「咲う アルスノトリア すんっ!(TVアニメ動画)」

総合得点
60.9
感想・評価
106
棚に入れた
272
ランキング
5499
★★★☆☆ 3.0 (106)
物語
2.3
作画
3.5
声優
3.2
音楽
3.1
キャラ
3.0

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ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

日常系なめるなよ ~´( ; ω ; )`ブヒー

普段なら終わるまで待ってからレビューを書くけど、どうしてもひとこと言いたくなった。

ひとこと
{netabare}
作ってる人はかわいい女の子たちの緩い学園生活、そして迫りくる黒の魔導士イケメンどもとの過酷なバトルの対比を描きたいのだろうけど、後半部分はともかく、前半部分は正直見ていて本当辛い。もうほんっとうきつい。こんなのErgo Proxy以来だ。思わず逃避したくなって他人の意見を求めてあっちこっち探してみると困惑したコメントや絶望の声ばっかりが聞こえるし、5chのスレは早くも廃墟になっていた。……廃墟や絶望って言うとgothicな感じでちょっといいな。いや良くない(反語)。

正直、監督・プロデューサーは日常系や百合JKバトル系アニメの経験あるのかな。脚本書いた人、脚本のあらすじを考えた人、脚本を依頼・監修した責任者はコメディ作った事やその手のジャンルの造詣あるのかなって思ってしまった。

前から日常系はストーリー性が希薄でかわいいだけとオタク内外に馬鹿にされ続けているが、今回アルスノトリア1話2話みて、実は今までの番組はそれなりにちゃんとコメディしていたんだなって逆説的に分かった事は不幸中の幸いだ。キャラがその魅力を発揮するにはやはり脚本が必要だ。それにストーリーが無くてもキャラが立つように書かなくちゃいけないのは余計に難しい。ある意味特殊技能かもしれない。だってストーリーに頼らずに会話だけで30分間視聴者の気を引き続け、視聴者を楽しませようとするのだから。ジャンルでいうと「シットコム」だっけ。今の時代、若い子はたぶんつまらなかったら、スマホを弄り出してソシャゲのデイリー消化やtiktokのショート動画をみるんじゃないかな。


このアニメの問題がコメディとしてのストーリーライティング能力なのか、日常系や女の子動物園アニメ、JKバトルものとしてのジャンルの理解度、解像度の低さからくるのか、もしくは3話になって大枠の設定すら提示できずに空気みたいな会話に間に造語を流して(さらっと難しい言葉を混ぜてくるけど、漢字だと自己説明的でわからなくもないが、初見・初耳で難しい漢字の造語を聞くと脳内で変換しにくいものなのだな)いるせいなのかはわからないけど、
少なくとも魔法少女まどかマギカでは普通にどういう世界なのか伝え、そして日常シーンが違和感なくきららアニメしていて、その上で3話10話でパラダイムシフトが起きていたから楽しめた。まどかのパクリ作品の魔法少女育成計画や魔法少女サイトでも、そして前回話したくノ一ツバキの胸の内でも作品の最終的な評価はともかく、それらの部分に限れば全部、見れる作りになっていた。

ほのぼのJKライフと過酷な運命の二重生活みたいなタイプのストーリーを描き、そこそこ評価を得ているアニメは結構ある。今季の話題作リコリス・リコイルとかもそうだが、もしかして………もしかしたらメインライターはこういうのを死ぬ程嫌ってないだろうか?嫌いで見ていないからジャンルの様式美・加減をあまり知らないんじゃないだろうか?

