「雨を告げる漂流団地(アニメ映画)」

総合得点
71.3
感想・評価
53
棚に入れた
235
ランキング
1328
★★★★☆ 3.8 (53)
物語
3.6
作画
4.1
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.6

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hidehide さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

深読みし過ぎ

歳も歳なんで。
『他がイイ評価なんで自分も…』なんて考えはヤメ、
本音にて。

普通に、
別に感動も何もありませんでした。

泣いた…どこでで
名作…どの辺りがでしょう…

未練が思い出に、と素敵な表現のレビューを見ました。

確かに、団地での日々に思い入れはあるのでしょうが、
今の母との距離感の為に、帰りづらいだけなのでは?

加えて、病室前での自身の突発的な行動により、
その間に病状が急変、死に目に会えず、彼を会わせられず…
そんな身勝手な自身への憤りと、
その申し訳なさ、からの『カメラ』…
その罪悪感、からの団地へ、なのではないでしょうか。

別段、『団地』や『団地での日々』に
深い未練や壊される事への焦燥も感じているとも
思えませんし。

ある意味、2人 + のっぽ君の『団地』での物語。
他の子は、団地とは無関係、ですよね?
のっぽ君も
『2人の笑顔が』と2人にだけ思い入れがあるだけ。
彼は夏芽に、夏芽はじいさんに思い入れがあるだけ。

観覧車のつくも神的彼女は、
『外野』の子供にも意味をもたせる無理矢理感がありますし。

夏芽が1人団地に戻った時、連れ戻す事に拘ったのは
彼だけ、でした。
その時、その場の子供達に家族の幻影が見える訳ですが…
外野的子供達が発した言葉、

『家に帰れるんだ、俺たち』と…

彼以外は、夏芽より、帰れる事を喜んでいました…
グループ感、一体感、あるとは思えないのですが。

1番の違和感は、
のっぽ君の 『君たち』のという言葉です。
のっぽ君は、君たち、と何度か発し、
別れ際の青白い光の時も、
『君たちを元の場所まで導いてくれるから』
…的な事を言うのですが…

のっぽ君の発する『君たち』は、
あくまでも『団地の2人』を指しているのであって、
そこにいる全員ではない気がしました。
要するに、
2人にしか関心がない、
2人さえ戻れればイイ、と…

夏芽、気分屋でワガママ、人の言葉を聞かず、
他人の心配をよそにケガまで…
それに振り回される彼。
そのせいでかつて祖父の死に目に会えなかった彼。
それでも好きだから許してしまって、
許されるからか、その気持ちをスルーして自由行動。
そのせいで、彼、何度か、死にかけてますからね。

基本、夏芽、に共感できない限りは楽しめないのでしょう。

根本的に、そこまで評価する程、でもないかと。
深読みしなければ、本当、3人、のアニメです。

年間、70冊以上の書籍を読む読書好きなのですが。
物書き?何者?そこに目が向くのか?と、
凄いレビューをするなぁ、と思う方々がいる一方で、
そんな自身が敬意を抱く方々がこの作品に高評価だと、
自身が見誤ったのか…
『そう』見れなかった自身が無能なのか…
どうなのか、と…。

投稿 : 2022/11/20
閲覧 : 167
サンキュー:

4

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