「海賊王女(TVアニメ動画)」

総合得点
68.0
感想・評価
218
棚に入れた
677
ランキング
2179
★★★★☆ 3.4 (218)
物語
3.0
作画
3.8
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.4

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ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

必殺!過去の記憶を辿った本能的な!勘!

この話は島からの脱出を試みる美人娼婦の話

安心してください。娼婦要素ゼロのど健全アニメです。
親御さんやお子さんと一緒に見ても安心ですね。英才教育は早めの内に。

なんか偏見というか個人的な感想ですけど。本作はオリジナルアニメですので、原作?だか監督?だかはわかりませんが、誰かは「コネクト ワイヤード」という言葉を聞いたら飛ぶんじゃないですかね。多分好きですよスタッフ。
途中までは普通ですが途中から化けます。途中から玲音の勢い。いや玲音をだいぶ柔らかくした感じで玲音の一部しか感じられませんでしたが、雰囲気はありました。分かってくれる人がいることを願います

さて内容です。
個人的には「前半と後半で分かれているような気がします。とはいえ、ちゃんと繋がっており、ちゃんと前半を含めた後半ですので、しっかりと最初から見てください。
本作の前半部分はコメディを交えた冒険ストーリー。キノの旅のような一話完結型ではなく、前後がちゃんとしている物語形式。誰がどうしたことによって何が起こり、だから誰が動くのかというのが細かく描写されているため、分かりやすい。「誰がどうした」という事象は理解しやすい。
しかし、「何が起こったのか」を理解するには少し思考が必要です。とはいえ私でも理解できるレベルなので皆様は平気でしょうが、子供向けではないことは確かです。ですので見る際に中途半端な思考で見てしまうと余計わからなくなると思います。気をつけてください

あともしかしたら本作女性向けかもしれません。
男性の皆様はちょっとだけ意識して貰えば。

{netabare}
ある島の娼婦として体を売られる前に脱出したかった主人公(フェナ)は昔に別れた少年(雪丸)に助けられながら脱出。雪丸の故郷にてフェナの父の言葉「エデンに向かえ」の謎を解こうと精鋭部隊を引き連れ海へ出るが、雇われ海賊に襲われ一度は撃退するもフェナが誘拐されてしまう。雇われ海賊と雇い主貴族(アベル)の戦闘の隙にフェナを回収し色々あったが、歌を思い出したことによりエデンの座標が判明。向かった一味と後をつけたアベルは無限の財宝を目の当たりにするが、フェナは更に奥へ本能が行く。色々手順を経た後概念世界に来たフェナ、雪丸はアベルとフェナの母の過去について知り、雪丸とアベルが戦闘。アベル死亡後フェナは「役目」として「世界の再構築か存続か」を選択することになるが、存続を選びフェナとしての個体の記憶や能力は消えてしまった。それでも愛すると決めた雪丸は記憶がないフェナに対して「お前はフェナだ」と言う。

まぁラスト、雪丸がフェナに「フェナ」であることを強要させようとしているのはいただけませんが、それまでがかなり良かったので不問とします。
なにか神聖なものなのに、その先が何も見えてこない、というなんとも不可思議な感覚を味わったのはかなり久々であり、ちょっとLainを思い出してしまいました。PresentDay!PresentTime!HAHAHAHAHA

最後まで雪丸のことは好きになれませんでしたが、フェナちゃんが可愛かったので許します。
個人的に刺さったのはやはりラストの選択シーンですね。観測者(名前はこれで良いんですかね)の演出とか私の中二病の心を掻き立てます。
{/netabare}

監督はToyGerPROJECTさんと中澤一登さんと高橋哲也さんと藤井サキさん。
脚本は窪山阿佐子さん。
キャラデザは高橋靖子さん。
劇伴は梶浦由記さん。SAOの方ですね
アニメ制作はProduction I.Gさん。PSYCHO-PASSの所ですね

キャラデザが正直好きじゃないのですが、割と普通の作画だったと思います。
ですが、キャラデザ担当の方が初めてらしいので…

何を求めていたのか
ということで締めます

投稿 : 2022/08/08
閲覧 : 171
サンキュー:

6

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