「その着せ替え人形は恋をする(TVアニメ動画)」

総合得点
82.8
感想・評価
575
棚に入れた
1812
ランキング
324
★★★★☆ 4.0 (575)
物語
3.9
作画
4.2
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.1

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ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まあ2期きますよね。この先シリアス展開にならないようお願いします。

 サキュバスのところがちょっとなあ、とか作画が安っぽいとか背景とかいろいろ文句はありますが、全体としてはなかなか面白かったと思います。

 ラブコメってやろうと思えばいくらでも引き延ばせるので、ほどほどで進展してほしいところ。引き延ばすと途端にクオリティが下がります。過去回想とか新キャラ頼りになったり、シリアス展開になりますからね。それだけは避けて欲しいと思います。恋愛も言葉だけにならないようにして欲しいですね。

 最後の締めは良かったですし、2期はほぼ確実だと思います。原作は{netabare} 男装ホスト{/netabare}のところまでチェックしました。そこの出来が原作通じて一番面白かったので楽しみです。五条君の進化回ですね。あそこまで行ったらもう恋愛進展させていいと思うんですけど…引き延ばしかなあ…9巻でるんですよね?チェックしておきます。

 それと最近は飽きられるのも早いですので、数ヶ月あいたら忘れます。2期やるならすぐリリースしてほしいですね。22年夏秋は無理でしょうが、23年冬からやったほうが効果が高いと思います。

 ということで、マンガもアニメも好みがありますので、満点ではありませんし、アニメーション(つまり映像)としての不満回は結構ありましたが、今期の中ではほぼ1,2位と言っていい面白さだったと思います。楽しませてもらいました。



以下 視聴時のレビューです。

1話 話としては、秘めたる趣味を共有する2人の恋愛…みたいな感じでしょうか。ストーリーは原作付…なんですかね?テンプレですが面白そうなスタートでした。

{netabare} ただ、絵ですね。人物の作画は基本CGなんでしょうね。技術的なことは最早ついて行けないですが、非常に綺麗ですがのっぺりして平坦ですし、輪郭線が活き活きしてない気がします。これは慣れかなあ…今後はこういう作画が主流になるんでしょうか。あとは全然動いてないですね。退屈になります。
 そしてなんといっても画面…背景ですね。学校パート。これはひどい。魅力が全くありません。窓の外は適当だし、高校の教室の雑多な感じが全然伝わってきません。後半が暗室なのは仕方ない…のでしょうか。ですが、見せ方があるでしょう。ストーリーが面白くても視聴が辛くなります。

 むしろEDのアニメの方が魅力的でした。画作りがいいですね。動きもデザインも良かったです。

 なお、人形の街埼玉県岩槻はひな人形で有名ですね。頭師の仕事、動画で何度か見たことがありますが、ミシンって使いました?まあ、いいですけど。

 うーん、話は興味があるので2~3話、様子見ですね。画は、何とかしてください。{/netabare}

2話 サイズ測定回…男の夢?ご褒美かあるいは罰なのか。

{netabare}  美少女がピュアというかイディオット的な無垢さで、自分の肉体のサイズを測定しろと迫ってくる…大胆な水着で。男の夢でもありますが、草食系男子には心臓バクバクでどうしたらいいかわからない。それは、ご褒美かあるいは罰なのか。そういう回でしたね。

 そして恥辱部というパワーワード…うーん。面白いかも。ヌル女2を是非見てみたいですね。つまり、真面目に考える話ではなく、そういうビッチ系が草食系をエロく翻弄しながらも、最後は…みたいなラブコメなんでしょうか。
 2.5次元ものとか、ビッチが真面目に恋をする、美少女がエロゲ大好きみたいな最近はやりのジャンルの組み合わせですね。

 前回気になったヒロインの作画ののっぺり感は、今回は気になりませんでした。背景がまともになったせいでしょうか。そうなると作画の良さが味わえるようになります。男の作画があからさまに手抜きなのが笑いますが。OPの作画も良かったですね。

 あまり深く考えず男子の妄想を気楽に楽しむ、というチューニングにシフトチェンジすると非常に良作かもしれません。{/netabare}

3話 やっぱり背景に違和感が…

{netabare} ストーリーはラブコメですよね。ビッチ…かどうかはこれからですけどパリピと陰キャの趣味を通じた恋愛でしょうね。コスプレのノウハウものとしての話にもなるでしょうか。
 ヒロインがデレるんでしょうか。エロさも陰湿じゃないので見やすいです。話はかなり面白いですね。
 
