テナ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
劇場版 総集編
劇場版で見る総集編ですw
内容は本編の「かくしごと」と同じなので詳しい感想レビューは本編の方を読んで貰えたらと思います。
総集編ですが、作品に触れると言う意味では、こちらから見た方がいいかもしれません。
もしも、見ようかな?でも時間がないし、……そんな人は、ヒメゴトからでも十分だと思います。
それで、気になった人は本編をってのも全然有りだと思いました。
総集編ではありますが、ヒメゴトは綺麗に編集されてるしピックアップされた物語は作中でも面白いエピソードや記憶に強く残ってるエピソードがピックアップされているしセンスの良さをかんじます。
この作品に最後に仕組まれた物は感動です。
総集編でもしっかり泣かせに来ます。
内容を知ってても泣けてしまう。
ヒメちゃんがお父さんの幸せを知って走りだすシーンから、父カクシのが記憶を思い出すシーンは泣きそになりました。
ヒメの写真撮るあたりと、かぶわぁ〜って
カクシがヒメちゃんに用意したお誕生日ボックスに、入っていた家族3人の何気ない日常の漫画、彼女はつまらない漫画と言っていましたが、そんなつまらない日常が、小さな幸せがカクシの夢だった。
ヒメのお母さんは色を失う病気だった。
だから、最後に家族3人で見た蒼を見たくて事故に合う。
多分、つまらない漫画は、妻の病気が治ったら色を塗ってもらう為に書いたのかな?
妻の世界が彩れば完成するカクシの夢
でも、妻は行方不明になる。
カクシは何故、ヒメちゃんに隠しながら漫画を描き続けたのだろうか?
それは多分、妻の為。
妻は「モノクロの世界か漫画を見るには丁度いいわね」って言葉を残しているので
カクシは妻が読める様に漫画を描き続けたのかもしれません。
いつか帰って来るかもしれないその日に、沢山読ませてあげたいと……
色を失っても楽しめるものはあるんだよって……でも、世間に全てバレてしまって……真実を突きつけられて、漫画を書けなくなった。
「ギャグ漫画を笑って貰えなくなると致命傷」とありましたが、それ以外にも理由があったのかな?とも思ってしまいました。
だから、7年間の記憶を無くした。
ヒメと過ごすた幸せな時間、妻を生きてると信じて探して描き続けた時間、好きな漫画を書いて読者に応援してもらえた時間、彼の幸せでやりがいがある時間。
そして、カクシはヒメちゃんに託した、つまらない漫画……
その漫画は本当はお母さんが色を塗るハズだった。
でも、全てを理解したヒメちゃんが色を付けて白黒だった家族が色付く。
ヒメちゃんは、お父さんを失って彼女の心の世界もモノクロだったのかな?
でも、お父さんが目を覚まして、お父さんの幸せな時間をしれて、彼女の世界は本当の意味で彩った。
だから、母の代わりに色を着けて居たのでしょうね٩(ˊᗜˋ°ᵖⁱ)و
このシーンは凄くいい1シーンだったと思います。