「くノ一ツバキの胸の内(TVアニメ動画)」

総合得点
68.4
感想・評価
191
棚に入れた
566
ランキング
2050
★★★★☆ 3.5 (191)
物語
3.1
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

短期間でキャラを投入しすぎて、ツバキ達かわいいに集中できないよ!

ショート評
・13話の間にメイン36+2キャラは多すぎ。混乱するし、1キャラ辺りが薄くなるので大反対

・忍たまみたいに数年、数クール、数シーズンかけてキャラを増やして欲しかった

・こういう作品はストーリーの緻密さよりも女の子がかわいいできればそれだけで勝利条件を満たすんだけど、当該作品は女の子が多すぎて女の子かわいいに集中できないから…………だめ。

・ED曲アレンジやED動画は力入っているし、キャラの合唱曲みたいなのは大好きだけど、いきなりアレンジ曲を沢山聞かされても困る。オリジナルの曲を何度か聞いた後じゃないとアレンジの本当の良さをフルに実感できない

・[忍者 / JC / 小柄・貧乳 / おでこ]の4点キャラデザ縛りでバラエティだすのは大変だし、それが余計に38キャラを班別しにくくしてる

・カットによってはかなりデコい

・キャラの把握が辛く苦しかったけど13話目はとてもよかった

初見
2022/04

フル評
{netabare}
2000文字程度
13話が非常によくて最終的に好きになった。でも12話までに不満が一杯あるので2つに引き裂かれる思い。13話については後程


キャラ数
13話の間に12班36キャラ+先生二人+男さん+モブキャラは覚えれない。キャラ神経衰弱で苦しんでいて話が半分も入ってこない。ゲスト班登場初回スポットライトに当たってる時はそこまでじゃないけど、2度目登場する時とか集まっている時、食事場面で何気なく会話してる時辛い。キャラ同士はお互いを知っていて気軽に会話してるけど、見てる自分はこれ誰だっけ?こっちは?どういう属性?とか頭の中が???であふれながら見ている。

(基本1クールの深夜の)ソシャゲアニメもそうだけど、どうしても最初からキャラを大量投入しなきゃいけない時は最初の内はキャラの近くに名前タグを付け続けて欲しいな。

ガルパンやアズールレーン、マヨイガはキャラが多い割りに作劇脚本的にキャラのフォーカスのコントロールがうまく、主役とどうでもいいキャラに整理されていたし、キャラが増える速度が調整されてたから思ったより見やすかったかな。

自分はもう全然記憶には無いが、伝聞によると初代アニマス(2011 A-1)やねぎま!は順々にキャラを導入したらしい

1クールでキャラ大量投入された時の見る側の混乱は作り手側にはわからないものなのかなあ。この作品やドールズフロントライン、はいふり、Lapis Re:Lightなどを味わって欲しい!なお1クールアニメの話をしているので1000話やって登場人物300人のジャンプ作品とか銀英伝の話は今回とは関係ない。

てっぺん!!!!!!!!!!!!!!!?話今期 メイン15人
ドールズフロントライン 12話      19人(+名前の識別が困難)
ウマ娘s2        12話   メイン20人+3人(名前タグあり)
Lapis Re:LiGHTs    12話   メイン27人+3人
はいふり        12話      35人
くノ一ツバキの胸の内  13話   メイン36人+先生2

CUEやデレマスは数話で切ったので、アイドルマスター(2011)は中身をまったく覚えていないので表記せず


なお作品が好きになってしまった人は最初の頃混乱していても、好きになった後は全てがあばたがえくぼ状態になるので欠点を指摘しない、認めない傾向があると思う。原作が好きな人は見る前に既に自分の中でキャラの識別ができているから問題ない。でも大半の新規視聴者は多すぎだろって感じたらそこで視聴を切るだろうからそれはお互いに機会損失で非常に勿体ないなって思う。完全に原作ファン向けで新規客の相手はしてないっていうのならそれでもありかもしれないけど。



聞き分け
なんとなく声も似ちゃった気がする。好きな声が何人かいたけど、演技指導で、よく言えばいつもより安らかに聞ける声、悪く言えば似た感じで声/演技が収束し聞き分けにくかった。38人もいるなら何人かインパクトある声を入れたいかも。例えば井澤詩織、釘宮、久野ちゃん、ファイルーズ、小林ゆう、「花澤香菜の低めのぐへへキャラ演技」、みたいな声の劇薬の中から何名か。だって見分けも聞き分けも辛かったから。