アルスノトリアの感想を見て回ってると後半のWarning展開について「途中でいきなり変な番組が始まった」「イケメンwarningはじまた」「なんだこれ」とか困惑しているのを見て咲ってしまうけど、そういえば関係なさそうな別の時間軸の2つの話が交互に同時進行し、やがて2つが交差する{netabare}蜘蛛ですが何か? {/netabare}の話のギミック、話の展開の仕方は個人的に楽しめたのを思い出した。あれもよくわからないしうざいと、番組を批判する要素の一つに含まれる事が多かったのは残念だ。ただこの作品でのこの作画演出・脚本演出が効果的に使われているかどうかはわからない。

と話してきたように脚本には疑問しかないけど、5人がだべる部屋の美術は本当にすごい。この作品の美術、キャラデザは手放しに素晴らしい。作画も良い。ネーミングセンスも好きだ、大好きだ。非常に味わい深い。このセンスは大切にして欲しいと思う。でもこのままだと視聴の完走者いなくなるかもしれないな。もしこの作品を見てる人がいて、キャラデザに興味がある人だったら「後半のパロディで名を落としたけどそれでもそれなりに楽しめれるグランベルム」はお勧め、そこそこ。
{/netabare}

3話感想
1話2話よりは若干マシだった。なんで多少見れる内容なのか考えてみた。たぶん結構厚かましい黒猫が弱気なアルスの性格を無視してぐいぐい近づいてツッコミ入れ、鼻をぽんぽんする。そしてアルスもそれに対しふえええんって泣いてリアクションを起こし、それを見て黒猫が猫の手の型をしたクッキーとかをあげたりして更にアルスに絡む。つまりお互いの間でコミュニケーションや感情のラリーが起きていて普通に「面白い」んだ。

一方5人のナントカ組は優しい世界でお互いに配慮しまくっていて、何も起きない。虚無。適度にお互い精神的に踏み込んで、リアクションを起こして欲しい。また枕バトルの作画をケチって止め絵にしたのももったいない。そこでアルスが涙目になってかわいそう……でもかわいいってなるように笑える範囲でやりあっても良かった。

4話感想  一番高い月と名前の無い花のにおい
{netabare}
廊下を歩いているシーンで黒い子(富田美優声)が月に魅了され、一人置いてけぼりになり、後でとてとて走ってきて合流する所とか、月の花で碧い紅茶をいれたり、あほのミドリの子がうとうとしたり、見どころが多少あったものの、なんかたまに難しい概念が混ざっていてよくわからない。今日学んだ事。ミニスカートの上に横明けのサーコートみたいなドレープを着ているんだな。warningのシーンは最後何言っているのかさっぱりわからない。赤い子と青の子もどういう関係なのかわからない。ただ宝箱や部屋を含め、相変わらず美術は考証を含め良い仕事してた
{/netabare}
 
5話感想  遅い朝食と図書館のにおい
{netabare}
うーん。この聖剣伝説にでてきそうな悠木碧が演じるキャラがアルス・ノトリアのお姉さん?というか碧ちゃんがさらっとローマ(帝国)とかロンドンとかこの惑星とかボンボンやばい言葉を事も投げに垂れ流しだした。前回warningイケメン騎士団が「カンタベリー騎士団」とちらっと言った時、なんかよくない感じがしてあえて聞いてないふりをしたけど、その設定でがっつりいくのか。ファンタジー惑星じゃなくて地球設定にすると後々その設定の縛りがじわじわ効いて来て脚本書いてる自分が絞められたり足枷になり、縛りで未来の自分が苦しむ事になるけど、本当に大丈夫かな。新キャラの三人はいたずらな子供って感じでわかりやすくて楽しめえた。
5人がお茶する部活部屋、魔女に呼び出されたカット、洗面の部屋ではパースが効いてて、また図書館で本に埋もれてうたたねをする黄色のワンカットは個性的な画でよかった。