 ただ、冒頭の夢のシーンですけど…後で回想するときティッシュのカットが入っていましたね。これはちょっと露骨すぎるかなあ…そこまで説明的な演出にしなくても分かります。視聴者をもうちょっと信頼していい気がします。

 で、気になるのが背景です。ユザワヤとかウイッグの店のシーンですけど…ショップとタイアップでしょうか。非常に精密な作画に見えますけど、店内の写真を画像処理で背景に変換したんでしょうか。外の景色も含めてなんか写真にいろんな処理を使って手抜きしている感じが…手抜きじゃなくて工夫なのかもしれませんけど…なんか、アニメ作品として違和感がすごかったですね。キャラに視点が集まるような作画になっていない感じで、キャラが浮いています。引きの画の時、人物を探してしまいます。

 簡易なイラストやデザインだけのシーンや極端にぼかしている場面と、精密な場面が混在していて何がしたいんだろう?という感じです。

 うーん。コスプレの話ですからキャラの作画全振りかもしれませんが…背景を含めての作品ですからね。これでいいんでしょうか?{/netabare}

4話 化粧&着替えシーンにリソース全振り?すごかったですね。

{netabare}  最後の化粧と着替えのシーンの作画は丁寧でしたね。手も髪も動いていました。ただ、着替えた後のコスプレ衣装で動くんでしょうか。あの薔薇の刺繍のストッキングを履いている姿で動かせたら大したものです。来週楽しみです。

 ですが、やっぱり人物の作画は、マンガに慣れているせいか、輪郭線が一本調子なのが味気がないですね。ヒロインのキャラデザはいいし髪とか瞳とか丁寧にデザインされていて、それが破綻なく動いているので悪くないんですけど…まあ、これからはこうなるんでしょう。
 第2原画の方は海外の方の名前しかありませんでした。動かす部分は海外でコンピュータ処理ということでしょう。こういう作画が普通になるんでしょうね?慣れないといけません。

 それにしても冒頭の駅と電車のシーンの背景?あるいは作画なのかもしれませんが、やけに綺麗で手数がかかっていましたね?対して病院とか自宅の玄関の背景、学校の味気ないこと。この辺のバランスどういう感じなんでしょうか?
 人物ありきの作品なので人物の作画が乱れるくらいなら、リソースは人物にかけて欲しいですが、それにしてもなあ…もったいない…

 話は、まあ予想の上にも下にもいかない、青春ラブコメ+さわやかエロみたいな感じでやっぱり面白いですね。人気もあるみたいです。2期きそうですね。{/netabare}

6話 メチャメチャ面白い。演出が最高です。いろいろ言いましたが…いつの間にか話に引き込まれていました。

{netabare} 背景とかCG作画とかいろいろ文句を言いましたが、結果的に滅茶滅茶面白いです。今期の見ている中では最高ですね。ラブコメとしてかなりの水準だと思います。

 いままで文句を言っていた背景とかCG作画、5、6話辺りから気にならなくなりました。実際に良くなっているのか、感情移入しているからキャラに集中しているのかわかりませんけど。
 
 6話の演出で海夢が電車に乗っている場面、ガラス窓に映った表情と学習塾のポスターの男女の演出良かったですね。ジュジュが泣いた場面の後、ティッシュの山を見せてどれだけ反省したかを上手く表していましたし。赤べこを入れるカットなどもありました。OPの入りのタイミングも海夢とジュジュの区切りとして良かったと思います。

 絵コンテ・演出の牛嶋新一郎という方。君の膵臓を食べたいの監督をやった方みたいですね。それ以外の仕事は良くわかりませんが、この6話の面白さは絵コンテ・演出の要素が大きかった気がします。

 構図とかカメラのアングルもいいですし。お風呂場の危ないシーンの瞳の中の映り込みとか最高でした。

 食事の様子とか、まどマギ+プリキュアみたいな劇中劇も面白かったです。

 恋愛感情を自覚するのと、新キャラ登場ということで話が盛り上がる部分というのもあるでしょうけど「アニメ作品」としての出来が非常に良かった気がします。素人なので具体的に指摘できませんが、楽しませてもらいました。

 それと「行動力」って決め台詞。いいですね。新菜の性格と趣味に情熱を傾ける人間の差を非常に良く表している言葉だと思います。{/netabare}



8話の後半の作画は、きっと何かを表現したかったのでしょう。

{netabare} 8話後半の海のシーンの作画。ちょっとSONNYBOYを思い出すような線でしたね。動きも今までとはがらっと変わって独特で、人物を動かそうという意図が感じられましたし、実際動いていました(というより身体全体を動かそうという感じ?)。綺麗な絵ではあったけど動かない前半とのギャップが面白かったですね。
 背景は実写からおこしたような感じですし、前半で説明があった焦点距離の被写界深度によるぼかしを使っていました。そこに違和感がなくはないですが、現実感…を表したかったのでしょうか。というより非現実感…特別感?躍動感ともいえます。いずれにせよ見ていてなかなか新鮮で好感が持てる演出だったと思います。

