「現実主義勇者の王国再建記 第二部(TVアニメ動画)」

総合得点
68.0
感想・評価
188
棚に入れた
663
ランキング
2164
★★★★☆ 3.3 (188)
物語
3.4
作画
3.2
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.3

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ネタバレ

ERRUE さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

主人公のいい加減さが見えてきた

1期は全て視聴済み。前作を通して感じたことは

「地方公務員試験の勉強をしたぐらいで、国家再建などお花畑過ぎやしないか?」というものでした。

2期になれば多少は改善が見込まれるかもという期待で視聴しましたがダメですね。15話目にして特大の地雷発言でドン引き。

ここからはネタバレ

{netabare}
◎14話
敵国アミドニアとの交渉が始まります。帝国のジャンヌが立会人として呼ばれるが、アミドニアのユリウスの態度は始終無礼な様子。

しかし、ソーマも同じように無礼。王様なんだから現代の服装で人前に出るのはいい加減辞めて欲しいなと感じる。現代日本の「現実主義」を掲げるなら、TPOに沿った服装と礼儀くらい気にしたらどうなのか?

今回はアミドニア側に非礼があるのは事実。しかし、ソーマ王のカジュアル過ぎる服装を見れば「調停の場にそぐわない服装だ」「対談する気があるのか?」
と思われても仕方ないだろう。

◎15話
アミドニアのユリウスが対談から外され、ジャンヌとソーマ達エルフリーデン王国側の人間だけで話が進んでいく。

前話から指摘していたように「ソーマには人に対する敬意が無さすぎる」気がしていたが、今回は特大地雷を踏んでしまった。

ソーマ:「差別発言になるかもしれないから先に謝っておく。俺には魔族と区別がつかない人種がいる」

あのさぁ、お前ふざけるなよw と思いました。勿論、周りから「ソーマ殿、流石にいくら何でも」と諭されるが

ソーマ:「だから差別発言になるかもと言っただろうが!!」とマジ切れw
もうお前王様辞めてしまえ。と言いたい。最初に断りを入れたらどんな失礼な発言でも許されると思っている辺り、人として最低。

リーシアからも「ソーマの発言を聞いた国が、種族差別や迫害を加速させるかもしれない。」とお叱りを受けるソーマ。それに対する返事が

ソーマ「そこまで気が回っていなかった…」
無責任すぎる!今年1番のブチ切れポイントでした。これ宝珠放送で流してたら戦争勃発しますよw

2期が始まってまだ2話しか見てないのに主人公の自己中さが目立つ。
もう自分の中で「ソーマはお勉強が出来るだけの失礼な子供」にしか見えない。

ソーマに対する不快感が此処まで大きいのはなぜか・・・。

『暴言や失言に対して謝らず、開き直って逆切れする現代の政治家』にしか見えなかったから。

今作の「現実主義」の意味を考えた時、現代政治における政治家のダブスタ・暴言失言に対する「無責任さ」も含まれていると考えれば、

・言葉遣いがコロコロ変わる
・失言に備えて予防線を張る
・図星を突かれたら性格が変わったレベルで逆上してキレる
・他国文化の尊重が無い
・人権軽視発言が目立つ

これらソーマの無責任な行動も、色んな意味で「実にリアル」に描けているのでは?と思えてしまいますw

◎追記
16話目にて視聴断念。なろう系×真面目(政治・戦争)の作品は自分には無理だと感じました。言動の矛盾が目立ち、始終ふざけている様にしか見えませんでした。
{/netabare}

投稿 : 2022/01/24
閲覧 : 224
サンキュー:

3

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