 7話視聴後に追記
ツイートや5chや感想サイトで原作ソシャゲプレーヤーの発言を聞いてり見直してようやくパウリナ様(CV悠木碧)が何を言っているのかわかった。瞬間的な情報量が多すぎて初回理解できていたなかったけど、会話後半でパウリナ様はトリさんに新任教師のウィズ様の授業はどうですか、とかウィズ様がいない間に部屋を使わせてもらっているんだねって言っている。だが問題はウィズ様は原作ソシャゲのプレーヤーキャラ(先生さん!とか、提督!とか、マスター!とかドクター!とか指揮官!とかソレ系の奴)なので本編には1度も顔出ししていない事。漫画でも本編に登場しない最強キャラの噂とかがでてきたりしてゴゴゴゴゴって雰囲気になり、主人公が「えーマジでそんなのが俺の知らないこの世の中にいるの!?こえええええ」とかリアクションする所だけど、この作品はすんごいさらっと流す所は分かりにくい。でももしこれがアニメじゃなくて小説だったらわかるまでニ三度読み返したり、ページ巻き戻したり、手を止めて頭の中で反芻し思考できるのかもしれない。だって登場してないキャラの話題がいきなりでてくるし、授業のシーンも無ければ、トリさんが部屋を借りて使っている(実験でもしてるのか?)描写なんて皆無だしなあ。
{/netabare}

6話感想  始めてのおつかいとブラウニーのにおい

{netabare}
◆良かった所

・おつかいプロットにイギリスの民間伝承を設定や話に組み込んでいて非常にとても最上級に好ましい。現実と非現実の壁をぶち破る魔法や魔女のペンタグラム達が童話や伝承をなぞる所、作中ではまだ魔法や小人が信じられてるいるのが、現実日本とは異国情緒溢れ異世界っぽくて良い

・みんなのどじっぷりとお互いをフォローしようとしてしきれないでこぼこなギャグシーン
・小アルがザ・ハンドで犬をなでるシーン、小アルの転がるシーン、美味美味するシーン。ペンタグラムたちがお互いに食べあいっこするシーン
・ペンタグラムは精霊の店やアシュラムの売店ではマナを物と交換しているが、イギリスの田舎の精霊の店ではシリング貨?とも交換している描写を見て、なにか深く満たされるようなものがあった
・カウンターのベルに魅惑され、おもわず鳴らしてしまうトリ。急いで子供の店員から隠れるトリメル小アルだが、トリのあほ毛がカウンターの影からはみ出てしまう。小アルはそっと掌であほ毛を抑えると、トリは左の小アルちゃんを見て、右のメルちゃんを見て、うんうんごめんねって黙ってうなずいて最強にかわいい
・帰還魔法が非常に丁寧に独特な演出で描写されている。個性的な魔方陣を大きく描いた後に5人でぴょんっと跳ねて中央に集まって魔法で帰還する演出が、「かわいい(魔法)は負けない」ってコンセプトにこれ以上ないくらい合っていてすっばらしい。
・また帰還魔法を唱える直前のシーンも気に入ってる。空がだんだん暗くなり、不吉な風が5人を撫で吹く。ここで番組冒頭の「影を見たら帰りましょう、騎士には勝てませんx3」のシーンを思い出した。心配そうに暗い森を見つめるトリをメルがやさしく、そしてそっと帰ろうと声を掛けるんだけど、ここでセリフで全部を説明するのではなく程よく雰囲気を絵で描写していたのが大好き。

◆悪かった所
・おつかいの登場人物が空に向かって独り言を言っているのが1980年代の3流RPGみたいで人間味が無くボットやNPCみたい。
・新聞紙の下りがよくわからない。なぜピカは新聞紙の話題になるとツンでれるのか、なんで最初は嫌そうな顔をしてから汚い中古新聞紙を懐に入れたのか(最初は貴重な新聞と気づかなかったけど、後から気づいたから?)
{/netabare}


7話感想  トリさんと新聞紙のにおい
{netabare}
素晴らしいストーリーライティングをしている。このライター・シリーズ構成が良く分からなくなった。
5話では図書館でパウリナ様(悠木碧)が下界の新聞の情報も欲しいのだよみたいな話をだした
6話ではAパートでメルちゃんがピカちゃんの新聞好きの話をだして、ピカちゃんが最新の流行を知るには新聞がいいですのみたいな事を言った後に、
Bパートで少年がお店の前にリンゴを古い新聞紙で包んで店の前に置いたのを見てピカちゃんが一人ツンデレボケツッコミしながら大切に仕舞い込み、Cパートでメルちゃんトリさんに新聞紙買えなかったねって言われてツン切れした
そして7話ではさんざんちらちらでていた新聞紙が今度はメインの話題に踊りでた。ピカちゃんがー4人と一緒に消えかけの新聞紙に書いてあった倫敦の流行りの髪型にどうにかしたい!というのが7話のほのぼのパートのあらすじ。5話からちらちら小出ししていた小物を7話のメインの話に組み込む筆力には脱帽した。