 この後半の絵作りの意図はわからないですが、私は青春の一場面として、かなり重要なシーンという位置付けをしたんだろうなあ、と思います。でなければ人物の作画は前半の方法論で十分綺麗にできると思いますし、止め絵になるはずだと思います。

 実際、ラブストーリーとしての一場面として江ノ島の海ですからね。かなり良いシーンだったと思います。今後も作画というより、こういう面白い演出を見せてもらえると楽しめます。 {/netabare}


9話 動かねー 8話でがんばりすぎちゃいましたか?

{netabare}  面白いので、評価はしてますけどね。全編ほぼ止め絵でしたね。動かねー…紙芝居ですね。極主夫道みたいでしたね。パンとエフェクト、目と口だけ動かすだけでした。作画が乱れるくらいならいいですけど。

 それと時系列を入れ替えて、妹ちゃんの驚きを演出したかったと思いますし、視点の問題で構成上やむを得ないと思いますが、突然のことで一瞬頭が混乱しました。{/netabare}

10話 そのセリフは有りだった?

 {netabare} 後は見終わったら総評を書こうと思ってたんですけど、気になるセリフが。

 終盤の「五条君がいないとコスできないじゃん」は、恋愛感情を持っているなら言ってはいけない気が…というか恋する女子としては先に「何か気に障った?」とかが自然な気が…経緯が分かってるからいいですけど、ここって何となく使っちゃった?ラブコメポイント的にはかなりの減点かなあ。原作は見終わったらチェックしますが、これって原作から?

 細かいポイントですが、集中して見てたから気になっただけですけど。{/netabare}


11話 いや…やっとけ?この場面こそ「行動力!!」でしょ?

{netabare} ラブホに行って、それは無くね?しかも上に座るとかまでしておいて…喜多川さんってビッチ設定じゃないの?ビッチな娘が真面目な男に恋するから切なさを感じるし可愛いのに…

 まあ、少年誌だから出来ないのはやむを得ないけど、ならこの場面はどうなのよ?話として入れさせなければ良かったんじゃ…
 喜多川さんが無垢なエセビッチだったってことになると、いい話だと思ってたのが、台無し…とまでいいませんけど…ビッチの淡い恋と言う詩情が…なんかちょっと少年誌の限界を感じるなあ…「少年誌だから」とはあんまり言いたくないですけど…やらせたくないなら、五条くんが逃げる方がまだ自然です。

 連載が進んで人気が出ると実は「純情でした」のパターンかなあ…それとも喜多川さんがラブホなんて慣れてるから、コスプレに集中しててヤバいことに気が付かなかった?で馬乗りでヤバさに気が付いた??

 先週の「コスできないじゃん」に引き続き好きな男とラブホに入って押し倒さないのは、恋するビッチの乙女としては不自然に感じるなあ。このサキュバス編?はエピソードありきで話を無理に作りすぎた気がします。90点で来てたのに10,11話で75点くらいになっちゃったなあ。

 あげ足を取りたいわけではなく、ラブコメだからこそ、セリフとかこういう危うい場面の表現については繊細に考えて欲しいなあ…そこが感動ポイントなになるわけで…女性の原作者なんですよね??女性の原作者だからこそ処女性とかこだわる必要ないはずなのに。

 まあ、五条くんはヘタレだしコスプレに夢中だった、喜多川さんはラブホなんて慣れてるからコス優先だし、五条くんとは今のところコスプレでつながった絆だから、コスプレ=五条くんとのつながりで恋愛表現…というそういう解釈にしておきましょう。

 ただなあ…実は処女エンド?ってことはないよね???今時1つ2つのピアスでどうこういいませんし現実の娘がどうかも知りません。片方で5つですからね。マンガ・アニメ表現の記号として5つのピアスは処女でない象徴かと思ってましたし、そもそものキャラ造形がビッチ前提のはずですが…うーん…


 なお、ビッチというセリフは日本的な性的な意味合いも込めて使ってます。本来は単なる女性に対する悪口で性的な意味合いは無いらしいですけどね。{/netabare}

投稿 : 2022/03/27
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サンキュー:

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