「86-エイティシックス- 第2クール(TVアニメ動画)」

総合得点
77.7
感想・評価
337
棚に入れた
1105
ランキング
555
★★★★☆ 3.9 (337)
物語
3.9
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 1期のラストで全滅したかと思われたシンエイ・ノウゼンを始め、スピアヘッドの面々が
ギアーデ連邦で生きていたという始まり。
 ギアーデ連邦はサンマグノリア共和国のような人種差別はないものの、それはそれで別種の
居心地の悪さを感じる。
 サンマグノリアが直接殴られるような感じなら、ギアーデ連邦は笑顔の裏で陰口があったり、
笑顔自体が善意の押し付けだったりといった印象。
 この善意の象徴的人物だったのが、シンエイらの引き取り手となった暫定大統領の
エルンスト・ツィマーマン。
 裏に何かあるかと思っていたら、ただただ善意の人だった。
 ただそれゆえに理想主義にありがちな病んでいる感じがあったが。

 もっともこの居心地の悪さはスピアヘッド側にも問題がありそうで、差別された状況で絶えず
最前線で戦い続ける環境からいきなり解き放たれても、単純に喜べずに困惑してしまうのだろう。
 そしてシンエイは1期においてレギオンの羊飼いとなっていた兄ショーレイと決着を
付けたにも関わらず、未だ死に場所を探しているようで、本作はシンエイの救済の物語という
感が。

 シンエイを救う要素の一つにヴラディレーナ・ミリーゼ(以後、レーナと表記)の存在があるが、
逆にシンエイという存在がレーナが歩み続ける要因の一つになっているという、離れた状況で
互いの安否が分からずともそれぞれの支えになっているところが面白いところ。
 それだけにラストの再会はなかなか感動させられる。
 互いの感情の真意は分かりかねるところがあるが、形としてはなかなか会えない
遠距離恋愛ものの図式だよね。

 レーナと言えば、サンマグノリアの滅亡描写はなし。
 1期においてサンマグノリアの86に対する態度や、状況に対する驕りなどに腹を立てていた
人の中には、「ざまー」みたいな感覚でそういうシーンを見たかった人がいたんじゃないかと
思うが、作り手としては前に進むべき人たちを描写したかったようで、その辺は
見せたい部分ではなかったみたい。

 戦闘自体は昆虫を思わせる多脚戦車同士が戦う図式は変わらず。
 今回はキリヤ・ノウゼンを羊飼いとするモルフォとの戦いがクライマックスとなっているが、
羊飼いとなったノウゼン家の人を解放するという点では二番煎じ的な感じは拭えない。
 まあレギオンの設定上、今後も似たような展開にならざるを得ないかも。
 搭乗機に関しては、自分語りをすると1期のジャガーノートはその無骨なデザインに惚れて
プラモデルを買ってしまったが、本作のレギンレイヴは幾分洗練されていて、それゆえに逆に
食指が動かず。

 1期もそうだったが、敢えて言葉にせず、映像による暗喩などで状況や感情を表現する演出が
随所にあり、これが上手い。
 原作がラノベであることを考えると、これはアニメスタッフの功績なのかな。

2022/06/26

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 98
サンキュー:

8

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