ED曲
EDのアレンジが沢山あるのはすごいし、動画も毎回力を入れてるのは伝わるけど、正直基本アレンジの曲が耳に浸透する前にガンガンアレンジかけたバージョンを聞かされるから、なんかすごい?……のかな。たぶんすごい?……よくわからない、で終わってしまう。アレンジ曲もキャラ立ても同じで、新しいものを増やす前にまずある程度基本の繰り返しの積み重ねが欲しかった。


キャラ描き分け
[キャラの外見/衣装/モチーフ]も[忍者/貧乳/JC/おでこ]の4点縛りがあるからデザインするのも大変だった気もする。一部はおでこを出していないけどね(笑)
忍たまならデブキャラ、ガリガリのっぽキャラで男女水増しできるけど、萌え作品だとそのパターンも封印されるのも辛いな。
例えば動物の擬人化とかなら名前がわからなくてもキャラを一目でみわけれる。らきすたならパーソナルカラーでわかる。ファンタジーものならクラス/使用武器や鎧。


キャラ立て
登場キャラが多すぎて、1キャラ辺りの画面登場時間が短すぎる。ベニスモモと、クスリ売りのお姉さん、ソフト百合のロリ子サザンカくらいしかキャラが立っていない。追加で自己愛激しくて泣いちゃう子。あとなんだっけギャルの二人もいたっけ。他人と混ざってると見分けづらいけど。
ストーリーが薄味なのにあまりキャラが立ってないのは厳しい。例えば同じ小原好美が演じるしゃみこや藤原千花はりんどう(仮面被っていてつばきに甘えたがり。美少女設定の子)25人分くらいの魅力を感じる。りんどうはくノ一の中では時間を割かれて掘り下げられたキャラの方であるのにかからわず。


頭部の形
作者がでこ推しなのででこキャラが多く、普段はそこまで気にならないけど見上げる角度?見下ろす角度?によっては頭がでかくてえぐい。
そういえば最近は減っていたけど、80年代90年代のアニメキャラは頭蓋骨の生え際くらいから膨らみすぎって批評が1990~2005年頃にイラストレーターやデッサン重視漫画家から定期的に呈されていたけど、この作品で久しぶりに感じた

あまり詳しくないけど忍たまは今60キャラくらいいるんだっけ?でもあれも月ー金で毎日放送して、30年くらいかけてやっとその人数になったわけで、初日から60人いたわけじゃないよね。キャラの人数そのものより、何年、何期、何話、何日放送したかに対して何人登場させたかの比率(や脚本のフォーカスの絞り方)が大切なんだと思う。
昔シューティングゲームを開発してる時、開発者はテストプレイしてる内にうまくなっていき、初プレイするプレーヤーとの間に丁度よいと感じる難易度に乖離が生まれたという。創作でも似たような事が言えるんじゃないだろうか。創作者はもう100回200回って見て読んで知っていて見飽きているからハイテンポでバンバン新しい者を投入したくなるけど、初見の視聴者はキャラや設定なじむ時間が足りなくて苦しむ、みたいな。



最終話とおおまとめ

なお13話はキャラの数がコントロールされていて見やすかった。対猿タコ戦で出てくるキャラ数も抑制されてたし、ベニスモモとツバキの活躍や最後の全員バージョンのEDもとてもよかった。最後のツバキの「おしまい。」もとてもかわいらしくて花丸100点の出来だったので正直この作品の評価については非常に悩む。
でも、やっぱりメイン38+サブキャラを1クール13話じゃなく5分もしくは10分番組で数年、もしくはせめて、せめて連続2クールしてくれたらもっともっとキャラを好きになれたんじゃないかな。音楽、作画などは非常にレベルが高かったしもっとツバキ、ベニスモモ、モクレン、ヒナギクその他を好きになれたポテンシャルはあったと思うんだ。
{/netabare}

07/07 14話くノ一ツバキの音合わせを見て
エーーー12曲のEDの印象を声優4人に言わせるの?12人に言わせようよ。自分が歌ったわけじゃない他の班の曲を語らせても意味が無いような………。歌詞家が大変だったってコメントには笑った。Bパート、サビは同じメロディでAメロと歌詞が違うのは「アレンジ」の範疇なんだろうか。良くわからない。教えてミッキー!(酒井ミキオ)

投稿 : 2022/07/07
閲覧 : 77
サンキュー:

4

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