また、普通に見ていたらわからないし、普通のアニメオタクや一般人には馴染みないかもしれないけど、ピカちゃんがやった髪型はギャルの昇天ペガサスMIX盛りでもあるが、同時にルネッサンス~近代に流行った髪型なんだよな。調べてみるか
デボンシャー公爵夫人
とか
観るだけで女子力があがる!ガーリー・ワールド全開のお姫様物語(マリーアントワネット)
とか
Victorian hairstyles for women from the 1870s & 1880s
とか
でいいのかな。昔英国王女?フランス皇女?が似たような髪型をしてるのを見た覚えがあるし、裁判官が被る白いウィッグとかもあの頃のファッションに通じるものがあるかもしれない。
つまりこのライターはギャルのアゲアゲファッションと近代貴族のファッションの類似性もしくは関連性を知っていて、それを日常アニメのメインシナリオに取り込んだんだね。面白い。

またwarningパートのイケメソ騎士たちの構図、会話のセンス、知識と緊迫感は非常にレベルが高い。この場面だけまるでJoker Game、サイコパス、プリンセスプリンシパルやや屍者の帝国やGOSICKや異国情緒のクロワーゼみたいな香りがした。いやそれ以上か。ただ会話の内容にはついていけなかった。鳥好きな異端協力者卿の話をしてるのか卿の知り合いの話をしているのか会話の筋が複雑に絡み合い、主語がよくわからなかあった。

ただ一つとても納得いかない点がある、2個もある。7話Aパートでは
ピカちゃん「鳥さんの羽毟らないとね」
トリさん「ハイ!」
ピカちゃん「え…」
メルちゃん「ちがうよートリちゃんの事じゃなくてことりさんのことだよー」
トリさん「ハイ!」
メルちゃん「トリちゃんバード!バード!バード!」
トリさん「あわわわ・・・」
って会話があったり、
新聞を読んでいる時、アブちゃんがいきなり「ロングタイムアゴー」といいだした。古新聞を解読してるピカちゃんは母国語を読んでいる人の態度ではなく、どことなく異国語を読もうとしている人の姿に自分には見えた。
日本語でしゃべってる中、突然英語で読んだって事はたぶん、彼女たちは英語を見聞きしゃべれるんだけど、普段は別の言語をしゃべっていると表現じゃないかな?じゃあ普段彼女たちは何語をしゃべっているのか?精霊たちは何語ナリー?黒猫改め影猫さんはどうなんだあ?そういう事は非常に気になってしまった。


1話三周目感想  開かないジャムとドアの向こうの焼きたてスコーンのにおい
{netabare}
動きが無い。造語が山ほどでる。事前の文脈無しで会話の中突然「ボウジョ」や「ハナカゼ」みたいな聞きなれない文語と、キャラの名前と省略系の名称などがいっぺんに畳みかけるようにでてくる。
造語には画面一杯のテロップが一瞬でてすぐ消えるけど脳に書きこまれない。チュートリアルステージっぽい作りだけど、うごきが無く、回想とかもなく全部その場の口で説明しているから小説向きでアニメ向きじゃないと思った。
そういえば原作では描かれていなかった大事な大事な主人公たちが出会うシーンをアニメオリジナルで作って1話Aパートかけて放送したていねいで直観的な作りのきんいろモザイクとはまったく逆の作り方かもしれない

