「86-エイティシックス- 第2クール(TVアニメ動画)」

総合得点
79.5
感想・評価
418
棚に入れた
1388
ランキング
488
★★★★☆ 3.9 (418)
物語
3.9
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

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ネタバレ

福松 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

女王と女帝は並び立つのかな

第十二話・第二クール開始早々、ミリーゼが暴走しています。
共和国軍の規律低下はミリーゼ暴走を問題視してない点でも深刻です。
後方部隊しかない軍隊故ですが、このままでは予想されるレギオン大攻勢に対抗できないので、ここも見所になりそうです。

シンエイ一行はギアーデ連邦の市民になったけど、連邦の暫定大統領があからさまに怪しい雰囲気です。元帝国の重臣で、ギアーデ帝国をクーデターで転覆させたのでしょうけど、フレデリカを確保しているし、とんでもない事をしでかしそうです。手段を選ばない理想主義者ってなんか怖いですよね。

軍事考証をしている金子賢一さんのツイッターを発見、階級章の見方は随時公開していくとのことでした。自主的に大尉に降格とかそんな制度があるんですね。

20211031追記
第十六話を視聴、ついに周辺各国へのレギオン大攻勢が開始されました。連邦はどうにか初日を乗り切りました。フレデリカにはシンエイとちょっと異なる「見える能力」があるようですね。フレデリカの元騎士のキリ(の亡霊?)は共和国85区を襲撃後、シンエイ一行の居る連邦駐屯地を急襲したのでしょうか。接近を察知できなかった時点で大ピンチです。

前後しますが、久しぶりのミリーゼ登場。相変わらず酔っぱらい士官どもはどうしようもないクズっぷりです。恐らく叔父との最後の会話。共和国軍は(クズを除いて)全滅必至でしょう。この日のために用意していた特殊な装置でミリーゼは全プロセッサーにアクセス、越権行為のはずですが、なりふり構っていられない状況です。引き付けて防衛、砲兵で撃破しか生き残る道はないと思われます。
武運を祈ります。

20211107追記
第十七話を視聴、前回の追記はだいぶ間違いがありました。砲兵を積極的に活用できたのはレギオンの方でした。
共和国軍は描写が少なかったけど壊滅し首都も陥落、ミリーゼの生死も不明で、ミリーゼファンとしてはかなり悲しい状況です。
同盟軍は残った戦力で陽動をかけ、シンエイ一行15名の空挺降下で修理中のレギオン列車砲を撃破する作戦に賭ける事となりました。キリの問題も残っているし、打てる手がなさすぎ。どうなってしまうのでしょう。

2021-1121追記
第十八話を視聴しました。地面効果翼機とか、にわかミリオタな私でも熱すぎです! 思わず唸ってしまいました。
ようやく連邦の砲兵の活躍シーンが出てきました。この盛り上げ箇所のために取っておいたのでしょうね。
行きは9分、帰りは数日、ということになりそうです。フレデリカはどこかに忍び込んでるんではないかな。OPからすると、オレンジの補給ロボットの中とかに。連邦大統領も相変わらず怪しい言動だし、非常に楽しくなってきました。

2021-1226追記
第二十話を視聴、OPは屈服しない意思を示すのかな。86のロゴが五秒くらい表示されるのが格好良いです(いまさら)。
ライデンはシンと対立、お互いを思ってのことで。シンは生きる目的を見失っていますが、ライデンはそれを与えようとします。「生き残りたい」と。自分を責める気持ちを和らげるには一人では無理、か。時間が解決することもあるんだよ、と声をかけたいです。
関係した連邦の大人たちはクソガキどもを全力で支援。対応するように、シン一行の損耗が激しい。良い構成です。
あ、書き忘れていたけど、フレデリカはやっぱりオレンジの輸送マシン、ファイドに潜んでいましたね。すっかり馴染んでいるしw 彼女にとっての新しい景色、未来の暗示かな。
ほぼ二日間、モルフォを追跡しているシン一行。シンの自問自答に付き合うフレデリカ、小さいけれど偉いのだ。フレデリカの思いの吐露とED、粋な計らいです。
モルフォに巨大な羽根が生える。前はなかったよね?
戦闘シーンのない、ある意味で理想的な戦争劇、シンの救済劇だったと思います。どうかシンに救済を。

2022-0102追記
第二十一話を視聴、のっけからライデンが何か考えている様子ですが、よくわかりません。
アンジュは追っ手を阻むための自爆だったのか・・・。余りにも軽い命の扱いを見せつけられました。アンジュだけではなく、シンエイ一行は次々に脱落者を出していきます。ライデンの言っていたことはこれでした。
元々絶望的な挑戦だったものが、更に最悪な状況に追い込まれていきますが、ここでミリーゼらしきコマンダーの声がして、支援砲撃が。ついにミリーゼが登場しそうです。共和国の最良質な一部が生き残っていたのか。あんな状況で不可能な防御を選ばず撤退するという判断ができ、補給もない中(準備していた可能性大。軍事考証の金子賢一さんは行き届く人だとお見受けしております)、ちょっと先走り過ぎてはだめですが、これを可能にしたのは例の越権行為の全プロセッサー制御秘密装置だったのですね。実に上手いです。
キリの狂気の表現が相当に執拗で、ちょっと堪えました。過剰に思えたけど、これくらいしないと視聴者には伝わらないと結論を出したのかな。もっと別の描き方があったんじゃないかな。「殺す殺す」の連呼じゃしんどいなぁ。
キリが向こう側へ行く描写が挟まり、キメのシーンです。フレデリカに峡楼姫口調がこれほどまでに似合うとは、驚きの別れの一言でした。そうか、このためにじゃー姫の口調にしたのか。なんかあるなと思ったら、凄い良い設定じゃないですかー。(ご存じない方のために記しますと、私のアイコンは「バングドール=破裂の人形」の旧デザイン版です。FSSで調べてね!と布教しておきます)
印象的な無音シーンからの自爆、これはシンエイも助からないでしょう、普通は。
サブタイトルの意味が一話一話しっくり来ますが、今回ほどのものはなかったのではないでしょうか。
印象的に使われている落ちた曼珠沙華は非常に特殊な植物でして、最近それをあるご老人から教わりました。ご興味のある方はググると面白いですよー。

2022-0115追記
あにこれのとあるお方のレヴューより、3月まで放送中断と伺いましたので、ここにも書き込んでおきます。

投稿 : 2022/01/15
閲覧 : 437
サンキュー:

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