ERRUE さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
超能力バスケ漫画
テニスの王子様、少林サッカーを彷彿とさせるバスケ漫画。
ジャンプ漫画とProductionIGとのタッグという事で期待して見ていました。
3期まで視聴しましたが、全体を通して面白かったですね。
リアルすぎるバスケって地味過ぎるというか、そういったシーンをアニメ化してもプレイの爽快感も伝わらないし、バスケ未経験者には余計に伝わらないと思っていたので、超能力バスケと言われようが完全に吹っ切れたキャラ設定は潔くて個人的には好きでした。
{netabare}
主人公「黒子」のキャラ設定もかなり挑戦的でした。体格から何から何まで平均値以下の選手が幻のシックスマンというぶっ飛んだ設定。
自分の実力をわきまえた上で相棒の火神含めチームメンバーを陰から支える斬新なプレイスタイル。パス回ししか取り柄が無いとキッパリ言われ挫折するシーンもあれば、後半になると積極的にボールに触れる機会が多くなり、ドライブやシュートを決めるまでに成長する。
正直、こういった漫画やアニメを視聴するには躊躇いがありました。スラムダンクや巨人の星などを視聴してモヤモヤしていたので…。
バスケットボールのプレイ自体は「やりすぎ感のあるスゴ技のオンパレード」でしたが、黒子含め登場人物のキャラ描写は良く出来ていたし、
ゾーンに入った火神が、黒子含め全員と連携したチームプレイの演出もProductionIGの技術をフル投入したカッコいい映像に仕上がっていました。
また、「キセキの世代」が自己中プレイの浅はかさに目を覚ましたシーンは面白かったですね。チームプレイを心底毛嫌いしていた青峰の目を覚まさせた黒子は凄いと感じました。
◎感想
ちょっとバカっぽい設定はあるものの、バスケを知らない人も楽しく見れる作品だと感じました。
{/netabare}