そこに更に購買部のヴォイニーちゃんの独特な会話で脳みその急速な切り替えを要したり、またごく稀にメルちゃんも何を言っているのか聞き取れない時がある。7話でお茶してる時も????(もぐもぐ)だよーと言っていて、聞き取るのに4回巻き戻したりあにこ便に確認に行ったり字幕を拾ったりする作業が必要だった。
7話まで見た上で1話を本気で見返した結果、分からなかった事やあやふやなまま見ていた事の何割かは明確になったが、それにしてもすっと入るような作りではなく、改めて導入部分で視聴者を本気で篩(ふるい)にかけていて斬新な作りだなって思った。それともしかしてAパート開始10分くらいでメルちゃんトリさんが会釈してる顔の見えない男の導師っぽいキャラが5話でパウリナ様と話していたプレーヤーキャラ「ウィズ様」かな?
{/netabare}

8話感想
奈落(アビス)とハトの羽毛のにおい
{netabare}
ちっちゃなアルの大きな冒険。アルはいつもみたいに隙間の中に入り込み、アシュラムの中や地下を駆け巡る。今回も妙ちきんなかわいいサブキャラが一杯でてきた。

・ネ、ネミ?の人は偽フランス語かな?なお、ゲームの設定では、
 ディウーネ 
  ◇愛の盾で攻撃を受け止め、攻撃を反撃/反射する熱属性のウォールダー。カウンターと様々な耐性により生存力が高い。
  ◇都合の悪い時は英語混じりで胡散臭い
 と書いてある。倫敦タイムスを読んでたピカ、アブラが首をかしげていたから、設定が変わったのだろう。

・ターザン。バロウズがターザンを執筆したのが1912年、
ソシャゲ版の設定が{netabare}1883~1920{/netabare}なので最新の流行の娯楽作品で時代設定としてはあっているんだな。

・鳩。魔法学院都市アシュラムの地下に菌類が蔓延ったりキノコができたのが亀裂の原因なのは分かった。でもなんで鳩が地面に巣を作っていたのかよくわからない。「トリさんがメルのビスケットを上げてる鳩ね」って5寮の誰かが言ったけど、アルスノトリアが鳩を飼ってる描写あったのか覚えていない。前回引き続き鳥ネタなのは相変わらず。あれ?もし鳩を飼っていたのなら、前回の鳥を飼おうって話の時、その話題がでたはずでは。わからない。

・しかしなんだかトリは主人公というよりは添え物っぽい感じがしてきた。

・今回の話の目的を考えてみたけど、ぷちアル回であると同時に、アシュラムの逆アビスみたいな、もしくはサン・ミシェル・デギュイユ礼拝堂のような規模を視聴者に見せていた.....のかな......
文章が長くて飽きてくる
{/netabare}

9話感想
新雪とかまくらの中で飲むロシアンティーのにおい
{netabare}
サブキャラがかわいい。あまりに古典的な雪だるまだなあ。ソロー様やアブラがお茶目で以外。ソロー様はペンタグラムだった頃はおっとりしつつ悪戯好きだった?
{/netabare}

10話感想
ブナの木とお礼のクッキーのにおい
{netabare}
ウォーニングおじさん達はかっこいいし、ペンタグラム達もかわいい。精霊もかわいいナリ~ナリ~。メインキャラは前にでていて、モブペンタグラムは自分たちの個性を「内側からにじませて」からさっと画面から去っていくからとても見やすい。何よりピカが天敵ヴェルムと出会ってですわ対決をしてる時が最高。
ですわ対決、時事性もありおハーブですわ。

作品ってストーリーが進んでいくとキャラの設定とか、好みとかはだんだんないがしろにされがちだけど、ちゃんとトリのアホ毛もフィーチャーされてるのも好き。

ただどんどん騎士の脅威が迫っていて、これまでに何回も5人と騎士との間に戦闘があり、引き分けてきたとピカが言っているのに、戦闘の描写が完全にマスクされてるのは、ウィズ様の存在と共にこの作品って必要以上に情報を隠してない?とツッコミざるを得ない。
それとソロー様が頭から本を落とした時に5人が「トロい」と発言したのはちょっとお下品だと思いましたわ。
胸を張って他人に薦めたくなるエピソード。
{/netabare}

