「劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(アニメ映画)」

総合得点
68.6
感想・評価
186
棚に入れた
1282
ランキング
1977
★★★★☆ 3.8 (186)
物語
3.9
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.9

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プリカスちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作

2007年頃にキッズステーションで初めて見た時から一目ぼれした作品。
それなのに大人になってもこの作品のことが大好きでいまだに忘れられず..

悪役が外からやってきて、それを倒すというストーリー的には非常にシンプルな作品。でもやはりこの作品で大きく評価されているのは音楽と映像、雰囲気と兄妹の絆だと思う。

ヴェネツィアという最高の舞台をモチーフにし、これを最大限に活かすために音楽はアコーディオニストのcoba氏を採用。これが本当に正しい選択だった。

coba氏はなんと幼いころからイタリア・カステルフィダルド市に留学しており、19歳でヴェネツィアのルチアーノ・ファンチェルリ音楽院アコーディオン科に入学しアコーディオンを含めたクラシック音楽を学んでいた。(wiki参照)
イタリア、そしてヴェネツィアの雰囲気を知り尽くし、それを音楽で表現するにはまさにこれ以上ない人選だったのだ。

映像は湯山邦彦氏がスタッフと共に現地に取材し、主人公のサトシになりきって、ピカチュウの代わりにカメラを持って、水路や路地、建造物デザインなど丹念に視察し、街中を歩き回った。

「取材中に何度も迷路のような街並みに迷ったが、不安感や恐れはなく、どこかワクワクするような未知への期待や好奇心を感じた」(映画パンフレット参照)

と現地に赴かないと感じることができないものを湯山氏が最大限に映像化した結果が【謎の少女、再び(迷宮)】のあの映像と独特な雰囲気だったのだろう。

今年で公開20年になるが、実際映画館で鑑賞しても全く古臭く感じなかった。これからもポケモン映画、堂々の1位の座を維持し続けるだろう。

投稿 : 2023/03/06
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サンキュー:

4

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