タック二階堂 さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
自社の過去の遺産を食いつぶしていくスタイル。
詳細は「とんでも戦士ムテキング」でも観てください。
1980年ですから、僕は小学生のころに観ていた……はずなんだけど、まったく覚えていないですね。タツノコには当時「タイムボカンシリーズ」があり(これとカブるのは「ゼンダマン」とかそのへん?)、「ガッチャマン」があり、その2年後には「超時空要塞マクロス」があったわけで、「ムテキング」はまったく印象にないというのが実際のところです。
で、だ。
冒頭からいきなり、わたせせいぞうリスペクトのタッチのカップルが出てきて、思わず「うわ、寒っ」と声を出してしまいました。そして、OPでORANGE RANGE…
いったい、どこの層を狙って作ってるんでしょうか。
古臭いキャラデザ。とても新しいものを生み出そうという気概を感じない、自社の過去の遺産だけを食いつぶしていくスタイル。似たような立ち位置だけど、共同制作に入っている手塚は、まだ「どげんかせんといかん」という感じで、萌えアニメとか作っているのに、タツノコは…
「タイムボカン」「ヤッターマン」「ハクション大魔王」…
どのリメイクも、とても成功とは言えない(「夜ノヤッターマン」は初回だけは良かったけど)。これも、面白くなるとは到底思えないです…