11話感想
馬の毛ブラシととっておきのお茶の葉のにおい
{netabare}
メルが全力でアホの子だし、ヴォイニー、アーボレータムのお姉さん、幼女岐伯、リデルが再度出現してかわいい。新サブキャラもかわいい
面白かった。でも誰かが言っていたけど、トリが最初猫の毛をすんすんしたら
そこで話は終了ですよ。
{/netabare}


12話感想
雨が巻き上げる土埃と仇風のにおい

アルスノトリア 「あのーーーう………」
アルスノトリア 「なんかありそうでしたけど」
小アル 「気のせいだった」
アルスノトリア 「はいです………」
メル 「ねーー」
ピカトリクス 「なんかあると思わせ、ついに扉の前まで迫る……来ましたわー!!」
アブラメリン 「と思わせて何もなかったのはまどかマギカと真逆な作りだな」
小アル 「原作ソシャゲ製作したNitro+作品。まどかマギカ、魔導書擬人化ロボのデモンベイン、トロッコ問題の東京24区……」
アブラメリン「……三年根太郎とリメンバーパールハーバーのBLASSREITERもある」
小アル「『お前の力を凌駕した』」
メル 「小アルちゃんそれが言いたかったんだね。ねっ。」
ピカトリクス 「とにかく……いろいろ試行していますわ」
メル 「もうねー……今回はOP詐欺をアニメ本編でやり切ったよね!」
小アル 「最後まで見ないと中身があるかどうかわからない」
小アル 「シュレディンガーの猫」
アルスノトリア 「猫さん………」
アルスノトリア 「かわいいです?」
メル 「トリの方がかわいいよー!」
アルスノトリア 「あわわわ………」
メル「あははは」ピカ「ふふふ」アブラ「ははは」小アル「……っ」

アルスノトリア 「……終わりなんですか?」
メル 「終わりじゃないよ始まりなだけ」
小アル 「うむ……うむ……」
ピカトリクス 「さておかたずけしますわ」
メル 「先に行ってるねー」
ピカトリクス 「こらお待ちなさーい!まったくもう……」

リデル 「今晩は、メル。皆さんもすぐ来るでありますか!」
メル 「今晩はリデル。うん。来るよー」
岐伯(きはく) 「打ち上げパーティをどどーんとばばーーんとやるのじゃ!もちろん本格英式パーティ。カトラリーには立派なシルバウェア。考証はしっかりやって、食事を食べる作画にはぼーーーん!とリソースを注ぐのじゃ!」
ディウーネ「L'arrière-plan et le cadre du monde sont riches, mais le créateur nous bande les yeux, et nous ne sommes autorisés qu'à jeter de minuscules coups d'œil aux informations. Le succès de cette tentative est ouvert au débat.」

ピカトリクス 「今晩の濃いめのミルクティー美味しかったですわ。6話で新鮮なミルクを取ってきたのが今回につながっているのはお釈迦様でもわからないと思いますの」
アブラメリン 「大英帝国がヨーロッパ全州と新大陸、世界の大半を統べ、イングランド国教会の頂点たるカンタベリー大司教、の配下のカンタベリー修道院騎士団がまるで黒の乗手/指輪の幽鬼/九人組のように駆ける回るこの歪な世界にお釈迦様がいるか分からないが面白かったな。トリの鳩の話も触れてたし」
ピカトリクス 「ま、なんですの。2期とかデフォルメミニアニメとかあるのでしたら、ぜひみた………見てもいいのですわっ」
アブラメリン 「お前がそれを言うか」
おしまい


全12話視聴完了
初視聴2022/7



ヴォイニー
 ほええーこんしゅーでとうとうアニメさいしゅーかい!
 あっというまだったにー

ヴォイニー
 まいしゅーわくわくーだったのに、
 おわっちゃうのさみしーにー。
 しょぼぼん

ヴォイニー
        [元気出して]
        [また次があるよ]

ヴォイニー
 そうだにー、こんかいはおわりでも、
 つづきがまたアニメになるかもしれないにー。
 ヴォイニーそれまでがんばる、うりりー!
https://i.imgur.com/3w6piMv.jpg

投稿 : 2022/09/24
閲覧 : 805
サンキュー:

7

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