいほど恋愛に依存していれば、最後までが当然の帰結。原作者は何に遠慮していたのだろう?

参考)
自分的にアニメ最高のベッ○シーンは、TV版エヴァ(20話)と旧劇エヴァ。ミサトの心の空虚さを性で満たす様が手にとるように解る。

投稿 : 2021/07/31
閲覧 : 175

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