「劇場版 呪術廻戦 0(アニメ映画)」

総合得点
80.5
感想・評価
322
棚に入れた
1314
ランキング
446
★★★★★ 4.1 (322)
物語
4.0
作画
4.3
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
4.0

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ネタバレ

camuson さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

印象度:80

2021年公開の劇場アニメ。
2月6日(日)19:15~@TOHOシネマズ池袋スクリーン6 E-24。
原作未読。


まず、作画は素晴らしいと思います。
とは言え、テレビシリーズでも十分素晴らしかったので、
そこは「期待通り」どまりですかね。


主人公の乙骨憂太が思った以上に地味キャラでした。

本作は、虎杖、釘崎、伏黒が呪術高専に入学する前の前日譚です。
間接的に、本作に登場しないテレビシリーズにおける新一年生トリオは、
キャラ設定や、相互バランスの面でかなり優秀だったんだなと、
再認識させられた次第です。

虎杖、釘崎が悪ノリでボケて、伏黒がツッコミを入れるというギャグパートが、
ダークな世界観の中でいいアクセントになっていたのに対して、
本作はギャグは少なめで、振れ幅が少ないというか。
パンダ、真紀、狗巻、乙骨だと、パンダの負担が大きすぎるというか。
その分、五条先生が空回りぎみというか。

夏油が悪役の親玉で、その手下も登場するのですが、
手下たちは、キャラ面でも、呪術的にも、それほど活躍がなかったような。
敵の強さによる絶望感のようなものはほとんど感じられず、緊張感が少なめだったような。

夏油の野望に至るまでの経緯や、五条との関係は謎めいたままで、
里香がどうのこうのよりも、そっちの方が気になってしまいました。

のちのち本編で謎は明かされていくのだと思いますが、
単体作品としては、あまりすっきりしないところが多く、
大きなカタルシスは得られなかったというのが感想です。

里香のエピソードは、最初からとても悲しく、
{netabare}成仏したから救われるともあまり思えず、{/netabare}
最後までただただ悲しい話だなと感じました。

投稿 : 2022/02/08
閲覧 : 169
サンキュー:

9

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