「ゲキドル ACTIDOL SCHOOL(TVアニメ動画)」

総合得点
64.1
感想・評価
103
棚に入れた
264
ランキング
3893
★★★★☆ 3.2 (103)
物語
3.0
作画
3.2
声優
3.2
音楽
3.3
キャラ
3.1

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ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

材料はいいが味付けが微妙で割高

女の子達が劇団でお芝居をするのがメイン

劇場の舞台装置がシアステと言う機械により
一瞬で背景や役者の衣装も作り出している

場所が5年前に起きた特異現象により
一部消失している池袋

設定を見た時点では着地点が見えないが
興味はそそられた

しかし全話見ると劇中のセリフにあった
「思っていたのよりショボい」に行き着く

物語的には3つに分けていて

序盤は池袋消失で両親と妹ありすを失った
せりあがアリスインシアターに入り
役者をすることで自分の夢を掴んでいく

中盤はアリスインシアターの座長かをると
SMTの竹崎との対立が激化する中で
他の劇団員の掘り下げ回を作り

終盤はシアステは歴史を改変する為の装置で
真の黒幕である人物により5年前と同じ状況に追い込まれる

元々は2015年に制作されたので
メインヒロインの赤尾さんは粗削り

引き出しが少ないから単調なセリフ回しなので
回を重ねる毎にせりあが鬱陶しい

逆にMaoさんは2年目だけどペコリーヌと
遜色ない出来は評価をまた上げた

SFとして見せるのであれば
アリスインの戯曲で伏線回収してほしいが
最後の選択以外は殆ど箸置き程度

ライブの対バンで宣伝する為に
アイドルのようなパフォーマンスをして
かをるも芝居の幕間に入れようとしていたが
シーンとしては描かれず

そもそも竹崎がどうして演劇に興味を持ち
過去にマキ(かをる)と接点を持ったのかは不明なので
終盤だと単なる道具扱い

ドールも量産型でありむき出しの姿で
SMTが舞台に出している
洗脳光線浴びていないと見た目ヤバイだろw

最後は5年前と同じ状況から突然
芝居している風にいずみとあいりが喧嘩をおっぱじめ
仲裁したせりあが争いよりも分かり合える未来でありたい
と願って5年前直後に戻っていくけど

黒幕であるエンリ・ビエンノが大仕掛する執念を
カールみたいな柔らかさで納得しちゃうから
全体像が浅瀬でバタ足しているようなイメージ

特別編で40分にまとめたがっこうぐらし!見せられたが
りーさんいるんだからそらぁ生き残るやろw

ベースは女の子のひたむきな芝居への情熱で
その点は上手く描いていたけれど

本題であるSFが都合のいいとこだけ抜いているから
余計つまらなく感じてしまった

投稿 : 2022/02/01
閲覧 : 210
サンキュー:

3

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