「この世界の片隅に(アニメ映画)」

総合得点
82.8
感想・評価
691
棚に入れた
3061
ランキング
346
★★★★★ 4.2 (691)
物語
4.3
作画
4.2
声優
4.2
音楽
4.0
キャラ
4.2

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

現代人には到底理解出来ない苦悩

この世界の片隅にの紹介:2016年日本映画。広島出身こうの史代の漫画「この世界の片隅に」を映画化したアニメ。舞台は戦時中の広島。のんびりとした性格の主人公すずは、呉に嫁ぎ、ささやかな幸せを感じながら生活していた。ところが、時代と共にどんどん戦争は激化していき、すずのささやかな幸せが崩れていってしまう。すずはどのように生きていくのか、家族愛とはなんなのか、「この世界の片隅に」は戦争の中で見つけていく希望の物語。(あらすじ)

amazon primeで視聴しました。
自分の世代は、「はだしのゲン」を見て育ったので、
「この世界の片隅に」は、かなり見やすく良い作品だったなと感じました。
「はだしのゲン」は良い作品というより、戦争の悲惨さを伝える為に作られた作品に感じた為です。

話は変わりますが、
現代社会でも、上司と部下の人間関係で揉め、
「だから今の若者は」そう言われています。
そして、会社を辞めていく人も多いです。

そうなってしまうのも自分には当たり前に感じてしまうのです。
この戦争真っ只中を生きてきた人や、その戦後を生きてきた人たちと、今を生きる現代人では、そもそも考え方や幸せの基準も違います。
今は平和が普通で、幸せがありふれているのが当たり前なのですから。

こうやって作品を見て、学んだり、理解することはできても、実際に体験することだけはできません。

それが故に、この戦争の時代に生きてきた人達の強さを思い知った作品でした。

投稿 : 2021/08/20
閲覧 : 169

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